アルコール・カフェイン業界と芸能人の広告戦略とアルコール・カフェイン中毒について

アルコール・カフェイン以外のニュースも適当に載せます

名張毒ぶどう酒、再審開始認めず 名高裁

2012-06-09 | 日記
名張毒ぶどう酒、再審開始認めず 名高裁
(愛知県)
51年前に三重県名張市で起きた名張毒ぶどう酒事件で、無罪を訴え続けている奥西勝死刑囚(86)の再審、
裁判のやり直しについて、名古屋高裁は25日、7年前に出された再審開始決定を取り消し、再審を行わない判断を示した。
1961年、名張市葛尾地区の懇親会で、農薬が入ったぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した名張毒ブドウ酒事件では、奥西死刑囚が「農薬のニッカリンTをぶどう酒に入れた」と自白し、逮捕された。その後、自白は強要されたものだと無罪を訴え続けている。
おととし、最高裁が名古屋高裁に審理を尽くすよう命じ、ぶどう酒に混入された農薬がニッカリンTだったかどうか、再鑑定が行われていた。
この日の再審を認めない理由について、名古屋高裁は犯行に使われた凶器はニッカリンTではないと明確には言えないと判断。
奥西死刑囚の自白は信用できるものとした。
今回の決定を受け、奥西死刑囚の鈴木泉弁護団長は「不当決定です。『疑わしきは被告の利益に』という鉄則を裁判所自らがかなぐり捨てた」と語った。
また、奥西死刑囚と面会した弁護士は「(奥西死刑囚は)まずはありがとうと言った。今回は残念だったが、次の勝利を信じているので、今まで以上に支援をお願いしますと。最後にありがとうと言った」と話した。
弁護団は最高裁に不服を申し立てる特別抗告をする方針で、最高裁で再び再審の可否が判断されることになる。
[ 5/25 10:29 中京テレビ]






名張毒ぶどう酒:被害者遺族「無罪と思う」 真相解明祈る
毎日新聞 2012年05月24日 02時30分(最終更新 05月24日 02時53分)
「真相があやふやなままでは、犠牲者は浮かばれない」。
農薬入りのぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した三重県名張市の名張毒ぶどう酒事件で、奥西勝死刑囚(86)に対する裁判を
やり直す「再審」の可否が25日に決まるのを前に、事件の遺族で奥西死刑囚の幼なじみでもある宮西武男さん(84)
=名張市=が毎日新聞の取材に、再審開始への期待を語った。
事件についての心境を取材で語るのは初めてという。
宮西さんが事件当日、現場の葛尾(くずお)地区の公民館に駆け付けたのは日付が変わる頃。
3歳上の姉、北浦ヤス子さん(当時36歳)は横たわっていた。
幼い頃からかわいがってくれた姉だったが、既に息をしていなかった。
奈良県と接した山あいの葛尾地区。
宮西さんは奥西死刑囚とともにこの山里で育ち、同じ会社に勤めたこともあった。
「(奥西死刑囚は)律義で温和な性格。同僚は毎晩のように集まって酒を飲んだが、彼は自転車で真っすぐ家に帰る真面目な男だった」。
犯人を憎む気持ちを抱く一方、奥西死刑囚の無罪を信じてきたという。
http://mainichi.jp/select/news/20120524k0000m040127000c.html






奥西勝 死刑囚


最新の画像もっと見る

コメントを投稿