父親殺害事件で少年に実刑判決

2015-04-07 | 他の事件













父親殺害事件で少年に実刑判決

(山形県)

酒田市で去年5月、父親を殺害したとして殺人の罪に問われた19歳の少年の裁判員裁判で山形地方裁判所は24日、被告の少年に対し求刑通り懲役5年以上10年以下の実刑判決を言い渡した。

この事件は去年5月、当時18歳の無職の少年が酒田市内の実家で54歳の父親を包丁で刺して殺害したとして殺人罪に問われていたもので、裁判員裁判で審理されていた。

判決で山形地裁の寺沢真由美裁判長は被告の犯行について「父親に、殺害されるほどの落ち度はなく、余りにも自己中心的。被告はいまだ事件の重大性と真剣に向き合っていない」とした。

その上で、弁護側が求めていた少年院での教育ではなく、刑事処分によって自分の責任と向き合わせるのが相当だとして検察側の求刑通り懲役5年以上10年以下の実刑を言い渡した。

判決後、裁判員の一人は「被告には被害者の気持ちに立って反省してもらいたい」と判決への思い述べた。

一方、弁護側は「意向をくんでもらえなかった。控訴するかどうかはこれから検討する」としている。
[ 2015/2/24 20:49 山形]







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