たまり場ぶろぐNEO

 奈良県在住、天里友香のブログ。
 漫画・ゲーム・同人等のオタク系話題と日常、時々は真面目な話です。

古都巡りな日③

2011-02-13 11:44:01 | 日記
 さて。帰る地元も『奈良』という古都なわけですが。
 以前にも書いたとおり今ちょうど
『なら瑠璃絵』というイルミネーションイベントが開催中で
「フリー切符を使えば、
そっちに行くも改めての運賃かからないし!!」と、
そのまま開催地の方に向かいました。
 こちらの方は、東大寺と春日大社の中間付近にある
『奈良公園浮雲園地』を中心に
LEDのイルミネーションが施されてたり、
春日大社、東大寺、興福寺、奈良国立博物館で
夜間拝観やライトアップを行ってるのです。
 正直、歴史も浅く(去年から始まった)
規模もそんなに大きくないイベントですが、
でも、奈良は基本的に「夜になると暗い」…
特に会場の付近は普段は街頭すら少ない場所なので
「灯りがとても幻想的できれい!!」
『冬七夕ツリー』なる
「短冊に願い事を書いて飾る
(後で春日大社でお焚きあげの祈願をするらしい)」
オブジェがあったり、
葛入りココアの販売をやってて辺りがココアの香りで満ちてたり
「家族づれも多いけど、
どちらか言えばカップル向けのデートイベントかも?!
(バレンタインも近いし!!)」
 冬の奈良の観光イベントとしては
これから、もっと規模も大きくなればいいなと思いながら
今度は本当に帰宅しました。

古都巡りな日②

2011-02-13 11:07:11 | 日記
 さて。寂光院と言えば
平清盛の娘の建礼門院が壇ノ浦の合戦後に移り住み
我が子の安徳天皇や平家の一族を弔いながら暮らしたという
平家物語などでも有名な場所ですが。
 三千院側と違って、
こちらはどちらか言えば地元の住宅の道を通る感じで、
更に時々あるお店などもシャッターの閉まってる状態が多く。
「…冬って、確かに基本的に観光のオフシーズンだけど」
 それでも、かなり寂れた様子。
 そんな道をしばらく歩いて到着しましたが、
…実は寂光院、約11年前に放火にあって焼けてしまって、
今の建物や仏様は復元されたものなのだそうです。
「…もしかして、それで門前も寂れてしまったのかな?」
 それでも、焼け残った宝物などが展示されてる宝物殿もあり
そこの解説の年表などを見てると、
都の中央での権力闘争や戦争に負けた側の関係が多くて。
「…生き残った、縁の人達が
鎮魂の祈りを捧げながらひっそり暮らした場所なんだなあ」
 だからこそ、山深く静かな光景こそが
本来の大原なのだな…と感じながら、
帰りのバス停へと向かったのでした。
From:天里友香 2011/2/13 11:07

古都巡りな日①

2011-02-13 10:22:42 | 日記
 昨日、お昼前から出かけて
京都は大原の三千院に行きました。
 別に『恋に疲れた』わけではなく(苦笑)、
この連休を中心に
『初午大根焚き』という行事をやってるのを
駅に置かれてたチラシで知って
「ちょっと体調不良気味だし
『幸せを呼ぶご利益』を頂いてこよう!」ということで。
 まずは京都~奈良の近鉄・地下鉄・バスのフリー切符を購入。
 1800円でしたが、大原は利用エリア北限なので、
普通に往復しただけでも元が取れるのです。
 約2時間かけて大原のバス停に到着。
 バス停を真ん中に挟んで東に三千院、西に寂光院があり
まずは当初の目的のある三千院側に。
 細い坂道の脇にはお土産物屋さんや漬け物屋さんが延々と並び、
帰りには何を買おうか考えながら歩くうちに到着。
 順路に従って、まずは中の本堂を拝観。
「日本で最初のおみくじ」というのがあったので
引いてみたら見事に『凶』!!(苦笑)
 ただ、身を慎んで至誠を尽くせば最後には願いは叶うらしいので
「要は頑張り次第なわけね!」
 本堂を抜けると、お楽しみの大根焚き。
 大きなお椀に大きくて厚切りな大根が入ってるのを
とても美味しく頂きました。
 食後、写真の奥に写ってるお堂に護摩木を納めてきました。
「願い事に『心身健全』って書いてきたけど。
待てよ?!
すると、や●い本は描けないってことになるのかな?」

 直後にこんな罰当たりなことを考えてるようでは、
それこそ『凶』な結果しかこないんじゃないかと?!(苦笑)
 バス停に向かって戻る道では千枚漬けを買って、
反対側の寂光院に向かいました。