先週寒かったので、東京の桜は満開です! 今日明日見頃ですね。
ちょっと前の話ですが、WRX S4を試乗したときに一番良かったのがステアリングの操作感触でした。
重すぎず軽すぎず、雑味が無いというか、自分のレヴォーグと比較しても反応が良く正確だと感じました。
ただ、
このブログでも書いたことがあるのですが、遊びが無いという事は長い時間操作しているとダイレクト過ぎて疲れるのです。
それを最も感じたのが、WRX STI(GRF)でした。
タイヤも「245/40R18 ポテンザRE050A」といもので、重く大きいため、路面のフィードバックも大きかったです。このことからも
確かに正確でダイレクト感があったのですが、その感触とも違うものでした。
この点が気になったので、調べてみると「新型WRX S4のすべて」に書いてありました。
44ページ
滑らかで正確な操舵フィールを提供
デュアルピニオン式を採用。
従来型はシングルピニオン式だったため、ドライバーの操舵力とアシストトルクの切り分けができていなかった。
分離することで操舵トルクの検出精度を高めた。
スバルのwebページ
WRX S4 走行性能→プラットフォーム
https://www.subaru.jp/wrx/s4/driving/platform
仕組みを 「最新オールカラー クルマのメカニズム 青山元男 著 株式会社ナツメ社」
で調べてみると、
デュアルピニオンアシストEPSというものが該当するように思います。
分けることで、ステアリングシステム本来のラックやピニオンの負担増が無いため、大きなアシスト力を発揮させる事が可能だ。
モーターや減速機構はステアリングラックケースの側面に張り出すことになる。
※上記の写真を見ても張り出していますね。
この仕組みが、
ドライブセレクトモードで 「Comfort」 「 Norma」l 「Sport」 「Sport+」の4つをそれぞれ選択した時に、ステアリングフィールを変える仕組みになっている事、さらにステリング操作感の質向上に繋がっているのだと確信できました。
同じ仕組みを持つ2代目レヴォーグとの違いは、
「低速での操舵力をレヴォーグより高めに設定。しっかりとした手応えを出すことで、スポーティ感を際立たせている」のが違いだそうです。
※否定的な意味では無く、レヴォーグは扱いやすさを重視のためS4とは反対の設定になっている。
どちらの設定でもクルマの操作の面白さという点は不満はありません。
長距離を運転したときに、このことがどのように感じられるかはまた別の話だと思っています。
納車されたら、この点を真っ先に感じ取って見たいです。
レヴォーグはデビュー時に「リアルスポーツツアラー」と言われていましたので。
まさに、長距離移動が楽にできました! ねっ 大ちゃん。
LEVORG GT(Grand Tourer)について改めて考えてみた 2014-6-19
レヴォーグはほんと!長距離運転しても疲れない。
Enjoy LEVORG Driving!で実証済み。
了