鳥取県 米子 サックスとオカリナ 大原章子の音楽教室 akko☆channel

SAX ・Ocarina奏者♪大原章子(おおはらあきこ)のレッスンとコンサート♪
日々の暮らしのブログです。

秋の演奏会を終えました

2016-11-15 | コンサート
秋も深まり、庭の木も紅く色づいてきました。

11月に入り2つの本番を終えました。

1つは私の育った伯耆町にある学校での演奏。




今はもう廃校になっています。

私には当時同級生はいなくて、1年生から4年生までが通うこの学校は、「分校」で、今では分校なんて言葉もご存知ない方の方が多いと思います。

その当時にはよく分からなかったことでしたが、今になって振返ってみると、生活をするのに大切なことを沢山教えてもらって、そして私も出来ることは一生懸命やって過ごし、密度の濃い生活を送ることが出来たと思っています。

何十年もすぎてから、思いがけずここで演奏をさせてもらうことになりました。

もし、生きておられたらその当時にお世話になった谷野先生に聴いてもらいなあと、思いながら演奏していました。

楽屋は、昔、図書室だったところでした。
鳥取西部地震で改装した部分でしたが、あの当時の図書室の匂いがしました。毎日、本を探しに行っていた大好きな図書室。
なつかしかった.....

そして、聴いてくださった方から「心が洗われるような気持ちがした、涙がでたわ」と本当にうれしそうに言ってもらって、元気をいただきました。これからも、自分に出来ることを頑張って行こうと思いました。


そして、昨年お声をかけていただいたけれど、予定が合わず、今年は伺うことができ、南部町で演奏させてもらいました。

初めての場所でしたが、町民の皆さんの様々な音楽の発表も気持ちがこもっていて、楽しく聴かせていただきました。

演奏も、気持ちよくさせていただき、感謝しています。チラシをみて駆けつけてくださった方もあり、演奏後にであってお話させてもらいました。

この2つのコンサートは、会場へ来てくださった方の気持ちも沢山いただいて、私自身元気もいただくことが出来て、本当にうれしかったです。

そして、○十年ぶり...!に卒業以来の同級生が会場に駆けつけてくれたり、思わぬ再会もあったりして、ここでもまた嬉しい一日となりました。

色々なつかしく振返る私は、今まで出会って一緒に過ごさせていただいた方々のおかげだなあと思っています。

特に恩師については、その当時には私が未熟で分からなかったことが、ある日「ああ!先生はこういうことを思って教えてくださったんだ!」と思うことが度々あって、

タイムカプセルみたいで、分かった時には感激したり、そういうことか!とびっくりしたりしながらありがたいと思っています。

だから、私も、今は分かってもらえなくても、大事だと思うことは伝えて行こうと思う原動力となっています。

自分が、愛情を持って沢山の方に育てていただいたことを、この年になって再び理解して知ることになり、うれしさと共に、身が引き締まる思いで、私も出来る限りのことをしていきたいと思いました。

今まで関わってくださった方々に改めて感謝の気持ちを持ち、心の中でお礼を言っている日々です。

ありがとうございました。

ますます頑張ります!








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2 コメント

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Unknown (9号線の若者より)
2016-11-15 21:41:19
なつかしきかな校舎、12/4の気持ちがジーンと感じます、
故郷の思いは感無量でしょう、良かったです。
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ありがとうございます。 (おおはら)
2016-11-15 21:47:12
本当に、いつでも出会いに恵まれた人生を送らせていただいていることに、改めて感謝しています。
大好きな皆さんのお陰で、こうやって元気に過ごせることを、お一人お一人の顔を思い浮かべながら改めて感謝しています。

9号線の若者さん、ありがとうございます!
これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします!

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