転勤と転封

島根県に観光に行ってきた知人と先日　松江城の話に夢中になった。

豊信大名から外様大名と生き延びた堀尾家だが、城の形態は秀吉の城を敬称していたとは！

ただただお城と言っても秀吉の城と家康の城では僕が見ても違いが分かる。全然違う。
俺に（家康に）従うなら～城郭建設も家康流にせよ！　これで大名に踏みえをさせたのでしょう。
今で言うなら吸収合併した親会社の社風に染まれと・・・。
しかし、堂々と旧会社の（豊信大名の）主張を貫く堀尾吉晴には外様大名の気概が伺えます。
当然の結果、この様な社員は現代では転勤族として本社から冷遇されるのですが
堀江家もしかり。当時の表現では鉢植え大名。何時でも植え替えるぞ。
転勤ではなく転封として移動命令が下る。時代は変われどやることは同じです。
この様な目で歴史を見ていくと面白い。　

そんな事を話していた彼から電話が入った。転勤辞令があったと！！
つい先日の事だが武士ももサラリーマンも良く似ているな～と話し合っていたので
・・・ビックリ。
まァ～転勤先が東京本社なので、ご栄転だから仕方ないけど・・・やはり残念。
この時期、転勤は多いですね、別れがあり出会いがある。

そうそう～堀尾家は転勤じゃなくて（取り潰し）でした