戦争はいやだ!オール習志野行動

安保法・戦争に反対する無党派超党派の習志野市民の会です。
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(映画)沖縄スパイ戦史

2018年07月23日 | 映画
『標的の村』など沖縄基地反対の住民に焦点を当てたドキュメンタリーを
撮ってきた三上知恵監督と大矢英代監督の映画です。
戦時下、42人の中野学校(中野スパイ学校)出身者が沖縄全島に派遣されました。
彼らは少年兵らにゲリラ訓練をさせスパイに仕立て上げました。
米軍が撮った少年兵らの写真の数々と生き残った元少年兵の証言を重ねて、
戦場の無残さを伝えています。スパイに仕立てられた少年兵を仲間に銃殺させたり、
仲間に見捨てられた元少年兵の話など。
一方波照間島に1944年暮れごろ、一人の教師が島にやってきます。彼は住民に優しく慕われました。
だが米軍が攻めてくると噂(うわさ)が立つや彼は隠していた軍刀で人々を脅し
、隣の西表島に強制疎開させました。2000頭の家畜は処分し、軍隊が食用に持ち去ったそうです。
着のみ着のままの住民は、マラリアと飢えで500人近くが亡くなりました。
米軍は現れず、その教師も姿を消しました。スパイだったのでした。彼は戦後どうしたのでしょうか。
今日、沖縄南西諸島に自衛隊が配備され、ミサイル基地が建設されつつあります。
自衛隊という軍隊はやがて昔と同じく住民を顧みない行動をするのではないかということを
この映画は暴いています。
7月28日~ポレポレ東中野
公式サイト http://spy-senshi.com/



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