Lucky Wing Aの花だより

タイトルにある通り,日々の中で出会った花々の紹介…

春を待ちわびて ⑪ ヒトリシズカ

2020-02-29 06:35:36 | 

静御前が舞う姿からという名前とその花姿にあこがれてました。

すっくと立つ形は玄妙さにも満ちています。

ネットでは4~5月に咲くということでしたが、福智山ろく花公園で初めて会えたのは2月でした。

でもって驚いたのが、「一人じゃないぞ! 一人がいっぱいいる!!」ということでした。

なんとなんと群生しているじゃありませんか!

うす暗い山の中にひっそりとポツンポツンと咲いているものと勝手に想像していたのでちょいとビックリ。

花弁はなく白く伸びているのは雄蕊の葯隔(花粉塊を隔てているそうです)とのこと。

その根元の黄色い粒が葯、雌蕊は1ミリほどの大きさで黄色い粒の近くに半透明の子房をチョコンと見せています(下の写真でお確かめください)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春を待ちわびて ⑩ ゲンゲ(レンゲ)

2020-02-28 06:57:33 | 

シリーズの前作がシロツメクサ・アカツメクサだったので、同じマメ科のゲンゲをご紹介。

色の違いはあるけれど一つひとつの花の形は確かに似ています。

子どもの頃は近くに広がる田んぼ一面がピンク色にけぶって見えたものでした。

田んぼそのものが身近から消えるとともに、レンゲ畑も姿を消していった気がします。

マメ科だからこそ窒素を上手に取り込むことから、肥料として稲を植える前の田にすきこまれていました。

先人の知恵だったのですね。化学肥料の普及ともにゲンゲも牛も田んぼから見えなくなった気がします。

※ ゲンゲがレンゲになったのは、白い花弁の形が中華料理のレンゲに似ていたからだとか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴婦人の耳飾り フクシア

2020-02-27 11:16:40 | 

福岡市植物園の温室の花です。

たまには最近の収穫もと…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春を待ちわびて ⑨ シロツメクサ・アカツメクサ

2020-02-26 07:08:33 | 

クローバーの白い花が野原を埋め尽くしていると、つい寝っ転がりたくなってしまいます。

なんでも3枚の葉がそれぞれ神・キリスト・精霊を現していると言われ、

キリスト教の三位一体の象徴としてアイルランドの国花ともされてるそうな…

宗教心などとんと持ち合わせていない当方はひたすらゴロンゴロン、

そんな中にアカツメクサ見つけたらちょいとうれしくなってしまいます。

それくらいこっちでは珍しいと思ってます。

シロツメクサにもほんのりピンクがかってるのもあるので注意が必要。

花の下、まっすぐ茎が伸びているのがシロツメクサ。

すぐ下に三位一体の葉がついているのがアカツメクサ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春を待ちわびて ⑧ ワスレナグサ・キュウリグサ

2020-02-25 07:37:01 | 

こっちはワスレナグサ

英語でも Forget Me Not!

可愛い娘さんにこの花を摘んであげようとして川に流されてしまった若い男性が最後に叫んだ声だそうな…

※英名修正しました! ごめんなさい、寝ぼけてたみたい…

 

こっちはキュウリグサ

葉をもむとキュウリの香りがすることからこの名前がついたとのこと。

小さくて小さくて撮影するのにとっても苦労します。

毎年チャレンジしてますが、私の腕ではこんなものかと…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする