ブログの記事の中でも、Mac、Windowsで使用するオーディオプレイヤーをいくつか紹介しましたが、今回紹介するプレイヤーはMacBook Airで使用しているソフト。
Macで音楽を再生するにはiTunesがあればほとんどの場合事足りるのですが、
更によい音で音楽を楽しみたいとなると、有償無償のサードパーティーの再生ソフトを選択することになります。
webや専門雑誌、実際に使用している人の感想などをもとに一つのソフトにたどり着きました。
「Audirvana」というMac OS用のオーディオプレイヤーです。
特徴は、
・FLAC、WAV、AIFF、ALAC、MP3のネイティブ再生に対応。
(iTunesではFLACは再生できません。)
海外の高音質オーディオファイルはFLACが多い。
・Core Audio HALに直接アクセスることができてビットパーフェクト再生。
・Core Audioの標準32ビット浮動小数点演算に代わり、整数演算方式のインテンジャーモードを使用。
・サンプリング周波数の自動変更対応。
・ソフトウェアレベルでのオーバーサンプリングに対応。
・完全なメモリー上からの再生に対応。デコード、サンプリング周波数の変更はすべてメモリーバッファ上で再生前に実行。
私のMacBook Airは4GBのメモリーを搭載しているので結構快適に使えます。
・音質悪化の原因となるCPUやHDDの動作を最小限に制限。
MacBook Airはノンスピンドルマシンであるため、HDDの影響は受けない。
などなど
これらの特徴は無料版の特徴なのですが、私は有料版のAudirvana Plusというものを使っています。
上記の特徴に加え、
・DSD再生に対応。
・内部演算の完全な64ビット化。
・iZotope製64ビット分解能サンプルレートコンバーターを採用。
・ボリューム調整にディザ処理を採用。
Mac OS Lionが完全な64ビットですのでこちらを選んだということです。
有償無償のどちらのバージョンもiTunesのプレイリストと連携することが可能です。
つまり、iTunesでリッピングした音源をAudirvanaで再生することができるということです。
さて、肝心の音楽の再生能力は、
iTunesと比べると(比べた方が分かりやすいですね。)音の臨場感、立体感が別次元のものに感じられます。
特に、圧縮音源よりもCD音源(16bit 44.1kHz)をFLACで再生したものは、専用のオーディオCDプレイヤーで再生したものよりも顕著に感じることができます。
HD Audio マスター音源である24bit 96kHzの音源に至ってはもうすばらしいの一言に尽きます。
MacBook Airだけで再生してこんな感じですから、
MacBook Air ⇒ USB DAC ⇒ (ヘッドフォン)アンプ ⇒ MDR-Z100
で再生したらさらにすごいことになります。
(このシステムの詳細はまた別の機会に紹介します。)
PCオーディオに目覚めてから、かなり昔のアルバムを引っ張り出して夜な夜な楽しんでいます。
高級オーディオほどはお金をかけることなく、良い音を楽しむことができます。
Audirvana Plus はわずか49$です。
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