Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

Kindy orientation ~第一回~

2012-10-10 22:25:39 | 学校関係
こっちの小学校はYear1(日本の小学1年生)の前にKindy(幼稚部)が併設されていて、Kindyからが義務教育。来年の1月末スタートに向け、新入生用のオリエンテーションが3回にわたり開かれる。うちの息子は11月末まで、どっちの学校に進むか決まらないため、DET(教育省)から勧められた両方のオリエンテーションに出ることに。

しかし、もう受付する前から普段と違う様子に、息子は予防線を張っていて、「House, House(家に帰りたい)」の連発。幸い、オリエンテーションで担任となる先生は、娘がYear1でお世話になったベテランの先生。「お姉ちゃんが来たら少し落ち着くのに助けになるかしら?」と機転を利かせて、娘をクラスから連れてきてくれた。

スクールホールで、Junior Jazzのダンスパフォーマンスを見た後、子どもたちはそれぞれのクラスに別れ、教室へ。普通の親は教室まで見送り、その後ホールに戻って学校の用意してくれた説明会を聞くのだけど、私は息子がぐずって大変だったため、そのまま教室に居残り。最初にIWBでアニメを観て、子ども達が慣れてきた頃を見計らい、そのアニメの主人公のキャラクターを切り貼りして作る。シンプルだけど、きり方やバランス、のりの使い方など細かく先生はどの子がどれだけ出来ているか細かくメモを取って見ていた。娘の時はこんなに厳しかったのかなぁ?今時のKindyって要求されるものがどんどん厳しくなっている気がする。子どもも大変だ~~~。


お姉ちゃんに手伝ってもらって上手に出来たゾ♪


1時間以上経過した頃、息子が皆と一緒に座ってられなくなってきて、機転を利かせてくれた先生がYear6の子と、お姉ちゃんと息子の3人でブロックタイム。その隙に私はやっと教室から出て、スクールカウンセラーと短いミーティング。今日のOrientationをやる前からわかっていたけれど、思っていた以上に、息子にとって普通校はハードルが高すぎて、Overwhelmingだった。親なので、息子によく頑張っていると褒めてあげたい。だけど皆がやっている事の何一つ出来ない。たぶん、新しいことへの不安や緊張で、静かに座っていることすら出来ない。目標を上に設定して頑張り続けられる強い子も中にはいるけど、一般的に、子どもはある程度の自信を持って出来る事と目標のバランスが大事だと思う。そういう意味では、息子にMainstreamでガンバレ、と言うのは中学生に大学の講義を受けろと言っているようなものなんだろうなぁ。改めて、IOクラスに進みたいと強く思った。


やっと帰ってこれた~(って感じかな?)


さて、私は午後出勤。帰ってくるのは夜だな~(涙)
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