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S4 レヴォーグとの違い04 ビルシュタインからZF(ザックス)へ

2022-03-07 20:28:43 | WRX S4



往年のスバルファンならば、レガシィ、インプレッサにビルシュタイン製のダンパーを使用していることを理由に、
ビルシュタインのエンブレムやステッカーをボディに貼り付けていたと思います。(私もその一人 笑)

ところが、
昨年の新型レヴォーグからZF社製のダンパーを採用し始めているのです。
ZF社とは、「ZF Friedrichshafen AG、ゼットエフ フリードリヒスハーフェン」という会社名で、自動車部品製造企業
古くは、1915年に飛行船のツェッペリンで使用される歯車を作っていたらしいです。
ZFとはドイツ語でZahnradfabrik(歯車工場)の略だそうです。

イメージでは、ビルシュタインと同じようにクラフトマン魂を彷彿させる名称ですよね。


さて、本題に入ります。
スバルのクルマは脚回りがよく固いと言われます。
初代レヴォーグでも、かなり改善はされたのですが、他社から乗り換えた方やそのゴツゴツした感じが慣れない人が私の周りでも沢山いました。
私の場合、スバル車に乗り換えたのはトヨタのFRスポーツ アルテッツァの後にB4(tuned by STI)に乗り換えたのですが、 アルテッツァはノーマルの脚では、少し早めの速度で首都高などのきついカーブを走ると、カーブの途中で脚が突然グニャとなる感じがしました。
しかし、B4で同じ場所で同じ速度で体験して見ると、何事もなかったように安定してターンできたのを思い出します。
固い感じはありましたが、当時はそれだけで大きな感動でした。

この理由から初代レヴォーグは4代目B4から更に進化していますので固さは全く気にならなかったのです。
そして、後期型 E型のSTI Sportに乗り換えるのですが、この時にも良い意味でショックを受けました。
ビルシュタイン製のダンプマティックIIというダンパーが導入されたことです。

ダンプマチックについては、

LEVORG BILSTEIN ダンプマティックII 2016-08-05

を読んでください。

更に、
LEVORG STI Sport納車時のインプレッションでは以下のように記述しています。

------------------------------------------------
最初に乗り出して、すぐに分かったのが、上質でしなやかな乗り心地。
申し訳ないのですが、A型レヴォーグと比較すると、全く違うものなので、正直ショックを受けました。
直ぐに首都高速に乗って、高速自動車道へ、
首都高速は道路を接続するジョイントが数十メートルごとにあり、乗り越えるときの衝撃は、

A型:
ガッ トットッ で収束 最初のガッという部分が車内では結構大きな衝撃だったりすることがあります。

STI Sport:
ガッ、トッで収束 最初のガッという部分がA型では大きな衝撃になるところが、全く衝撃を受けません。
身構えるのですが、拍子抜けです。
一番、わかりやすいのが、A型は固めた脚が箱の感じで動作します。
STI Sportは、4輪が別々に動いて、ギャップを乗り越えているのがステリングを握っていてわかります。(この部分が感動でした。)
しかも、ショックアブソーバーがこなれた状態なら分かるのですが、納車されてすぐにその感覚が分かったことが衝撃でした。
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このように衝撃的だったのですが、WRX S4には、さらに進化した機能を持つダンパーが設定されているのです。

特徴は、(新型レヴォーグと同じですが)
ZF製ダンパー
・電子制御ダンパー
・ばね下にGセンサー搭載
・レヴォーグと比較して減衰力の可変領域を高減衰側に設定。
・ミリ秒単位で減衰力制御が可能なシステム

読むだけでワクワクする、すごいシステムですが、
素人に体感できるのか心配です。 笑 (・ω・)ノ

この仕組みは、ドライブモードセレクトでサスペンションを
ComfortNormalSportの3つに設定にすることで体感できるとのこと。


3つの設定を体現できるなんでまるで夢のような仕組みでです。
なぜなら、10年前以上のインプレッサ WRX STIなどは本当にガチガチで同乗者が気の毒になるくらいでした。
それが、Comfortに設定すると、上級セダンのような乗り心地を提供してくれるそうです。
これなら、WRXなのに家族でもゆったりと乗ることができると思います。
この機能は、試乗の時にも試してみたいです。


ただ、よく考えてみると。
このように複雑な機能を持った部品を使っているという事は、それなりに不具合や故障があるかもしれないということです。それを考えると少し不安にはなるのですが今は楽しみの方が大きいです。

このことに対応するためには、
日頃の感覚が重要になるのだと思います。

「いつもと違う。」

この感覚はとても大事で、クルマのトラブルを大きくなる前に未然に防ぐことをこれまでで学習してきました。
あまりセンシティブにならずに前向きに楽しみたいです。

愉しみな機能の一つです!







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