未来6
すみれは長い間
紀夫の手紙を待っていた。
五十八も喜んだ。君枝も
良子も
明美も
喜んだ。
ただ、栄輔は・・・
ぼっとしていた。
ゆりは「大丈夫?」と聞く。
「わしはほんまにあかんわ。
せっかくすみれさんの心が
晴れてきたというのに
さくらちゃんに本当のお父さんが
かえってくるというのに
ちくっとしている。
はぁ~~
なんでやろ?
なんでわしは
こんなに
器の小さな男なんやろ・・・・」
ゆりは
「栄輔君は
ぜったい幸せになるよ
私が保証書をだしたるわ」
といった。
栄輔はやっと笑った。
近江の家に
五十八と
潔とゆりがやってきた。
お願いがあってきたというと
嫁の節子は、「お願いやって?」
といぶかしそうな顔をした。
五十八は戦争中に
ゆりたちを疎開先に受け入れて
くれたことを感謝した。
若い者の世代なので
娘たちの願いを聞いてやって
欲しいという。
潔はゆりを近江において商売が
したいといった。
はなと同じことををするという。
無理だと祖母が言う。
ゆりは、できることは少ないが
できることを見つけたという。
それがはなと同じ仕事をしたいと
いうことだった。
祖母は、長太郎に
ゆりの面倒を見てくれという。
長太郎は、「わかった」といった。
そのころすみれは新しいお店の
名前を考えていた。
やっと
すれみが元気になったと
キヨが喜んだ。
翌日、みんなの前で
すみれは、
新しいお店の名前を
いった。
キアリス。
キは、君枝のキ
アはあけみのア
リは、良子のリ
スは、すみれのス
マークはリスでどう?
クローバーと、リス・・・
「いいなあ」とみんな喜んだ。
すみれは家に帰ると
干してあった傘をみて
返しに行こうと思った。
そして、さくらを連れて
栄輔のもとにいった。
そして、いつも栄輔に救われていた
ことを感謝した。
「ありがとう」といった。
栄輔はさくらを抱き上げて
「わしこそや」といって
笑った。
季節は桜の季節になった。
『今年は一緒に見よな
桜がぱあっと咲いて
きれいなところを
三人で見よな?』
栄輔はそういったことを
おもいだして
桜を見上げた。
その約束をした
神戸の高台の
桜の木の下で
すみれは
さくらといた。
そこに紀夫が帰ってきた。
この年の桜を
栄輔も
すみれも
忘れることはできないだろう。
紀夫は
初めて見るわが子
に
話しかけた。
さくらは、ぼかんとして
紀夫を見た。
紀夫は小さなさくらの手を
握った。
そして
すみれに
「ただいま」と
いった。
すみれは、「お帰りなさい」と
涙で答えた。
さくらの花びらが
舞う中だった。
ついに
紀夫君が帰って
来ました。
きれいな桜が
満開の時でした。
***************
あの約束は
もう、かなうことはないでしょう。
こうして栄輔は
すみれとさくらから離れて
いきますが・・・
ゆりも近江で大変な思いをしながら
働くことになります。
紀夫との生活が始まります。
また違った人間関係が
展開します。
この、朝ドラブログは
そろそろこの辺で
終わりにします。
ここまでのお話はとても
楽しかったです。
でも、
これからの
止まったままの時計からは
全く
興味がわかなくなりました。
それは
当然すぎる
当たり前すぎる
お話に展開されるから
です。
「純と愛」をみたとき
面白くて
面白くて
書き始めた感想ブログですが
べっぴんさんは
ちょっと
違うような気がしました。
すこし
間をおいて
また、感想ブログを
はじめます。
しばらくは
このお話は
ここまでで
終わりますね。
すみれは長い間
紀夫の手紙を待っていた。
五十八も喜んだ。君枝も
良子も
明美も
喜んだ。
ただ、栄輔は・・・
ぼっとしていた。
ゆりは「大丈夫?」と聞く。
「わしはほんまにあかんわ。
せっかくすみれさんの心が
晴れてきたというのに
さくらちゃんに本当のお父さんが
かえってくるというのに
ちくっとしている。
はぁ~~
なんでやろ?
なんでわしは
こんなに
器の小さな男なんやろ・・・・」
ゆりは
「栄輔君は
ぜったい幸せになるよ
私が保証書をだしたるわ」
といった。
栄輔はやっと笑った。
近江の家に
五十八と
潔とゆりがやってきた。
お願いがあってきたというと
嫁の節子は、「お願いやって?」
といぶかしそうな顔をした。
五十八は戦争中に
ゆりたちを疎開先に受け入れて
くれたことを感謝した。
若い者の世代なので
娘たちの願いを聞いてやって
欲しいという。
潔はゆりを近江において商売が
したいといった。
はなと同じことををするという。
無理だと祖母が言う。
ゆりは、できることは少ないが
できることを見つけたという。
それがはなと同じ仕事をしたいと
いうことだった。
祖母は、長太郎に
ゆりの面倒を見てくれという。
長太郎は、「わかった」といった。
そのころすみれは新しいお店の
名前を考えていた。
やっと
すれみが元気になったと
キヨが喜んだ。
翌日、みんなの前で
すみれは、
新しいお店の名前を
いった。
キアリス。
キは、君枝のキ
アはあけみのア
リは、良子のリ
スは、すみれのス
マークはリスでどう?
クローバーと、リス・・・
「いいなあ」とみんな喜んだ。
すみれは家に帰ると
干してあった傘をみて
返しに行こうと思った。
そして、さくらを連れて
栄輔のもとにいった。
そして、いつも栄輔に救われていた
ことを感謝した。
「ありがとう」といった。
栄輔はさくらを抱き上げて
「わしこそや」といって
笑った。
季節は桜の季節になった。
『今年は一緒に見よな
桜がぱあっと咲いて
きれいなところを
三人で見よな?』
栄輔はそういったことを
おもいだして
桜を見上げた。
その約束をした
神戸の高台の
桜の木の下で
すみれは
さくらといた。
そこに紀夫が帰ってきた。
この年の桜を
栄輔も
すみれも
忘れることはできないだろう。
紀夫は
初めて見るわが子
に
話しかけた。
さくらは、ぼかんとして
紀夫を見た。
紀夫は小さなさくらの手を
握った。
そして
すみれに
「ただいま」と
いった。
すみれは、「お帰りなさい」と
涙で答えた。
さくらの花びらが
舞う中だった。
ついに
紀夫君が帰って
来ました。
きれいな桜が
満開の時でした。
***************
あの約束は
もう、かなうことはないでしょう。
こうして栄輔は
すみれとさくらから離れて
いきますが・・・
ゆりも近江で大変な思いをしながら
働くことになります。
紀夫との生活が始まります。
また違った人間関係が
展開します。
この、朝ドラブログは
そろそろこの辺で
終わりにします。
ここまでのお話はとても
楽しかったです。
でも、
これからの
止まったままの時計からは
全く
興味がわかなくなりました。
それは
当然すぎる
当たり前すぎる
お話に展開されるから
です。
「純と愛」をみたとき
面白くて
面白くて
書き始めた感想ブログですが
べっぴんさんは
ちょっと
違うような気がしました。
すこし
間をおいて
また、感想ブログを
はじめます。
しばらくは
このお話は
ここまでで
終わりますね。
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