ワンダーランドの日記帳goo

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べっぴんさん41感想

2016-11-27 17:09:35 | テレビ番組
未来5
大阪のゆりの家。
ラジオで戦地から帰って来る
船の情報が流れていた。
五十八はじっと聞いていた。
すみれがきた。紀夫のことを
聞いた。
五十八は紀夫がいない人生も
考えろとすみれにいう。
前を向いて生きろというが
すみれにはぴんとこない。
紀夫のことを考えることは
後ろを見ていることだと
五十八はいう。
すみれは、五十八のもとから
走ってでていった。

外は雨だった。
栄輔は傘をもって
すみれを追いかけた。
追いついて傘をさしかけた。

すみれは、うつむいて
泣いていた。

栄輔はすみれの手に
傘を持たせた。

すみれは泣きながら
帰って行った。

この日、すみれは店に戻らな
かった。

君枝たちは心配した。


ひきこもりになっている
すみれのもとに明美が
きた。

紀夫が生きているか死んでいるか
すみれが決めたらいいという。
すると楽になるからというが
すみれには決められない。

「生きとったら会われなくていい
元気に生きているからと思って
いたらいいし
死んでいるなら、あきらめるしかない。
誰もすみれを責めることはできない。」

すみれは黙っていた。

翌日
すみれは店に現れた。

君枝と良子が待っていた。
子供服の相談があるという。
店の名前も決めなくては
いけない。
新しい名前を付けようと
いった。

すみれは、考え始めた。

そのころ、潔はゆりに話が
あるといった。

近江の麻糸を原料にして
布を織って売りたいという。

これは、はなと五十八が
やっていたことだった。

それをゆりにしてほしいという。
厳しいかもしれない
苦しいかもしれない
そんなことを遠慮があって
言えなかったという。
自分たちの未来のために
坂東営業部のために
父と母がやっていたことを
ゆりとやりたいと
潔が言った。

ゆりは、泣きながら
やっと言ってくれたという。

ゆりも、そうしたいと
思っていたという。
父と母がやっていたことだから
自分もやりたいといった。
潔は「自分たちも変わって
いかなあかんけど
ゆりは、変わらないはずだから」と
いった。

すみれは、行ってきますと
家を出る。
栄輔が外にいた。
「心配だった」という。
「ひとりでつらい思いをして
いるのやろうなと
心配だった」という。

「あの・・・わしで
よかったら・・・・・」

栄輔がそういうと
門扉が開いた。

郵便屋が来て
すみれに手紙を渡した。

だれだろうと
いって中を開けると
・・・

紀夫からの手紙だった。

・・・

『すみれが無事でいることを信じて
います。桜の咲く頃帰ります。
早くすみれに会いたいです。
坂東紀夫』

すみれは、「紀夫さん・・・」

といって涙がでた。
手紙を抱きしめた。

そんなすみれを

栄輔はじっと見ていた。
*******************
栄輔の立場って
主人公たちを支えていますよね。
潔には、坂東の娘を嫁にしたので
番頭根性の抜けない潔は
ゆりに遠慮があって
言いたいことも言えないと
指摘しました。
あれは、こういうことだった
のでしょう。

粗悪な商品を売るよりも
いいものをそれなりの値段で
売ることが長く商売を続ける
秘訣だと五十八が言うけど
今の時代、それは無理だと
潔は悩んでいました。

そして、
ふと
栄輔にいわれた
言いたいことも言わない
なんてと
いう批判にハッとした
のではと思います。

ゆりも、はながやったことを
やりたいと思っていたので
丁度良かったということですが。

それよりも
栄輔の気持ちが・・・

がらがらと
くずれていきます。」
この期に及んでやっと
紀夫から手紙がきたので
す。

元氣にいるとわかって

栄輔は

すみれから去って行かなくては
いけなくなりました。


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