たまり場ぶろぐNEO

 奈良県在住、天里友香のブログ。
 漫画・ゲーム・同人等のオタク系話題と日常、時々は真面目な話です。

池波正太郎展⑤

2013-11-03 08:45:21 | テレビドラマ
 池波先生は絵を描くのもお好きだったそうで、
食材の鯛や茸のイラスト原画や
パリに旅行された時の絵も展示されてました。
(一部は、本の表紙に使われてるのを見たものも!)
 小説の中の食べ物描写が素晴らしく美味しそうなので有名な池波作品ですが、
こういう絵画的センスも反映された文章なのでは?と感じました。
 最後に、ご生前のVTRのコーナーもありましたが
「小説を書くのと絵を描くのは全然違うことだから、絵は気分転換」
「プロの作家として、締め切りを守るのは当たり前。
挿絵を描く画家の方も待っているのだし…。」とも言われていて
「絵をご自分も描かれるから
『絵が簡単に描けるものではない』のを理解されてたんだな…!!」とも感じました。
「よい展示でした!!」
百貨店の中をちょっと迷子になりながらも(苦笑)
行った甲斐のある展示でした!!

池波正太郎展④

2013-11-03 08:38:16 | テレビドラマ
『真田太平記』や『雲霧仁左衛門』の展示もありましたが、
『三大シリーズ』とされてた『鬼平』『剣客』『梅安』の展示がやはり多め。
『三大シリーズ』についてはテレビドラマの関係展示もあって、
衣装や小道具。VTRも流れてました。
『鬼平』はお頭の長谷川平蔵の衣装が、捕物の時のものから着流しまで充実♪
 密偵の彦十と粂八の衣装は、よく見るとしめてる帯が色違いなのが面白かったです。
「柄自体は、当時の流行りってことでのお揃い?!(笑)」
『剣客』は主人公が藤田まことさんの頃のイメージが強いですが、
最近放送があった北大路欣也さんのVTRもあって、
その時の佐々木三冬役が杏さん。
「背が高くスラっとしていて、カッコいい!!」
 まさに女剣士って感じで素敵でした!!
『梅安』は古い作品でしたが、
短いVTRながら緒形拳さんの表情がなんとも印象的でした!!
「全部、作品を観たくなるなあ…!!」

池波正太郎展③

2013-11-03 08:28:27 | テレビドラマ
 会場内は無論、撮影禁止なので文字のみですが、レポートと感想を。
 生い立ちや、作家になる前の劇作家の頃の展示に
「映画を見てまわった」「徴兵されてた時に詩集を作った」など、
既に後に小説家となる兆しが見えるような。
 書斎の再現コーナーのベッドの上に
「大小の模造刀」と「黒いウサギと、それより小さめな茶色いウサギのぬいぐるみ」が置かれてたのが
意外な光景で印象的でした。
「そう言えば『鬼平』で兎忠ってあだ名のキャラがいるけど、もしかしてウサギがお好き!?
(飼ってらしたのは猫らしいですが…)」
 原稿や連載時の挿絵の展示もあり、
原稿用紙には推敲の跡や、写植のポイント指定らしきことも書かれてるのが残っていて。
「こういうのは、アナログな原稿用紙ならではだよな!!」
 現在、商業作家さんでも増えたらしい
「ワープロで直接データ入稿」は効率的なんでしょうが、
こういう『作家展』の時には、さぞ味気ないだろうと。
「それこそ時代の流れだろうけど!!」

池波正太郎展②

2013-11-03 07:47:48 | テレビドラマ
 近鉄百貨店阿倍野本店は現在、
いわゆる『あべのハルカス』のタワー館と元からあったウイング館があり、
会場はウイング館側の『近鉄アート館』
 …それはいいとして。
「場所がわかりにくいぞ!!」
 ハルカスの建つ前の店には時々行ってましたし
『近鉄アート館』も場所は知ってましたが、
ハルカスが建ったことで今でも館内があちこち工事中。
 おかげで館内の雰囲気が以前と違う上に
「展示をあんまり宣伝や案内してねぇぇぇ!!(怒)」
 何度か迷いながら(ウイング館の上のフロアには、
まずタワー館で目指す階に昇ってから行くのがいいかと…!!)
なんとか会場に到着しました。

池波正太郎展①

2013-11-03 07:28:43 | テレビドラマ
 昨日、近鉄百貨店阿倍野本店で開催中の『池波正太郎展』に行きました。
 言わずと知れた時代小説の大家で
テレビドラマでも有名な『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人藤枝梅安』などの作者。
(現在もBSのNHKプレミアムでは新作の『雲霧仁左衛門』、
BSフジで『鬼平』の再放送やってますね!!)
 今年は生誕90周年だそうで、その記念展です。
 実は、これを最初に知ったのはコミケ上京した時の
銀座松屋の『エヴァ展』(笑)
『エヴァ展』の次にはこの展示があると知り
「ぐぬぬ。そっちも見たかった!!」と思ったのです。
 で。最近『雲霧仁左衛門』の表紙のテレビ雑誌を買ったら
近鉄百貨店阿倍野本店でも開催があると知り
「こっちなら行ける!!行かねば!!」と、
そんなわけで出かけてきました。