スバルとSTIのコラボレーションによる、STI Sportが発売されたのはレヴォーグのC型から。
STIを冠したモデルはWRX STI以外は、すべて限定車でした。
そのほとんどは、走りの性能を極めた、スパルタンでスペシャリティなモデルばかりでした。
ですから、
レヴォーグからSTI Sportが発売された時に、最初に受けた印象は、
レヴォーグを走りに振ったモデルと多くの人が考えたはずです。
私も、その中の一人でした。
しかし、
熊谷PMのプロモーションビデオを見て驚きました。
その時のプレゼンで説明していた内容がこちら、
スバルのサイトの「STI Sportブランドサイト」の一部をコピーしたものです。
(この図の説明がとても分かりやすいので引用させて頂きます)
STI Sportは、それまでのtSやSシリーズと違って、動的・静的な質感を高めたモデルであること。
つまり明らかに、クルマの味付けを変えているという事です。
インタビューの中で、「車幅が広く、低く、どっしりとした走り。たたずまい」を目的に開発したと言っています。
しかし、レヴォーグはノーマルモデルで特に2.0Lはスポーツ性能を高い次元で実現しています。
質感をプラスされたことで、カタログの最上位モデルとなったという事だと理解しました。
youtubeに上がっている、「LEVORG×STI CAR GRAPHIC代表 加藤哲也 試乗インプレッション」でも確認することができます。
とにかく、乗ってみてすぐに分かる高速でも低速でも、雑味のない乗り心地がポイントだと言っています。
私のレヴォーグはA型ですので、やはりサスペンションの固さは否めません。
ノーマルから、リヤのリンクやサブフレームを弄って改善はしてありますが、低速時のゴツゴツした感じは残っています。
それが、熟成された後期E型ではどんな感じに仕上がっているのか楽しみであります。
最初に乗った時に、五感をフルに働かせてレビューしたいと今から考えています。