The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

7時間耐久映画鑑賞の旅

2013年04月25日 | ASB活動日誌
ひで氏です。

シンガポールミッションより帰国してしばし経つが、いややはりシンガポール航空は素晴らしい。
シートが良い(もちろんエコノミーだ)。そして目の前の画面が大きい。フットレストがついている。
一応7時間くらいかかるので、これは重要だ。

今回もむさぼるように映画を見た。
ちょうど日本でもやってたりやってなかったりという微妙な時期の映画が多いが、勝手な感想を。

【ARGO】


これは非常にうまい映画だった。オープニングのコミック仕立ての始まりも目を引いたし、
なんといっても話の作り方がうまかった。実話に基づいていて、すごい話には違いない。しかし映画を見るとわかるが、
実際はもっとスッといったんじゃないかと思う。もう駄目だ!というギリギリの演出がやたらあるのだが、その辺を全部除けば、そんなに目をむいてびっくりするような話でもないような気もする。
しかしそういう映画的要素をふんだんに盛り上げて緊迫感を出していることを嫌味に感じさせない良さがあった。

【Frankenweenie】


おなじみティムバートンなので相当期待して見た。細部へのこだわりはやっぱり強烈で、こういうのはバンドをやる上でも本当に参考になる。細部にこだわることがいかに大事か、というのを伝えてくれるのがこの手の映画だなぁ、と。あえて白黒なのもよかったけど、ストーリーが昔見た「ペットセメタリー」(ペットが生き返る不思議な墓場に子供を亡くした夫婦が我慢できず子供を生き返らせるために利用してしまうハナシ)と似てたことと、この手の「禁じ手」を題材にした映画にしては最後に戒めがなかったこと、それがしかもディズニーで許されたことに驚きだった変わった映画だった。


【This is 40】


今回の大当たりがこれ。これは面白い。世代的にも共感できるし、見てみて初めてわかったがかなりコアな音楽的要素が含まれていて良かった。主人公の仕事は音楽プロモータで、自分が素晴らしいと信じるアーティストがカントリーテイストで全然受けない。話の中ではまったくメインのテーマではないけど、徐々にその良さがじわじわと後半に向かって出てくる感じなど相当に計算されて作りこまれてるなと感じた。これはおススメです。なんといっても爆笑シーン多数。


ということで7時間の間に今回も3つの別人生を体験したぜ!
映画はほんとうに素晴らしい。







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