金高雅仁(かねたか・まさひと)
米田壮(よねだ・つよし)
第25代警察庁長官に金高雅仁氏が就任
2015年1月23日(金)22時22分
23日、警察庁長官の交代式が行われ、米田壮前長官の後任として金高雅仁氏が第25代の警察庁長官に就任した。
新たに就任した金高長官はイスラム過激派のテロが日本人をターゲットにする事態に直面していることについて、情報の収集や関係各国との連携を強化してテロの未然防止に全力を尽くす考えを示した。
また、抱負として、捜査力の向上を第一に挙げ、とりわけ特殊詐欺については「組織を大本から検挙することが必要。犯行グループの中核を摘発しないと犯行は止まりません。
首都圏を中心に犯行拠点の摘発を、さらに徹底していきたい」と強調した。
また金高新長官は、特殊詐欺摘発の捜査手法として法制審議会でも議論された通信傍受の積極的な適用が効果的であるとの認識を示し、警察組織を挙げて摘発に取り組む姿勢を明らかにした。
退任した米田前長官は、警察の不祥事の根底に警察業務の拡大と煩雑な書類手続きがあるとして、業務の合理化を進める一方、重大犯罪に警察として即時に対応する組織改革を行った。
米田壯警察庁長官が退任
2015年1月23日(金)23時11分
おととしの1月から2年間、全国の警察トップとして暴力団対策やサイバー犯罪への対応を指揮した米田壯警察庁長官が23日、退任しました。
「もちろん、色々な政策もします、立法もします。しかしながら、本質は現場で闘う組織であろうと思っております」(警察庁 米田壯長官)
米田長官(62)は23日の離任会見で警察組織のあり方についてこのように話した上で、「全国の各都道府県警のトップが事件にいかにこだわるかが、事態を左右する」と話しました。
最も印象に残っている事件について聞かれると、事件発生から8年が経った去年6月に容疑者が逮捕された栃木県・旧今市市の女児殺害事件を挙げました。
新しい長官には警視庁捜査2課長や富山県警本部長などを歴任した金高雅仁氏が就任しています。
警察庁新長官に金高次長が就任 「国際テロ未然防止に全力を」
2015年1月23日(金)17時56分
全国警察のトップ、警察庁の新しい長官に、金高雅仁次長が就任し、シリアで日本人2人が拘束されている事件を受け、国際テロの未然防止に全力を尽くしたいとの考えを示した。
金高新長官は「警察としては、こういった情勢をふまえて、国際テロの未然防止に全力を尽くしたいというふうに考えている」と話した。
また、金高新長官は、特殊詐欺被害を止めるため、首都圏を中心に犯行グループの摘発の徹底を図っていきたいとの考えを示した。
米田 壮前長官からバトンを受け継いだ金高新長官は、1978年に警察庁に入り、警視庁捜査2課長、警察庁刑事局長などを歴任している。
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