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株式会社オール・プラン社の薬局ブログ

(株)オール・プラン社は東京、神奈川、埼玉で開局している薬局チェーンです。

ニセ薬のネット販売

2013-12-17 10:06:16 | 
おはようございます、オール・プラン社大信です。
              
医薬品のネット販売をめぐり色々な意見が飛び交っておりますが、現状個人輸入と言う形でネットで医薬品やそれに類する物を購入することは可能です。

ネットで販売されているED治療薬を鑑定したところ、約半分が成分の含有量が少ないもしくは多すぎる「偽物」であることが判明したようです。

正規の治療薬の名前に加えて「ゴールド版」などと称し、正規品の4倍以上もの有効成分を含んでいる物も出回っているようですね。

全てのネット販売業者が悪ではないと思います。
ただ、このような健康被害を起こす可能性が高い物を買わされてしまった場合、それを使用したことで健康被害が出た場合に責任の所在が購入者にある事に注意しなければなりません。

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禁煙とお薬の効き目の関係

2013-10-28 10:51:01 | 
こんにちは、オール・プラン社大信です。
           
初めて利用するクリニックや薬局のアンケートでおタバコを吸いますか?というアンケートを受ける事があると思います。
なんでそんな事を聞いているのかというと、タバコを吸う事で薬の効果が変わる事があるからなんですね。

逆に言えば、たばこをやめた事によって薬の効果が変わってしまう事もあるということです。
有名な例としては喘息で使われる気管支を広げる薬とタバコの相互作用という物があります。

喫煙は薬を分解して作用を無くす酵素(この酵素が無いと薬が延々と体で効き続ける事になるので大切な酵素です)の働きを促します(誘導と言います)。酵素の働きが高められた状態でちょうど良く薬が働いていた所で急に禁煙をすると、
酵素の働きが元に戻る→薬の分解、無効化が遅れる→薬が効きすぎるという事が起こる場合がありますので注意が必要です。
喘息のため禁煙しようとしたら、薬が効きすぎて副作用が出てしまった…何とも不思議なお話ですね。

だから禁煙するなという事では無く(^^;)、禁煙を始める場合は医師・薬剤師に連絡しておくようにして薬の効果に変化が起きていないか確認してもらうようにしてください。

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薬局の見える化

2013-10-01 10:55:22 | 
こんにちは、オール・プラン社です。
今年の薬と健康の習慣の事業テーマとして薬剤師業務の見える化があげられていますね。
             
(信号があと何秒で切り替わるか表示される物もあるようです、これも見える化ですね)


見える化とはビジネスにおいては企業の現状や業務の進捗状況、解決すべき問題点などを目に見える形にしてより高い実績をあげたり、業務改善をスムーズにする事ですね。

薬局においては患者さんに待ち時間や分業のメリットなどを深く理解してもらえると、より質の高いサービスが提供できると思いますのでそのあたりの見える化が大切だと思います。


混雑時「あと何分くらいお時間いただきます」とお知らせする事を今までより少し意識したり…なんていうのは簡単に今すぐできる見える化ですね。大がかりな設備投資が必要ですが、「何番の番号の方までお呼びしました」というデジタル表示をしている薬局さんもありますね。

目の前の患者さんだけでは無く、世間に「我々は薬局でこんな業務を普段しているんですよ」というのを広くプロモーションする事も大切ですね。

他業種の取り組みからヒントを得る事も出来ると思います、外食する時などに気づきがありそうですね。


今回の見える化実施に関して、文書にてお達しもありました。具体的には疑義紹介、おくすり手帳、残薬、OTCなどですが、「今更…」というご意見もあるようですね。確かにやって当たり前の項目が多いです(^^;)
当たり前な部分も基本の再確認という意味では重要ですね。
   
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世界薬剤師デー

2013-09-26 09:24:01 | 
おはようございますオール・プラン社です。
           
昨日9月25日は世界薬剤師デーでしたね、今年のテーマは、”Pharmacists ― simplifying your medicines use, no matter how complex.”
だそうです。意味はだいたい分かりますが、私の英語力もだいぶ怪しいもんですので訳は各自でお願いいたします(笑)
関連ホームページはコチラです。
この日に合わせて何かイベントなどあるともっと盛り上がり、世の中へのアピールにもなると思うので来年以降はこの日に何かあると良いですね。
次の診療報酬改定を前に、残念ながら医薬分業や薬局のあり方について厳しい批判の声が聞かれます、今後薬剤師がどうあるべきなのか考える良い機会なのではないかなと思います。
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冷蔵庫保存の薬の取り扱い

2013-07-12 11:09:48 | 
こんにちは、オール・プラン社です。
毎日とても暑いですね、水分、ミネラルの摂取を意識して行い、熱中症には充分注意して下さい。
             
こんなにも暑いと、冷たいものが欲しくなりますね。ソーダ味が大定番のあのアイスも夏の需要増に向け増産体制に入られたそうですよ。

お薬でも冷蔵庫に保管しなければいけないお薬がありますね。座薬や一部の目薬、インスリン製剤などがそうです。
このなかで冷蔵保管が必要なインスリン注射の保管、扱い方について今回は書いてみようと思います。
高温直射を避け、冷蔵保管は皆さんされていると思いますが逆に冷やし過ぎによる凍結にも注意が必要です。冷えすぎないように冷蔵庫の扉側(卵など入れる方ですね)や野菜室などがおススメです。
万が一凍らせてしまうと、不自然に大きな気泡ができたり容器の膨張がおきます。一度凍ってしまうと効果が充分に得られないので使用しないようにしてください。
また旅先でも注意が必要で、飛行機の貨物室やよくビジネスホテルにある冷凍コーナーが上に付いた小型冷蔵庫でも凍結を起こしうるようです。
飛行機では手荷物に入れる。部屋備え付けの冷蔵庫の形状によっては直射日光を避けた室温に保管してください。一時的であれば室温で問題ないようです。
 
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