株式会社オール・プラン社の薬局ブログ

(株)オール・プラン社は東京、神奈川、埼玉で開局している薬局チェーンです。

アンチドーピング機構のホームページが新しくなりました

2013-03-29 11:50:02 | スポーツファーマシスト
おはようございます、オール・プラン社です。
              
春は気温の上下が大きく体調を崩しやすい時期でもありますね。スギやヒノキの花粉症の方にもつらい時期です。
何度もこちらでドーピングについてのお話をしておりますが、「市販の風邪薬を飲みたいが大丈夫かな?」「花粉症がつらいけど薬で症状おさえてはダメなんだろうか?」悩んでいるアスリートも多いかもしれませんね。一度質問してくれればすぐに解決する問題なのですが、未だうっかりドーピングというのが後を絶たない現状です。

今月27日、日本アンチドーピング機構のホームページがリニューアルし、スポーツファーマシストに関するページが前よりも見やすい場所にしてくださっています(^^)
アスリートページという所でもプロに教わる正しい薬の知識としてご紹介いただいております。
今年は国体が東京で行われますし、もしかするとオリンピックの開催地が東京に決まるかもしれません。アスリートからのご相談がふえるかもしれませんね。
               JADAホームページ
もし、アスリートから「花粉症でディレグラと言う薬をもらったけど、検査に影響しませんか?」とご相談があったらどう対応しますか?(^^)

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待合室について考える

2013-03-26 09:51:40 | 接客・接遇
おはようございます、オール・プラン社です。

日曜日に「待合室から医療を変えよう」というシンポジウムに参加してきました。東京大学の福武ホールと言うとても素敵な建物での開催で、それだけでワクワクしましたが、非常に密度の濃い内容で充実した時間を過ごせました。
建築学の専門家、図書の専門家、医療関係の編集者の方など様々な分野の方から「待合室」についてのご提案をお話しいただきました。
              「待合室学会」設立へ
その中で皆様が強くおっしゃっていたのは、待合室は「医療資源」だということです。
全国に30万か所もあり、健康に関心を高めている方(患者さん)が多く集まる場所をもっと有意義に使っていこうという事ですね。
その医療機関にかかる方だけでは無く、地域の方に開かれた場所とし情報交換の場とするというのは非常に面白いなと感じました。

しかし、この30万という数には薬局は入っていません(><)。期待されていないのかなと少し寂しい思いもありますが、薬局は全国に5万件ほどあります、もっと意識を高めて快適で有意義な場所を提供していきたいなと考えています。
丁寧な接遇、専門知識の習得と言うのは当然必要な事ですが、それにプラスして座っているだけで癒される・楽しい空間作りを考える。薬局がそんな風になっていけば良いなあと思います。
          

薬局カフェ

2013-03-18 12:37:59 | 健康情報
こんにちはオール・プラン社です。
最近はいわゆる調剤薬局でも調剤だけにとどまらず、様々な工夫をしていらっしゃる企業様も多いですね。
くつろぎスペースと健康情報の提供をしていらっしゃる薬局様がいくつか紹介されている記事がありました。
             薬局カフェ 健康補給…福岡
患者さんと色々な雑談をしているとアロマやハーブがお好きな方は結構いらっしゃいますね、ビタミンなど豊富に含むお茶などもありますからセルフメディケーションの一つと言えますね。個人的には記事中の筋肉量測定と酸素カプセルを利用してみたいです(^^)
健康日本21(第二次)でも薬局は「健康支援拠点」とされ、薬の調剤にとどまらず介護、禁煙指導、育児子育て支援、運動栄養の情報提供・・・など色々な役割を期待されていますので、少しづつ薬局機能も変わっていく必要がありますね

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風疹患者急増

2013-03-14 09:44:27 | 健康情報
おはようざいます、オール・プラン社です。
以前にもこのブログで風疹が流行しているとお伝えしましたが、東京での風疹の患者数がすでに昨年一年間の患者数を上回っているそうです。
去年の同じ時期の実に50倍の患者数ということです。
これから春の行楽シーズンに人の移動が増えることで、全国的な流行が起こる可能性があるので注意が必要です。
風疹は女性が妊娠中に感染すると、赤ちゃんに障害が残るリスクがあるので妊娠を希望する女性はワクチンの接種がした方が良いかもしれません。すでに妊娠している方は人ごみをなるべく避け、マスクの着用など感染の予防に努めてください。また妊婦のご家族の方もワクチンの接種をしたほうが良いでしょう。

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おくすり手帳を活用しましょう

2013-03-11 13:15:11 | 健康情報
こんにちはオール・プラン社です。
東日本大震災の発生から今日でちょうど2年です。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。また今も大変な生活をされている被災地の方が多くいらっしゃいます。被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。
                   

震災当時お薬手帳が有効に機能したというお話は皆さんご存知でしょうか?
震災で病院のカルテなど患者さんの記録が流失してしまい、また震災時は他地方からの応援の医療従事者が医療にかかわる事も多いので患者さんが普段何を飲んでいるのか分からない、お薬が処方できない、といった事が起きました。
そこで役立ったのがおくすり手帳なのですが、手帳が手元に残ったために常用しているお薬が無事に処方できた。色々な名前があるジェネリック薬も薬剤師が手帳を確認し、処方医に何の成分か伝える事で同じ成分の薬を処方できた・・なんていう事があったのです。

そういった事例は滅多にある事では無いですが、普段でも「他の病院から全く同じ薬が出てしまった。」「飲み合わせが良くない薬を別々の病院からもらってしまった」なんていう事を防げます。少し大変かもしれませんが、受診する病院や薬局で毎回チェックしてもらって下さい。

「毎回同じ薬だから記録は一回だけすればいいや」と言う方がたまにいらっしゃいますが、処方日の古い記録だけを記載していると「もうこの薬は飲んでないのだな」と判断される事がありますので、同じ薬でも処方日に記録を更新してもらって下さい。

その他、市販薬やサプリメントも記載しておくとそれらと処方箋のお薬との飲み合わせをチェックしてもらえますので安心です。

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