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ワンダーランドの日記帳goo

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教育の崩壊を感じた

2007-02-19 00:43:20 | 日記・エッセイ・コラム

2003年10月18日、福島県の須賀川市にある第一中学の柔道部で女子部員へのリンチ殺人未遂事件があった。

当時1年生だった女子部員が、練習中に急性硬膜下血腫で倒れた事件だ。部活なのに、顧問の教師不在であったことと、学校は、女子部員の不運としてかたづけたことから、両親は裁判に訴える事にした。女子部員は現在意識不明の植物状態である。

これは、下級生に乱取りでまけた部長の少年が、いらいらを足の怪我で見学していた女子部員にむけたことにはじまる。いやがる女子部員をむりやりひっぱり数度にわたり、頭をコンクリートの柱にぶつけたり、頭から床に落としたりした。

女子部員はぐったりとして、瞳孔が開きよだれが出た状態まで行ったという。

リンチである。

スポーツに名を借りた、殺人未遂事件である。

頭から人を投げるわざは柔道の技の中にはないという。明らかに、常軌を逸脱した行為である。この少年、かなり柔道は強いらしいので、周りの部員達も止めることさえ出来なかったらしい。

しかし、学校側の態度の、無責任さと隠ぺい体質がこの場合にもでたという。

この事件は、あの2チャンネルから全国に広がった。

普通、警察などが動くはずなのだが。

この事件によって思うことは、その学校に人権は存在しないという事だ。

時代は、どんどん弱者切捨て、弱者いじめを広げている。子供たちの将来はどうなるのだろうと考える。大人社会にもいじめがあるが、このようないじめにどう対応していけばいいのだろうか。

こんな世の中で、女性が安心して子供を生んで育てていこうと思うはずがない。

女子部員のお母さんは、24時間、介護に明け暮れる生活をされているという。

リンチをやった少年は、今何処で何をどう思っているのだろうか?

いつまでも、罪を問われないとでも思っているのだろうか?

頭から投げても、死ぬとは思わなかったなどと、ぬけぬけといっているのでは無いだろうか?

いくら13歳でも、刑事事件を起したという結果を重視して、責任を取るべきである。禁固刑など。

それを一生直るか直らないかわからない状態にされた少女とその両親の立場を自分に置き換えて、罪をみとめ償う一生を送るべく、反省の言葉があってもいいのではないだろうか。

いくら少年でもである。

いわんや、学校関係者の罪はもっと重たいと、いうべきである。

人気漫画に、「デスノート」という作品がある。

私だったら、この少年と、学校関係者の名前を書くべしである。

少年に賠償能力がなければ、その保護者に賠償責任を問うべく、少年は罪を認めて、自殺するというくだりをデスノートに書くものを、と思った。

今この時代の、どうしようもない風潮にぴったりあったマンガの話になってしまった。

詳しくはこちら2チャンネルシアターへhttp://flash.2ch.net/theater/post/sukagawa.html

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