硬化膨張が 0 ・・・だから~
ネットで泳いでいたらこんな書き込みをみつけた。
僕は何点とれるかな?
模型材の所用性質として操作性がよく、流動性がよく(1)____であることが大事である。模型材の種類には強さ・硬さが大きいものから順に(2)____(3)____(4)____がある。
(5)硬化膨張、混水比、硬化時間について(2)、(3)、(4)でどう違うか。
模型材の硬化は、(6)____と水を練和することで(7)____になる(8)____反応である。
(9) この時に(7)はどのように生まれてきて硬化するか書きなさい。
混水比とは(10)____÷(11)____であり、混水比によって石膏の性質は大きく変わる。混水比を小さくすると、(12)____が減少し(13)____が増加する。混水比を小さくした時、表面の形状は(14)____になり、強さは(15)____、硬さは(16)____、硬化時間は(17)____、硬化膨張は(18)____。
硬化時間は長すぎたり短すぎたりすると駄目なので、適切な時間が必要であるが、JISでは、練和時に石膏粉末と水が接触してから、重量300gのビカー針が練和泥の中に入る深さが2mmになる時間という定義がなされており、このことを(19)____という。
硬化時間を調節したい場合、上記したように混水比によって石膏の性質を変える手法が一つ、もう一つ、温度によって調整が可能である。温度を上げることで(20)____が増大し、(21)____することによって、硬化時間は(22)____。混水比の場合、混水比を増大すると、石膏に対して水の量は(23)____なり、硬化時間は(24)____。
石膏の硬化機構(二水石膏と半水石膏の関係)から見ると、温度を上昇させると硬化時間は延長するため、(20)(21)の影響との兼ね合いで、(25)____℃までは硬化時間が(26)____され、それ以上では硬化時間は(27)____。
さてさて、もう1つ硬化速度を調整する方法がある。それは、化学物質による調整である。本来石膏の硬化とは、半水石膏が溶解し、(28)____と(29)____が供給されることで(30)____が成長することである。
(31) ここで、2種類の方法によって溶解に要する時間を不要にして硬化時間を短縮出来る。何か?
(32) (31)の方法を使うと、何が起こるので硬化時間が短縮出来るのか。
他に化学物質は硬化促進剤・硬化遅延剤がある。硬化促進剤としては(33)____・(34)____があり、(35)____することで効果が促進される。硬化遅延剤には(36)____・(37)____があり、これは(38)____ために、硬化が遅延される。
理論混水比での硬化反応では、体積収縮が起こるはずであるが、実際には(39)____が起こる。(40)この理由を述べよ。
石膏の膨張には、(41)____もあり、これは水に浸すと生じる現象である。
石膏の機械的強さは、乾燥状態のものと湿潤状態のものでは、(42)____の方が(43)____倍ほど強い。
(1) 気泡混入が少ない (2) 超硬質石膏 (3)硬質石膏 (4)普通石
(5)
硬化膨張:超硬質石膏<硬質石膏<普通石膏
混水比:超硬質石膏<硬質石膏<普通石膏
硬化時間:普通石膏<硬質石膏<超硬質石膏
(6)半水石膏 (7)二水石膏 (8)発熱
(9)練和した石膏泥の中から二水石膏の針状結晶が生まれ絡み合い押し合いながら成長して硬化。(押し合いへし合いせめぎ合い揺らぎ合いたゆたいながら とかでも多分可)
(10)水 (11)粉 (12)水 (13)粉 (14)緻密で滑沢 (15)強く (16)固く (17)短く (18)大きくなる (19)初期硬化時間 (20)溶解速度 (21)分子振動が活発化 (22)短くなる (23)多く (24)遅延する (25)40 (26)短縮 (27)遅延する (28)Ca2+ (29)SO4 2- (30)二水石膏結晶
(31)
・練和液を水ではなく石膏飽和液を使うこと
・二水石膏粉末をあらかじめ練和する石膏粉末に混ぜること
(32)
二水石膏が種結晶として機能し、Ca2+とSO4 2-が種結晶の上に結晶成長しやすいので
(33)(34)硫酸塩・塩化ナトリウム(1%くらいのもの)
(35)二水石膏のみかけの溶解度積を大きく
(36)(37)クエン酸カリウム・ホウ砂
(38)二水石膏形成に必要なCa2+が消費される
(39)体積膨張
(40)二水石膏の針状結晶が成長するとき、結晶同士の押し合いが起こり、硬化体には多数の間隙が存在し、この間隙が体積収縮を補い見かけ上の硬化膨張がおこる。
(41)吸水膨張 (42)乾燥状態 (43)約2~3