The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

ちょっとジャンベの話。

2009年08月08日 | もとやん氏ブログ
ジャンべとはアフリカのギニア、マリあたりを中心に産まれた太鼓で
言葉が乏しい時代に、村から村へと情報を伝達する道具として使用された。
一つの太鼓で大きく3つの音が出せ、それを組み合わせてリズムを奏でれる
コンビニエンスかつ、ロマンあふれる楽器である。

そんで僕もアランスミシーバンドではアコースティックセット時に
ジャンベを使っている。そんな中、どうしても聞いてきてほしいのに
未だに聞かれたことがない質問がある、それは

「カホンは使わないの?」

という問いだ。カホンとは要は木箱、それにまたがり叩く楽器で、
特に歌モノの曲を演奏をするときはジャンベよりもカホンの方が自然と曲に
合う感じがする。ドラムセットで演奏する雰囲気に近いものがあるからだろう。
じゃあなぜ使わないかと言うと、

①音を奇麗に出す事ができない。
②腰痛になる。
③頭を真上から見られたくない。
④使っている人が多い。
⑤自分のカホンが樫本家の部屋のオブジェとなっている。
の理由が挙げられる。まぁ⑤は僕が頼んで置いてもらってるだけだが、
何よりも最大の理由はジャンベにはロマンがあるからだ。

さてそのジャンベだが、仕様は皮(羊やヤギ、たまに犬)を
ドラム型に切り抜いた木に貼り付け、1本の紐で締め上げて形になる段取りだが、
これは音のピッチを上げるチューニングがアホみたいに力が必要で
かなり技術がいる作業である。
それが今ではドラムセットのチューニング仕様で
カーボンの皮を貼り付けたジャンベが多数登場しており、
僕自身あまり味気がないので使うのを避けていた。
がしかし最近、マイジャンベの皮が割れそうになっているのに気づき、
考え方が変わってきたのだ。

ジャンベの皮が割れるのは何回目だろうか?
皮を張り替えてもらうのに15,000円ほどかかるので
1回目は皮だけ買い、自分で張り替えた。
これがものすごく大変な作業で、やりながら何回も(あ~ケチらんかったらよかった)とつぶやいた。皮なんか獣の皮状態で、表は毛だらけ。
それを水で濡らし、木に貼りつけ、紐を結ぶ鉄のリングをかぶせ、
1日おき、皮の毛を剃って・・・・・
そんな具合で2回目からはお金を出してやってもらうようになった。

だが今回は、あんまり叩いてないのに皮が割れそうになっており、
ジャンベを叩く頻度もあると思うが、雨が降ったりして、次の日がカラッと
晴れる時のような急な湿度の変わり目に、よく皮が裂けたりするデリケートな
楽器なのだ。(皮をパンパンに張ってなかったらわりともつ。)
今後も叩く事もそないにないだろうと考えてると、今のスタイルには
先に話した紐タイプでないジャンベの方が、見た目はさっぱりやけど、
家計的にはええんやろなという思いが高まり、ついにデビュー!!
しかも太鼓の皮の面が16インチというかなり大きい口径のモノを選んだ。
画像にある、右の小さいのは今まで使用していたジャンベ。
高音は右のジャンベの方が良いが、低温はダントツに左の方。

9/13のアランスミシーバンドのワンマン「GUEST HOUSE」で
初披露できると思うので、ぜひお越しやす!
もう残席わずかのようでっせ~。

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2 コメント

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ひゃー、楽しみです! (ronger)
2009-08-08 17:08:43
ASBのアコースティックの情熱的なリズムには、バンド以上に熱狂させられます!
Grayoutレコ発ライブのアコースティックステージは、ワタシの中では未だに忘れられない伝説となっております!
裸足でステップを踏みたくなるあの熱いリズム、楽しみにしておりますー!
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Unknown (もとひろ)
2009-08-09 02:56:53
>rongerさん
ありがとうございます。
そのように言って頂けると、うれしいです!
もっと気持ちイイ音を届けれるように頑張っていきますね!
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