突然ですが、私の好きなゲーム音楽を紹介したいと思います。
悪魔城ドラキュラX~月下の夜想曲~(プレイステーション版)オリジナルサウンドトラック
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サントラベスト10を私が作るなら
確実にランクインしてくる一枚です。
この作品以前の悪魔城シリーズはどちらかと言えばロックなイメージが強い曲が多かったのですが、
この作品ではクラシカルな曲が多くなっています。
チェンバロで奏でるバロック曲「木彫パルティータ」、
ピアノとオケが優雅に絡み合う「パール舞踏曲」などです。
木彫パルティータですが、海外のゲーム音楽コンサートにて、
作曲者である山根ミチル本人が生チェンバロを披露したこともあるとか。
その場に居合わせたかったですね…くう。
なお、プレステ版の1年後くらいにセガサターン版が発売されたのですが、
プレステ版の頃には無かった新ステージが追加されました。
この新ステージの曲ですが、驚くべきことに、
Vampire Killer、Bloody Tears、Beginningなどといった
往年の名曲の名アレンジが多数収録されているのです!
ただし、残念ながら、これらの曲が収録されたサントラは発売されておりません…。
正確には、悪魔城ドラキュラ Best Music Collections BOXというCD-BOXに
一部収録されているのですが、ほんとに一部のみです…。
コナミさん、サントラ頼みます!
さて、アレンジ以外の新規曲としては「Chaconne c.moll」という曲があります。
「呪われた牢獄」というステージで流れるのですが、
パイプオルガンのみで構成された約5分の大曲で、
ゴシックホラーの世界を体現した一曲になっています。
パイプオルガンをここまで前面に押し出したゲーム音楽は
過去に聞いたことがなく、初めて聞いたときは衝撃を受けて、
コントローラーを操作する手が止まってしまったほどです。
ちなみに少し調べてみると、この曲、
バッハの「パッサカリアとフーガ ハ短調 bwv582」にそっくりなんです。
比較してみるとおもしろいですよ。
コナミさん、サントラ頼みます!(二回目)