潮時じゃがいもガレット3
梅雨となった。
家事にいそしむ希。
「どうして急いでいるのか」と
圭太が聞く。
塩田をやめると決まったので
元冶は落ち込んでいるのではと
心配した希は
器の修理を届けに行ったあと
元冶さんの顔を見に行っていいかと
聞いた。
ところが
雨で塩田に出れない日が続き
お疲れ様かいと開こうと
いつものメンバーが
宴会を開いていた。
飲めや歌えや、踊れや
とにぎやかである。
落ち込んでいる様子など
みじんもない。
あっけにとられる希。
徹が「元冶先生にお酒・・
かかしがこっちのテーブルに
ないのよ。
もってきて」と
仕切る。
「なにを張り切っているのか」と
文が言う。
いつもはだらだらと
畳の目を数えているくせにで
ある。
一徹は
「何もしていないから
体力が有り余っている」と
いった。
それが、どこか、気になる口調
だった。
しかしみんな
「塩田がなくなるのはさみしい」と
いう。
「塩田を継ぐ人がいればな」という
「藍子さんは?」
「だめ、女では無理。」
「洋一郎は?」
「俺は漁師だ」
「あの塩田は元冶以外は
似合わない」と文が言う。
「これからはのんびり暮らすから」と
いうと
徹は「あくせく働くより
そのほうがいい。
夢なんか見る必要などない」と
「夢は無駄だ」という
マイナスオーラはいらないと全員から
ブーイング。
「三年だよ
会社を三年やって
それが
なくなるときは一瞬で
無くなるんだよ・・・」
徹はいつもの話を始めた。
不機嫌な一徹は台所へ
いった。
希はそれをみて、追いかけた。
「気にしないで、いまは
お父さんはリハビリ期間だから」と
いっても、一徹は合点がいかない様子。
「そうやって一徹がいつまでも
気にしていると
みのりがストレスで大食いになる」と
希が言う。
「はい、これもっていって、」と
希は小鉢を二つ、もたせて
会場へ行かした。
そこへ元冶が「水を」といいながら
はいってきた。
希は「せっかくケーキ屋をといって
くれたのに、今はできないから
ごめんなさい」と謝った。
「哲也にも断られた」という。
息子の哲也は東京で頑張って
いるのだ。
「これからどうするの?
塩田をやめて。」
元冶は、世界中の祭りを見に行きたい。
といった。
「まずはリオのカーニバルや。
これからは第二の人生や。」
そういいながら
調子よく太鼓をたたき
祭りの踊りを踊った。
徹も参加している。
それを不機嫌そうに一徹が
みていた。
みのりは心配そうだった。
圭太は弥太郎のもとで親方修行の
勉強をしていた。
弥太郎が酒を飲むので
希は「明日は病院だから飲み過ぎない
ように」と注意をした。
元冶はどうだったと聞くので
とても元気そうでしたと
答えた。
「これから第二の人生やといって
吹っ切れた感じでした。」
「ほぉ???」
弥太郎はけげんそうだった。
「何かあるのですか?」
「あのくそまじめな男が
第二の人生だと?
無理しているのではないか?」
そう弥太郎がつぶやく。
塩田では「今年でジャガイモは
最後だな」と文が言う。
それを一徹が遠くから
みていた。
希は考えた。
「だめにせんうちにひくがも
職人の仕事や・・」
「これからは第二の人生や」
「あのくそまじめな男が
第二の人生だって?
ダイブ無理をしているな?」
そこへ圭太が来た
「希、さっきの話・・・」
希は、「いってくる」と言って
家を出た。
元冶を探しに行く。
元冶の話がある。
桶作家にいくと
元冶に跡継ぎ探そうといった。
「ふっきってないでしょ
第二の人生だなんて
うそでしょ?」
「跡継ぎは無理や。
塩つくりは一日一日や
毎日が真剣勝負や・・
いままで何人か弟子入りをして
来たけどみんな続かなかった。
だから、
修業をしても無理だ」という。
そこへ徹が
「俺が継ごうか」という。
「徹さん、なんてこというの」と
藍子が言う。
希は「うちは真剣な話をして
いるのよ」と
怒った。
文も「あんたに何ができる」と
いう。
「ほんとうに跡継ぎが欲しいのなら
俺だって時間があるし
腰もなおったし・・
もしかしたらってこともある
かもよ、どうせ閉めるんだったらさ」
と、軽くいったので
一徹が怒った。
「いい加減にしろ。
元冶さんの気持ちも考えんと
思いつきでものを言うな。」
立ち上がって徹の所へ
いって、どなった。
「なんだよ、おまえ
この間から怖いよ。」
「自分でわからんけ。
いまどれほどひでえ姿にナットるか。
会社が失敗したのは自分のつめが
甘かったからだ。
でっけえゆめで散々俺たちを
引っ掻き回して
今になって俺には夢は無理だと?
だったら最初から夢なんか見るな。」
「だから
あきらめて
元冶さんの塩田をつごうって
いってんじゃないの。」
「ふざけんな、!!」
いよいよ頭に来た一徹は
徹に食って掛かって
なぐりかかったが
パンチがおそくて
かわされる。
なんどやっても
そうなる。
一徹はなぐろうとするが
できない。
藍子は元ボクシングを
ならっていたので
「パンチはもっと腰を落として」
という。
文は徹を羽交い絞めにして
「はいどうぞ」という。
「キミたち!!!」徹が驚く。
徹は「やめろ」というが。
どうしても
殴れない。
「いてっ!!!」
といったのは徹ではなく
一徹で
肩がつったのだった。
「どうしたの?」
「大丈夫?」
皆が心配する。
一徹は
「ほんなら
俺が継ぐという。」
は?
「塩田は
俺が継ぐ!!!!」
越
一同、
ぽかんと
した。
********************
毎日暑いですね。
京都は37度とか
38度とか
もう・・・・
ダメ!!!!!!
というほど
暑いです。
本日の分、水曜日放送の分ですが
あさから
でかけまして・・・
かくのが今日になりました。
後継者というのはどこの
組織でも
家族でも
なやむことです。
一家に
6人とか8人とか
子供を産むことがなくなった
今の時代・
跡継ぎという考えかたも
無くなりました。
もともと
桶作家とは
他人の関係ですが
なぜ・・・
徹が継ぐというの?
無理でしょう?
いつぞや、昔ですが塩田を手伝って
体力勝負の仕事は
できなかったし・・・
で、
今度は
一徹が????
この子はあほではないので
何を考えているのか?
と、徹の最低な状況に
同情することなく
てきびしく言うところは
さすが
男の子です!!!
梅雨となった。
家事にいそしむ希。
「どうして急いでいるのか」と
圭太が聞く。
塩田をやめると決まったので
元冶は落ち込んでいるのではと
心配した希は
器の修理を届けに行ったあと
元冶さんの顔を見に行っていいかと
聞いた。
ところが
雨で塩田に出れない日が続き
お疲れ様かいと開こうと
いつものメンバーが
宴会を開いていた。
飲めや歌えや、踊れや
とにぎやかである。
落ち込んでいる様子など
みじんもない。
あっけにとられる希。
徹が「元冶先生にお酒・・
かかしがこっちのテーブルに
ないのよ。
もってきて」と
仕切る。
「なにを張り切っているのか」と
文が言う。
いつもはだらだらと
畳の目を数えているくせにで
ある。
一徹は
「何もしていないから
体力が有り余っている」と
いった。
それが、どこか、気になる口調
だった。
しかしみんな
「塩田がなくなるのはさみしい」と
いう。
「塩田を継ぐ人がいればな」という
「藍子さんは?」
「だめ、女では無理。」
「洋一郎は?」
「俺は漁師だ」
「あの塩田は元冶以外は
似合わない」と文が言う。
「これからはのんびり暮らすから」と
いうと
徹は「あくせく働くより
そのほうがいい。
夢なんか見る必要などない」と
「夢は無駄だ」という
マイナスオーラはいらないと全員から
ブーイング。
「三年だよ
会社を三年やって
それが
なくなるときは一瞬で
無くなるんだよ・・・」
徹はいつもの話を始めた。
不機嫌な一徹は台所へ
いった。
希はそれをみて、追いかけた。
「気にしないで、いまは
お父さんはリハビリ期間だから」と
いっても、一徹は合点がいかない様子。
「そうやって一徹がいつまでも
気にしていると
みのりがストレスで大食いになる」と
希が言う。
「はい、これもっていって、」と
希は小鉢を二つ、もたせて
会場へ行かした。
そこへ元冶が「水を」といいながら
はいってきた。
希は「せっかくケーキ屋をといって
くれたのに、今はできないから
ごめんなさい」と謝った。
「哲也にも断られた」という。
息子の哲也は東京で頑張って
いるのだ。
「これからどうするの?
塩田をやめて。」
元冶は、世界中の祭りを見に行きたい。
といった。
「まずはリオのカーニバルや。
これからは第二の人生や。」
そういいながら
調子よく太鼓をたたき
祭りの踊りを踊った。
徹も参加している。
それを不機嫌そうに一徹が
みていた。
みのりは心配そうだった。
圭太は弥太郎のもとで親方修行の
勉強をしていた。
弥太郎が酒を飲むので
希は「明日は病院だから飲み過ぎない
ように」と注意をした。
元冶はどうだったと聞くので
とても元気そうでしたと
答えた。
「これから第二の人生やといって
吹っ切れた感じでした。」
「ほぉ???」
弥太郎はけげんそうだった。
「何かあるのですか?」
「あのくそまじめな男が
第二の人生だと?
無理しているのではないか?」
そう弥太郎がつぶやく。
塩田では「今年でジャガイモは
最後だな」と文が言う。
それを一徹が遠くから
みていた。
希は考えた。
「だめにせんうちにひくがも
職人の仕事や・・」
「これからは第二の人生や」
「あのくそまじめな男が
第二の人生だって?
ダイブ無理をしているな?」
そこへ圭太が来た
「希、さっきの話・・・」
希は、「いってくる」と言って
家を出た。
元冶を探しに行く。
元冶の話がある。
桶作家にいくと
元冶に跡継ぎ探そうといった。
「ふっきってないでしょ
第二の人生だなんて
うそでしょ?」
「跡継ぎは無理や。
塩つくりは一日一日や
毎日が真剣勝負や・・
いままで何人か弟子入りをして
来たけどみんな続かなかった。
だから、
修業をしても無理だ」という。
そこへ徹が
「俺が継ごうか」という。
「徹さん、なんてこというの」と
藍子が言う。
希は「うちは真剣な話をして
いるのよ」と
怒った。
文も「あんたに何ができる」と
いう。
「ほんとうに跡継ぎが欲しいのなら
俺だって時間があるし
腰もなおったし・・
もしかしたらってこともある
かもよ、どうせ閉めるんだったらさ」
と、軽くいったので
一徹が怒った。
「いい加減にしろ。
元冶さんの気持ちも考えんと
思いつきでものを言うな。」
立ち上がって徹の所へ
いって、どなった。
「なんだよ、おまえ
この間から怖いよ。」
「自分でわからんけ。
いまどれほどひでえ姿にナットるか。
会社が失敗したのは自分のつめが
甘かったからだ。
でっけえゆめで散々俺たちを
引っ掻き回して
今になって俺には夢は無理だと?
だったら最初から夢なんか見るな。」
「だから
あきらめて
元冶さんの塩田をつごうって
いってんじゃないの。」
「ふざけんな、!!」
いよいよ頭に来た一徹は
徹に食って掛かって
なぐりかかったが
パンチがおそくて
かわされる。
なんどやっても
そうなる。
一徹はなぐろうとするが
できない。
藍子は元ボクシングを
ならっていたので
「パンチはもっと腰を落として」
という。
文は徹を羽交い絞めにして
「はいどうぞ」という。
「キミたち!!!」徹が驚く。
徹は「やめろ」というが。
どうしても
殴れない。
「いてっ!!!」
といったのは徹ではなく
一徹で
肩がつったのだった。
「どうしたの?」
「大丈夫?」
皆が心配する。
一徹は
「ほんなら
俺が継ぐという。」
は?
「塩田は
俺が継ぐ!!!!」
越
一同、
ぽかんと
した。
********************
毎日暑いですね。
京都は37度とか
38度とか
もう・・・・
ダメ!!!!!!
というほど
暑いです。
本日の分、水曜日放送の分ですが
あさから
でかけまして・・・
かくのが今日になりました。
後継者というのはどこの
組織でも
家族でも
なやむことです。
一家に
6人とか8人とか
子供を産むことがなくなった
今の時代・
跡継ぎという考えかたも
無くなりました。
もともと
桶作家とは
他人の関係ですが
なぜ・・・
徹が継ぐというの?
無理でしょう?
いつぞや、昔ですが塩田を手伝って
体力勝負の仕事は
できなかったし・・・
で、
今度は
一徹が????
この子はあほではないので
何を考えているのか?
と、徹の最低な状況に
同情することなく
てきびしく言うところは
さすが
男の子です!!!
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