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ワンダーランドの日記帳goo

話題は何でもアリスです。ブログ人のワンダーランドの日記帳そっくり
引越しました。記事は検索機能で見つけて下さい。

「らんまん」気持ち的にはまる2023/04/25

2023-04-25 14:07:26 | テレビ番組
このドラマは伝記?
日本の偉い植物学の先生の
伝記・・・とおもってありがたく?みていたが
どことなく、朝ドラって、こうよね~~~
という勝手に先を読む癖がある。
朝ドラってこうよね~~というのは、めったに
ハチャメチャにならないという安心感と朝ドラという
道徳心?をあてにした考えだろうと思うが。

伝記のつもりでみていたら、大きなポイントがやってきた。
ストーリー上での節目のようなところであろう。
昔ながらの老舗の酒蔵のぼんぼんに生まれて
たった一人の男の子なので自動的に子供でありながら
当主となった万太郎。
そのお目付け役の番頭の息子竹男。
そして、酒造りに興味を持つ万太郎の姉?綾。
博覧会に峰屋の酒を出そうと提案した万太郎の
もうひとつの目的は小学校のころからあこがれていた
里中先生と野田先生という東大の植物学者の方に
会いたいという思いがあった。
峰屋の当主として、東京へ行った万太郎だが
酒に関しては全くの下戸で飲めないし、役に立たないことを
実感した。しかし、やっと会えた里中先生と野田先生。
喜びの中様々な本や、顕微鏡を購入。
竹男は、峰屋の行く末に不安を感じて、
「若が、峰屋を捨てたら自分たちはどうして
生きていったらいいのか」と、つめよった。
また、和菓子屋の娘にも恋心を寄せた万太郎だったが
かなわぬ夢として、帰っていった。
もし、万太郎が跡取りなどというたちばでなかったら
植物学を学ぶために東京に残ったであろうし、
和菓子屋の娘にも思いを伝えることができたはず。

竹男には、幼い時から好きだった女性がいる。
綾である。万太郎はそれを知っていて、
告白するようにいうが、身分が違うからと
竹男は気持ちを封じたままだった。
ところが、綾はつぎつぎと縁談があり、
お見合いをするが、気持ちは商売に向いているので
まとまらない。
しかも、蔵人の幸吉に思いを寄せていた。
そんな背景の中で自由民権運動という
四民平等、男女平等、思想、宗教の自由など
を訴える運動があることにふれた。
家のために、好きな道をやめなければならない
万太郎。
身分が違うために、綾に思いを伝えられない竹男。
女であるがゆえに、酒造りができない綾。
しかも、幸吉が好きなのにその思いを
出せない苦しさのなか、
これからの峰屋を保っていくためにと
祖母は綾と万太郎の結婚を進める。
綾と万太郎はいとこ同士。初めて知る事実で
あった。はやり病で綾の両親はなくなり
祖父もなくなり、万太郎の父もなくなった。
これから先、万太郎が無事に大きくなれるかと
悩んだ祖母は綾を養女にして万太郎の姉として
育てたわけだ。すべては、家のため。
家を守るため。
この理不尽さに、万太郎も綾もあぜんとする。
一方綾は怒りにふるえながら、ある場所を目指して
歩いて行った。
★★★★★★
この「家」という考え方の方向転換がここでなされると
思います。
自由民権運動が峰屋をおそいます。
自由を求めて自由になった万太郎は東京へ。
あの時の娘と結婚します。
竹男は、綾と結婚するんじゃないかな~~~
で、峰屋を守っていくのではないかなぁ~~と。

すべては、今週のお話で決まりますが。
はずれていたら
すみませんね。


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べっぴんさん42感想

2016-11-27 17:35:57 | テレビ番組
未来6

すみれは長い間
紀夫の手紙を待っていた。

五十八も喜んだ。君枝も
良子も
明美も
喜んだ。

ただ、栄輔は・・・

ぼっとしていた。

ゆりは「大丈夫?」と聞く。

「わしはほんまにあかんわ。
せっかくすみれさんの心が
晴れてきたというのに
さくらちゃんに本当のお父さんが
かえってくるというのに
ちくっとしている。
はぁ~~
なんでやろ?
なんでわしは

こんなに
器の小さな男なんやろ・・・・」

ゆりは

「栄輔君は
ぜったい幸せになるよ
私が保証書をだしたるわ」

といった。

栄輔はやっと笑った。

近江の家に
五十八と
潔とゆりがやってきた。

お願いがあってきたというと
嫁の節子は、「お願いやって?」
といぶかしそうな顔をした。

五十八は戦争中に
ゆりたちを疎開先に受け入れて
くれたことを感謝した。

若い者の世代なので
娘たちの願いを聞いてやって
欲しいという。

潔はゆりを近江において商売が
したいといった。
はなと同じことををするという。
無理だと祖母が言う。

ゆりは、できることは少ないが
できることを見つけたという。
それがはなと同じ仕事をしたいと
いうことだった。

祖母は、長太郎に
ゆりの面倒を見てくれという。

長太郎は、「わかった」といった。


そのころすみれは新しいお店の
名前を考えていた。
やっと
すれみが元気になったと
キヨが喜んだ。

翌日、みんなの前で
すみれは、
新しいお店の名前を
いった。

キアリス。
キは、君枝のキ
アはあけみのア
リは、良子のリ
スは、すみれのス
マークはリスでどう?
クローバーと、リス・・・
「いいなあ」とみんな喜んだ。

すみれは家に帰ると
干してあった傘をみて
返しに行こうと思った。

そして、さくらを連れて
栄輔のもとにいった。

そして、いつも栄輔に救われていた
ことを感謝した。

「ありがとう」といった。
栄輔はさくらを抱き上げて
「わしこそや」といって
笑った。

季節は桜の季節になった。
『今年は一緒に見よな
桜がぱあっと咲いて
きれいなところを

三人で見よな?』

栄輔はそういったことを
おもいだして
桜を見上げた。

その約束をした
神戸の高台の
桜の木の下で
すみれは
さくらといた。

そこに紀夫が帰ってきた。

この年の桜を
栄輔も
すみれも
忘れることはできないだろう。

紀夫は
初めて見るわが子

話しかけた。
さくらは、ぼかんとして
紀夫を見た。

紀夫は小さなさくらの手を
握った。

そして

すみれに

「ただいま」と
いった。

すみれは、「お帰りなさい」と
涙で答えた。

さくらの花びらが
舞う中だった。

ついに
紀夫君が帰って
来ました。

きれいな桜が
満開の時でした。
***************
あの約束は
もう、かなうことはないでしょう。
こうして栄輔は
すみれとさくらから離れて
いきますが・・・

ゆりも近江で大変な思いをしながら
働くことになります。

紀夫との生活が始まります。

また違った人間関係が
展開します。

この、朝ドラブログは
そろそろこの辺で
終わりにします。

ここまでのお話はとても
楽しかったです。

でも、
これからの
止まったままの時計からは
全く
興味がわかなくなりました。

それは

当然すぎる

当たり前すぎる

お話に展開されるから
です。

「純と愛」をみたとき
面白くて
面白くて

書き始めた感想ブログですが
べっぴんさんは
ちょっと
違うような気がしました。
すこし
間をおいて
また、感想ブログを
はじめます。

しばらくは

このお話は

ここまでで

終わりますね。


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べっぴんさん41感想

2016-11-27 17:09:35 | テレビ番組
未来5
大阪のゆりの家。
ラジオで戦地から帰って来る
船の情報が流れていた。
五十八はじっと聞いていた。
すみれがきた。紀夫のことを
聞いた。
五十八は紀夫がいない人生も
考えろとすみれにいう。
前を向いて生きろというが
すみれにはぴんとこない。
紀夫のことを考えることは
後ろを見ていることだと
五十八はいう。
すみれは、五十八のもとから
走ってでていった。

外は雨だった。
栄輔は傘をもって
すみれを追いかけた。
追いついて傘をさしかけた。

すみれは、うつむいて
泣いていた。

栄輔はすみれの手に
傘を持たせた。

すみれは泣きながら
帰って行った。

この日、すみれは店に戻らな
かった。

君枝たちは心配した。


ひきこもりになっている
すみれのもとに明美が
きた。

紀夫が生きているか死んでいるか
すみれが決めたらいいという。
すると楽になるからというが
すみれには決められない。

「生きとったら会われなくていい
元気に生きているからと思って
いたらいいし
死んでいるなら、あきらめるしかない。
誰もすみれを責めることはできない。」

すみれは黙っていた。

翌日
すみれは店に現れた。

君枝と良子が待っていた。
子供服の相談があるという。
店の名前も決めなくては
いけない。
新しい名前を付けようと
いった。

すみれは、考え始めた。

そのころ、潔はゆりに話が
あるといった。

近江の麻糸を原料にして
布を織って売りたいという。

これは、はなと五十八が
やっていたことだった。

それをゆりにしてほしいという。
厳しいかもしれない
苦しいかもしれない
そんなことを遠慮があって
言えなかったという。
自分たちの未来のために
坂東営業部のために
父と母がやっていたことを
ゆりとやりたいと
潔が言った。

ゆりは、泣きながら
やっと言ってくれたという。

ゆりも、そうしたいと
思っていたという。
父と母がやっていたことだから
自分もやりたいといった。
潔は「自分たちも変わって
いかなあかんけど
ゆりは、変わらないはずだから」と
いった。

すみれは、行ってきますと
家を出る。
栄輔が外にいた。
「心配だった」という。
「ひとりでつらい思いをして
いるのやろうなと
心配だった」という。

「あの・・・わしで
よかったら・・・・・」

栄輔がそういうと
門扉が開いた。

郵便屋が来て
すみれに手紙を渡した。

だれだろうと
いって中を開けると
・・・

紀夫からの手紙だった。

・・・

『すみれが無事でいることを信じて
います。桜の咲く頃帰ります。
早くすみれに会いたいです。
坂東紀夫』

すみれは、「紀夫さん・・・」

といって涙がでた。
手紙を抱きしめた。

そんなすみれを

栄輔はじっと見ていた。
*******************
栄輔の立場って
主人公たちを支えていますよね。
潔には、坂東の娘を嫁にしたので
番頭根性の抜けない潔は
ゆりに遠慮があって
言いたいことも言えないと
指摘しました。
あれは、こういうことだった
のでしょう。

粗悪な商品を売るよりも
いいものをそれなりの値段で
売ることが長く商売を続ける
秘訣だと五十八が言うけど
今の時代、それは無理だと
潔は悩んでいました。

そして、
ふと
栄輔にいわれた
言いたいことも言わない
なんてと
いう批判にハッとした
のではと思います。

ゆりも、はながやったことを
やりたいと思っていたので
丁度良かったということですが。

それよりも
栄輔の気持ちが・・・

がらがらと
くずれていきます。」
この期に及んでやっと
紀夫から手紙がきたので
す。

元氣にいるとわかって

栄輔は

すみれから去って行かなくては
いけなくなりました。


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べっぴんさん40感想

2016-11-24 23:53:42 | テレビ番組
未来4
栄輔がすみれの家から
自宅に帰るというと
さくらは、嫌がった。
あまりにも、嫌がるので
キヨは、栄輔に泊まっていって
くださいという。
すみれは驚くが
さくらは喜んだ。

栄輔はお風呂にはいって
いた。
脱衣所においてある
栄輔の服はきちんとたたんで
あった。
すみれはその横に紀夫のゆかたを
おいた。
栄輔が風呂からあがってさくらを
寝かしつけた。

栄輔にとってさくらは、かわいらしい
以上のものだった。
すみれは栄輔にお礼を言って
明るくて元気な栄輔を
「ご両親はきちんとなさった
ひとだったのですね」と
聞いた。
脱衣所にあった服をたたむという
当たり前のことができて
いるのは、めずらしいからだ。

栄輔にいわせると
両親は
傘職人で
忙しくて、あまりかまって
もらえなかったこと
をいった。

しかし
栄輔の家族はいつも笑って
いるような仲のいい家族だった
という。
妹は洋裁を習っていたといった。

すみれは彼女は
きっと
ご両親の傘職人の仕事を
見て育ったので
裁縫に興味を持ったのだと
いった。
栄輔はすみれにだれに
裁縫を習ったのかと聞く。

「母から」といった。

とても、刺繍が上手なひと
だった。
人に見せたくて喜ばせたくて
必死に刺繍をしていたという。

栄輔は着ているのが
紀夫の浴衣とわかっていて
どんな人だったかと聞く。

すみれは、結婚写真を見せた。
幸せそうだと栄輔が言う。
さくらは、紀夫を知らない。
そんな話をしていると
さくらがおきてきた。
そして、栄輔に
「おとうさん・・・」と
いった。

すみれは、さくらを抱き上げて
「ごめんなさいね、栄輔さん」と
いった。

栄輔は、びっくりして
「なんだろう?
ええなとおもった。
家族ってええな・・・
って。」

栄輔はしみじみといった。

大阪のほうは、潔が栄輔が
帰ってこないので心配して
いた。

五十八に紀夫の行方を
ゆりがきく。

皆目見当がつかないと
いった。

翌日、さくらとすみれは
栄輔を見送りに高台に
いった。

栄輔は
つぼみが膨らむ桜をみて
「今年は桜がきれいに咲いて
きれいなころを
三人で一緒に
みよな?」
と言う。

そして
栄輔は帰って行った。

すみれはさくらの木を見上げた。

店に行くと商店街で
みんなが泣いていた。

時子の夫が戦死したという。

時子は位牌をもって坊さんと
いっしょに
現れた。

みんな手を合わせた。
明るい時子が
悲しそうにしていた。

そのころ潔は
栄輔に
すみれが好きなのではなのかと
聞く。
栄輔は「そんなことはない。
ただ、すみれさんもさくらちゃんも
助けてあげたいだけだ」と
いった。

潔は

「あかんで」という。

「紀夫君だって帰って来るかも
しれないし
坂東営業部の復活に頑張っている
のは、坂東家に仕える身だ。
紀夫君は坂東家の当主だから
彼につかえる身なんだ」という。

栄輔は「そんな考え方だから
ゆりさんにも遠慮があるのか」と
いった。
「遠慮はしてない」というと
「している」という。
「本当のことを言ってない。
自分は番頭のコドモで
ゆりさんは坂東家の娘で
そんな考え方が染みついて
いるから、どこか
ゆりさんに遠慮している。
おやじさんにも
はっきりとものが言えない。」

そういって「自分は違う」と
いって
去って行こうとした。
「何が違うんや」潔が聞く。

「わしは
自分が生きたいように生きます
わ・・・・。」

そのころすみれは・・・
さくらをねかしつけて
考えていた。

会えない夜を何度すごした
ことでしょう。
何度泣いたことでしょう

すみれは紀夫の裁縫袋を見た。

「紀夫君は今頃どこに??」

*************
潔の番頭さん根性を英輔が
見抜きました。
ある意味栄輔は
よく人を見ています。

どこか、遠慮がちで自分の意見を
ゆりに言わない潔に
疑問を持っていたようでした。

そういうことだったのかと
栄輔は理解しました。

でも、自分は・・・
番頭のこどもではない。
人につかえる身でもない。
そんな考えかたは
していない。
こうして、潔は自分の
生き方を
思い直すでしょう。

さくらにとっては
悲しいかもしれないけど
栄輔はお父さんでは
ありません。
きっと幼いながらも
どこかで
父親を探しているのでしょう。

このひとが
お父さんというもの
なのかもしれないと
さくらは
感じたのかもしれません。
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べっぴんさん39感想

2016-11-23 22:05:10 | テレビ番組
未来3
すみれたちの新しい店が
きまった。
そこで赤ちゃんのものと
子供服を作って売ろうと
いうのだった。
すみれは、大きな夢という
ことばに心が動いた。

良子がお店のレイアウトを考えてきた。

すみれは
その話を五十八やゆりたちにした。
五十八は感心した。
子供にもおしゃれさせたいと
願う母心の話に五十八は納得した。
すみれは仕立てもしたいので
いい生地や、かわいい生地があったら
教えてくださいという。

栄輔はそんなすみれをじっと見ていた。

忠一郎はあれはホの字やと
潔にいう。
潔は「そんなあほな」という。

すみれはかわいい生地は
どこにあるのだろうかと
栄輔にいった。
栄輔は進駐軍専門の店だったら
あるかもしれないけど
ドルでしかかえないから。
なんかのついでに生地を
さがすからという。
「さくらちゃんは元気かな?
何をもっていったら
よろこぶかな?」

すみれは、栄輔が来ただけで
喜ぶからというと

栄輔は
うれしそうに
「さくらちゃん・・・」と
いった。

進駐軍専門の店だったら
あるという話に君枝が
「あ!!」と
思いついた。
ランディ家である。
明美と全員はランディ家に
お願いに行った。
「かわいい生地があったら
売って欲しい」と。
夫人は引き受けてくれた。
すると
みごとないい生地が手に
はいった。

そして、自分たちの子供を
モデルに試行錯誤を繰り返して
服を作った。

デザインの君枝
型紙の良子・・

仕立てのすみれ。

監修役の明美。

世間では
すこしづつ
戦後の日本が変わろうと
していた。
もがきながらも
前を向き始めるひとたちが
ふえ
すみれもまたそうだった。
必死に生きる毎日だった。

そんなある日
闇市で集会があった。
根本は
みんなの前で
「お忙しいところすんまへんな

お集まりいただいて

おおきに・・・」

と頭を下げたので

みんな

「おおおおっ」と驚いた。
「すんまへんというたで」
「おおきにというたで」
「雪が降るんかいな?」
「雪やない、槍や!!!」
とみんな驚いてワイワイと
いった。

根本は今後
場銭は取らないという。
その代りに値段を考えてほしいと
いう。
むちゃな場銭がなくなる代わりに
客が買いやすい値段にしてほしい。
公定価格に近い値段で
女、子供たちが
安心して買い物できる商店街に
なったら
長いことつづくだろうという。

玉井はそんなけったいな
話し、聞いてないという。

根本は「反対だったら出ていけ」という。
「ここが安心できる場所だと言われる
ように自警団を作ろうと
思っているんや・・・」

「自警団?????」

「おおおおっ」と
また歓声が上がった。

きいていたゆりは
思わず声を出した。

「それで、女、子供が
安心して買い物にきて
くれるようになったら

いつかここは闇市ではなくなる
と思います」と
いった。

玉井は
「またおまえか」という。

ゆりは負けずに

「女が来ない市場に未来はありません」と
さけんだ。
玉井は、ゆりにつっかかろうと
「なにを~~?」
と走り寄った。

潔はさっきから驚いてゆりを見て
いた。

根本は、玉井を止めた。
「時代は変わるんや。
いや、かえなあかんのや。」

賛同できん奴は出ていって
くれ。」


玉井は、

「出ていったらぁ~~」といって
走って出ていった。
子分を連れていった。


そして根本に

「これで終わりと思うなよ」と
捨て台詞をいった。

五十八は笑ってみていた。

ゆりは、すがすがしい顔をして
いた。

潔は複雑だった。

さて子供服のほうは
子供服の種類を決めていた。
「男の子は
シャツ、ズボン一種類づつ
女の子は
ブラウス、スカート、ワンピースが
一種類づつね」

と決めていった。

そんな時、潔が来た。
良子は「オートバイの君や~~~」
と喜んだ。

潔は「世間話をしに来た」と
いう。
いきなりなんなんだろうと
すみれは思った。

すると潔は
店の隅にいた栄輔に
気が付いた。

「栄輔、おまえなんでここに?」

「わしも・・・・
その・・・・

世間話や。」

「ふう~~~~ん」

と潔は言う。

すみれは、栄輔がいろいろ
協力してくれていると
いった。

潔は子供服を見て「これか」と
とびついた。
「これからの時代は
服がいい」と奥様達が
いうという。
おしゃれだし
自分も着たいからと
の評判である。

良子は「もっとかわいく作り
ます」といった。


帰る時間になった
潔に栄輔は歩きながら聞いた。

「本当は世間話をしに
きたわけではないのだろう?」
と。

ゆりが一時期すみれの家に
いたことがある。
何がゆりを変えたのだろうかと
疑問に思ったという。

栄輔は潔と一緒に帰らずに
すみれの店に入っていった。

潔は栄輔と別れた後
不思議に思った。

栄輔はちゃっかりと
すみれの家にいって
さくらと遊んだ。
そして、キヨの手作り
のお料理をごちそうになった。

栄輔はさくらにおもちゃを渡した。
さくらは喜んだ。

栄輔も、一緒に食べる食事が
おいしいと喜んだ。

栄輔が帰る時間になった。

さくらは、栄輔が帰るというと
嫌という。
どこまでも
嫌という。
キヨは、栄輔に「泊まって欲しい」と
いう。
すみれは驚いた。
が、キヨとさくらに
押し切られた。

「さくらちゃん、遊ぼうな」と
栄輔はいった。

さくらはうれしそうに
栄輔と遊ぶ。
それを見ていると
すみれもうれしくなった。
****************
栄輔はこうして、さくらと
仲良くなり
キヨとも仲良くなった。
なんとも、いい男である。
・・・が

よく考えたほうがいい。
紀夫は亡くなったと決まった
わけではないのである。
でもすこしでも
すみれの心は
慰められたと思う・



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