尺がないので、もうOPEDなし。
真EDまで後2話。
作画の波高し。残り2話に期待。
ペルソナ4 第24話 「The World is Full of Shit」
ベルベットルームで泣いてるクマ。
自分がシャドウだからと泣くクマに「菜々子は生きてるよ」と教えてあげる悠。
自分のせいで死んだと思っていたクマは嬉しくて泣く。
クマはきっとクトゥルフ系の生き物なんでしょうけど、アトラスは怖い反面、
こういういい話も描くから好き。
女神転生の頃から悪魔や天使との共存をずーっと描いてきた会社だしね。
大抵、人間の方がずっとしたたかでエグイがテーマだし(笑)
「最初の二つの事件の犯人は誰か」
ここから推理は悠と陽介、直斗組の二手に分かれる。
何故、分かれるかというと、陽介コミュマックスの為。
陽介は悠が羨ましかったり、自慢だったり、妬ましかったりするので、
そういう自分の心のモヤモヤをすっきりさせたいそうだ。
同じ転校生の立場ながら、悠は出来過ぎ君だもんね。
「がっかり王子」じゃ比べられて、スルー扱いされがちだし。
ゲームの陽介はムードメーカーの一人だし、いいところ、かわいい所も一杯あるんだけど、
アニメだとどーもそこら辺がカットされて、がっかり部分ばっか。
演出や話の都合上、割り喰ってたんで、陽介ファンとしては物足りなかったんだけど、
このタイミングでこれ持ってこられても、消化試合みたいで何だかな(^_^;)
しかも殴り合いで終ってるし。
ここからだろ、本筋はぁぁぁぁぁ!!∑( ̄□ ̄A
これやらないなら、無理に入れてくれなくてもよかった。
中途半端なコミュマックスはいらねぇ。
先週のアレで充分だ。
殴り合いで青春して、二人は病院にゴー。
菜々子の見舞いでなく、目的は足立。
全ての条件に該当するのは一人だけだから。
同様に直斗も同じ結論に至る。
悠と陽介が足立と話そうとするが、いつものようにのらくら。
何を突いても要領を得ない。
が、堂島が現れ、生田目を勝手に搬送してしまった為、堂島さん激怒。
しかし、これで足立もいつもの「適当に逃げる」事が出来なくなってしまった。
直斗達も加わって、悠は足立が警察の掴んでない事まで知っていた事を追及する。
殺された者以外にも被害者がいたのを把握していたこと。
生田目や久保に最初に対応した警察官は足立だった事。
悠に送られた脅迫状は鑑識に回さず、事件に関することはうやむやで済まそうとしている事。
皆に問い詰められ、遂に足立はキレて「違う。皆、生田目がTVに入れたんだー!」と叫んでしまう。
だが、犯行の手口を警察は知らない。
堂島さんだけは悠からちゃんと聞いてるけど、足立は知らない筈。
馬脚を現した足立はその場から逃走。
生田目の部屋のTVから、向こう側に逃げ込んでしまう。
堂島さんは追いかけようとするが、まだ重傷なんでここでリタイヤ。
さて、クマは菜々子が無事と聞いてお見舞い。
菜々子が「ずっと呼んでたよ。ここにいてくれて嬉しい」と笑って手を出すと、クマはその手を握り返す。
おおおおおおお、菜々子は天使だぁぁぁぁ。
自分がシャドウでも構わない。
シャドウでもやれる事、出来る事があるんだ。
自分がこっちの世界でも居場所が見つかったこと。
存在を喜んで受け入れてくれる事に、やっと安堵する。
悠達もクマがいなければ、足立の所在を突き止められない。
勝手にいなくなってと躊躇っていたクマだが、皆に温かく迎えられて号泣。
もうすっかり仲間だ。
仲魔と一緒にはずっと描いてきたアトラスだけど、仲魔を仲間として、
しかもちゃんと個性と自我のある仲間を描いたのは初めてだ。
人間が悪魔落ちしたけど、それでも仲間だったとか、使い魔が仲間てのはあるけど。
藤子不二雄がよく考えたら存在がアヤシイが、かわいいし、かけがえのない友達を
ずっと描き続けてきたように、アトラスも遂にここまで来ました。
とはいえ、クマがぬいぐるみに見えちゃうからオッケーなんで、悠達のペルソナやシャドウが
隣近所にふつーに住んでる世界はまだまだですけどね。
既にニャル様がいたりはするけどね(笑)
そんなクトゥルフ的世界はオールオッケーはまだ早い(いあいあ!)
でも、基本クトゥルフは暗黒の世界。
負の心を抱えた人間が大好き。
足立のような腐った人間ウェルカムなんで、生まれた世界のように肌に合う。
シャドウも足立を襲うどころか、行使できる。
足立の世界は破壊され尽くした街。
商店街も雪子の旅館も気に入らない場所は全部廃墟。
足立は本体を隠して、分身が無数に現れ、悠達を嘲笑う。
自分のやった事件の再現を見せ付けながら。
自分の旅館のロビーで犯行が行われて憤る雪子。
目の前で先輩があらぬ言葉で侮辱された上、TVに放り込まれるのを見てるしかない陽介。
だが、足立が使う「刈り取るもの」はムチャクチャ強い。
レベル85。2周目以降限定シャドウ。えええええ。
ふつー2、3人で勝てるシャドウじゃないけど「ここは俺達に任せて先に行け」パターンで人数分散。
ついに悠だけが足立の本体に追いつく。
足立がいたのは自分の自宅ではなく、堂島家の居間。
TVが破壊され、食卓はからっぽの食器だけで寒々しいのだが、
ここが足立の心の拠り所だったらしい。
決して自分の場所にはならないが、それでも恐らく温かかったろう場所。
何もかも妬んでそねんでいた足立が、壊しながらも縋り付いていた場所。
悠はそれを一瞬で見抜く。
自分が本当の家族になるまでは、恐らく多少は感じていた部分だろうから。
だから、歪んで呪詛を撒き散らし、悪意に染まった足立を「かわいそうだ」と憐れむ。
孤独が彼を歪めたのだと。
この事件が、得た知識が、コンプレックスが足立を狂わせた。
足立のやった事は許せない。
「ゲームが冷めるから」というだけで久保を犯人にし、生田目の善意を間違った方向に唆した。
何より菜々子をあんな目に合わせた。
でも、それでも足立は憐れだ。
こんな自己表現しか出来ない男は。
足立はそんな悠が気に入らない。
他の学生たちのように怒りを顕わにし、激情に駆られ、憎しみに襲われればいいのだ。
俺と同じとこまで墜ちればいいのだ。
正義の探偵ごっこなど片腹痛い。
子供の遊びと思っていたのに、追い詰めてきて、その上、俺を冷静な顔で憐れむなど許せない。
二人はシャドウで激突。
ゲームより、足立が下衆の演技でいいねー。
次回はノーマルエンドの筈。
うわぁ、ホントに尺が足りるのかー??(^_^;)
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