SIドライブの進化とドライブモード"INDIVIDUAL"の設定について

3連休はまたもや天気が良くないらしい。。。(>_<)


SIドライブが初めて搭載されたのは、2006年に発売された4代目レガシィのD型からだった記憶があります。

ダイヤルを操作することで、
Iモード
Sモード
S#モード
の3つにエンジンの出力を切り替えることができて、なかなか衝撃的なギミックでした。


ダイヤルを左に回せば、Sモード
ダイヤルを押下すれば、Iモード
ダイヤルを右に回せば、S#モード

しかし、この当時のSIドライブは、Iモードに設定すると街中では軽自動車に出だしであっさり負けて、
しまいには後ろから早くいけとばかりに煽られて、かなりノロマなモードでした。笑

でもSモードとS#モードは違っていた。これは本来のEJ20エンジンの性能を発揮させるモードで、
加速すれば、シートに背中が押し付けられる位の加速がありました。

このダイヤル式のSIドライブは2010年代の初めの頃まで続きます。

次にレヴォーグに乗り換えるわけですが、
ダイヤル式ではなくステリングの右側にボタンとして設定されます。
センターコンソールに手を伸ばして操作するよりも安全に切り替える事ができるので移設されたのだと思います。
確かにモード切替の操作は楽になりました。
２つのボタンで各モードを選択できるので便利でした。



VMGレヴォーグでは、IモードでハイプレッシャーパイパスバルブやSTIエキゾーストキットを装着することで、かなり早かったです。
もう、ほとんどの道路がIモードで十分でした。
SモードやS#モードはマニュアルにしてパドルシフトで操作して走るのがメインでした。
Sモード　４速、S#モード、６速で引っ張るとリニアに加速してFA20エンジンのパフォーマンスを余すことなく発揮させます。




そして今回のWRX S4のSIドライブ（ドライブモード）は、これまでのパワーユニットの選択だけではなく、
・ステアリング
・サスペンション
・AWD
・EyeSight
・エアコン（これはどうでもイイ!　笑）

プラス4つのファクタを追加して5つのモード楽しむことができます。
同じくボタンの位置はステアリングの右側


※モードの説明はマニュアルを引用　242ページ
NORMAL
ストレスのない走行性と低燃費を両立させたモードです。
市街地走行などの日常の使用に適しています。

SPORT
走行性を向上させ、スポーティーさと乗り心地を両立させたモードです。
高速道路での巡航時や郊外の道を走行するのに適しています。

SPORT+
乗り心地よりもレスポンスを重視したモードです。
山間部での走行や高速道路の合流、追い越し加速時などに適しています。
メーターにギヤ位置を表示します。ギヤ段は1速～8速です。

COMFORT
乗り心地と快適性を重視したモードです。
エアコンも風量をやや弱め、乾燥を抑えたおだやかな設定になります。

INDIVIDUAL
各項目を設定することができます。

エンジンを始動した時にはNORMALモードで始まり。MODEボタンを押すことで、
順に、SPORT→SPORT+→COMFORT→INDIVIDUALと変わります。

モードが多くて、ダイレクトで変更できないのが使いにくい。笑
MODEボタンを押下すると、センターディスプレイに設定ウィンドウが開くので直接選択できますが、
画面を見なければいけないので危ないし、面倒くさいです。
ですからこの動作は何かしらの改善が欲しい所です。

そして、いま悩んでいるのが、INDIVIDUALモードをどのように設定したらイイかということです。

一人で乗るときにパワーが欲しい時にはあらかじめ設定されている、SPORTやSPORT+モードに切り替えれば良い。
家族と乗っていて車線変更や追い越しの場面でモードを変えることが多いので、以下の様に設定しようと思います。

例
パワーユニット：Sモード
ステアリング：Normal
サスペンション：Normal
AWD：Normal
EyeSight：Standard
エアコン：Mild

追い越しのパワーが欲しいだけなのでパワーユニットがSモードでステアリング、サスペンションはNormalに設定（十分）

他にも、色々な設定で楽しむことができるので設定の詳細は無駄にはしたくないので、目的別にモードを考えて記録して楽しんでみたいと思っています。

設定が多すぎるような気もするが。。。(・ω・)ノ