戦争はいやだ!オール習志野行動

安保法・戦争に反対する無党派超党派の習志野市民の会です。
総がかり行動を始め全国の人々と連帯し戦争反対の行動をします。

恐怖政治・密告の勧め

2016年07月11日 | メッセージなど
参院選は自公は改憲を全くかくして大方の予想通り改憲勢力(自民・公明。大阪維新・他無所属含む)
が3分の2を獲得しました。
安倍首相は早くも開票が始まった直後に改憲に私欲を示し、安保法が憲法違反と叩かれて以来
封印していた「憲法審査会」開催を表明しました。
秋の臨時国会から改憲論議が始まりますが、直ちに改憲発議→国民投票となる前に
外堀を埋めるために様々な圧力をかけて来ています。
特に教育現場への締め付けの例です。
自民党が、教育現場の「政治的中立性を逸脱するような不適切な事例」を、党のホームページ(HP)
で募っています。党は中立性を逸脱した教員への罰則を含めた法改正を検討しており、そのための
実態調査だと説明しています。これに対し「生徒からの密告を促すものだ」と批判の声が上がっています。

中立を謳いながら通報先は公的機関でなく自民党とは。
大人どうしの会話ならともかく、教室で「子供たちを戦場に送るな」などという先生がいるのでしょうか。
あまりにも現実離れしたネットウヨばりの思い込みのため、非難が集中したため何回か削除や訂正を繰り返し
下記に差し替えられたようです。

文面を変えるということではなく、このようなお互いに監視し密告を奨励することはどこかの独裁国家の
やっていることではないでしょうか。
萎縮効果は十分あります。たとえが教室で
先生「これから政治の時間を始めます。集団的自衛権は行使すべきだという意見と
   行使すべきでないという意見があります」
生徒「先生はどちらの意見ですか」
先生「それは答えられません。先生は中立なので意見を言うと処罰、処分されます」
生徒「ふーん。政治にかかわるということは恐ろしい事なんだ。関心もつの止めよ」
となることも予想されます。ますます政治は語られなくなり、頃を見計らって改憲発議
国民投票へ突き進むのではないでしょうか。
まさに下記マンガのようなことが現実のものとして繰り返されるのでしょうか(中沢啓治 はだしのゲン)


国民に密告を奨励する自民党。まるで何処かの国ではないでしょうか。喜んで密告するような卑しい国民のあふれる国。
こんな国を「美しい国」と言うのでしょうか。


オール習志野行動はこの間の行動を踏まえ、19日の国会前行動を始め今秋以降の改憲反対の行動を
継続します。
投票日当日も「選挙に行こう」「投票所はあちら」というサイレントスタンディングを有志で行いました。





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