お暑うございます。こんなときこそ爽やかに。 ヒナキキョウ

こちら九州・福岡では，雨が上がったかと思うと昨日，今日とムンムンの暑さに見舞われております。

こんなときには爽やかな花に出会いたいと，目線を思いっきり下に。

　　　　　　　　　　　　いましたいました。ちゃんと待ってくれてましたよぉ～。

 

                                                                 　

花は小さくても，これでも立派なキキョウの仲間　　　お名前もかわいいヒナキキョウ。

キキョウソウ（ダンダンキキョウ）とは違い，高く伸ばした茎のてっぺんに一つしか花をつけない（他は閉鎖花）。

写真でもわかるように，めしべの先（柱頭）が開いているものと開いていないものがあるのは，先におしべの花粉を吹き飛ばしてから柱頭を開くことで「自家受粉」を防ぐため。

  　

こんなに小さくても，しっかり種の存続のための工夫を凝らしているなんて，自然の営みの不思議も感じさせてくれます。

 

〇〇えもん．〇〇太くぅん，忘れ物だよぉ～ イロハモミジ

どことなく〇〇コプターぽく見えない？　

実際，マンガそのもののように，回転しながら空高く飛んでいくんだよぉ～。

 

　秋の紅葉は目を惹きますが，この季節，葉っぱの上には…　　

　

　　　　            　ほら，今にも飛び立ちそうなプロペラがこんなにいっぱい。

　　　

                      　　これなんかＳＦ映画の戦闘艇ぽくないでしょうか？

 

モミジの実がこの季節に熟しているって，意外に知られてないみたい…。（あ，ついでに言うとこんな格好のものを翼果といいます。種本体は中心部にある２つの盛り上がった球形の部分です。）

ま，花はもっと目立たないので気づく人の方が少ないのかな…。