田舎神職の人生-自然の中で生きる

神明社に奉仕しながら、気ままに生きる日々の暮らしを、生かされて生きることに感謝しながら綴っています。

雪のない寒中

2020年01月17日 14時03分31秒 | 日記
 今月5日は寒の入り。小寒の今日も、雪が全くありません。日がさしたり曇ったりの一日です。いつもの年なら雪の一番多い時期であるのに、70年以上生きてきて、こんなことは覚えがありません。

寒中に雪が全く無い参道です(1月17日)

 神社参道にも雪がないので有難いです。
 昨日も「御朱印をお願いします」と訪れた人がいました。県道から家までを電話で道案内しながら自宅に来てもらい、家の中に入ってもらって墨書きを捺印をしました。それから、改めて神社に向かい、中に入って参拝していただきました。神明社は、外から見ると山間地の小さな神社ですが、中に入って本殿を見てもらうとその大きさが他と違うからです。
 せっかく御朱印を受けに来ていただいたので、神社の良さを分かってもらいたかったのです。まさに、一期一会。もう二度と参拝に訪れることはないかもしれない。でも、御朱印帳を開いて「吉生水神明社」の文字と印を見る度に、神社の本殿を思い出すことでしょう。
 雪が無いので神社までお参りに行くことができます。


パソコンプリンター買換え

2020年01月08日 13時01分42秒 | 日記
 9年間使ったプリンターが故障してしまいました。
 紙が送られずにインクだけがどんどん出るのです。キャノンのサイトで修理の料金を見たら送料を含めて12000円から14000円で、しかも修理対応期間終了となっていました。
 修理をあきらめ、新しいプリンターをネットで買いました。今まで、パソコン作成文書の印刷とスキャナーでの読み取り、文書のコピーができたので、同じ機能が付いたものを求めました。これまで使い慣れたキャノンにして、安いもの(14500円)を選んで注文しました。



 昨夜届いたので、さっそく初期設定を試みました。今の機種は無線LANでつなぐ必要があって、使っているNTTの無線ルーターのパスワードを忘れたため接続に苦労しました。メモす忘れたために思い出す限りの文字を入れて試みたのですが、パソコン操作では全くつながりません。無線ルーターを初期化しようとも思いましたが、ほかの設定が変わると厄介なので止めました。半ばあきらめていたところ、プリンターの液晶画面を見たら別の操作方法が出ていたので、それに従ってやったら、見事につながりました。
 あとは操作に関連するプロブラムをパソコンに入れて終わりです。これまでと同じように新しいプリンターを使えるようになりました。これまでの機種よりもコンパクトで華奢なようですが、新しいだけに気分がいいです。長く丁寧に使いたいと思っています。
 今日は、古いプリンターを処分してきました。市のクリーンセンターでリサイクル家電として引取る家電の一覧表にあったので、持ち込んだら引取ってもらえました。


 

書初めを書く

2020年01月06日 15時56分26秒 | 日記
 言葉がなかなか決まらず例年より少し遅れてしまいましたが、今日、書初めを完成しました。
 漢字を並べるのではなく、日本語の柔らかい言葉にしました。



「野の花は その地で咲いて 種子(たね)をとばす」
 野の花は、自ら育つ場所を選ぶことはできません。種が飛んで地面についたところで育つのです。柔らかい肥沃の地ばかりではありません。乾燥した固い地もあれば、日陰の地もあります。どこであろうと種は芽を出し育っていきます。家の近くの道路では、アスファルトの割れ目に土がたまり、そこに3,4株スミレの花が毎年咲きます。道路の反対側を見ると地滑り防止のために積まれたブロックの隙間にもスミレが咲いていました。海岸の砂地は焼けて熱くなる中で花を咲かせる植物があります。可憐に見える花ですが、そのたくましさに驚いています。

 ハマニガナ(海浜植物)

 人の世も似ているような気がします。生活環境も人のつながりも様々に違っています。
 この年になると自分の境遇を変えようとは思いません。今住んでいるところで、今与えられた神職という仕事を精一杯やることだけを心掛けています。
春秋のお祭りを通して氏子の平安を祈る。お祓いを頼まれたら、一心に祈りながらご祈祷をする。その結果、「お陰様でよくなりました」を喜んでもらうと嬉しくなります。何よりも幸せを感じるときです。
 これからは日々老いていく身で、今できることがいつ出来なくなるか分かりません。今出来ることを喜びながら、少しでも長く出来るように体を動かし頭を使っていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

今年も大変お世話になりました

2019年12月31日 19時46分31秒 | 日記
 除夜祭を終えて、ゆっくりと夕食を食べ終わったところです。
 子供の頃は、歳とりの晩ということで家族そろって鮭を食べたことを思い出しています。
 幸いにも我が家は満95歳の母も元気で、今年9月に生まれた曽孫と一緒記夕食を食べることができました。私は、孫を抱きながら御神酒をいただき大満足です。決して平らな一年ではありませんでした。どうしていいか眠れなかった日も多くありました。薬に頼って眠ることになりました。
 でも、今日こうして歳をとることができることは幸せです。今後どうなるかわかりませんが、この幸せを感謝しながら、除夜祭を行いました。
 このブログを見てくださいました皆様方に心から感謝を申し上げます。大変ありがとうございました。

正月を迎える準備

2019年12月29日 15時09分28秒 | 日記
 雪国の冬とは思えない、晴れた暖かい日です。昨日28日までに、正月を迎える準備がだいたい終わり、今日はゆっくりとしています。
 玄関の門松は、今年は妻が生け花用と一緒にホームセンターから買ってきたものを飾ることにしました。



 竹を立てて松や南天をつけた立派な松飾ではありません。玄関の左右に松の枝をつけただけです。身の丈に合った暮らしで十分です。

 勤めていた頃は、付き合いや様々な会合に出席を求められ、忘年会の時期は宴会でいろいろな料理も食べさせてもらいました。魚や肉のおいしい料理は家では食べられないものばかりでした。
 退職して十年が経ち、今は毎日家で三食食べています。今は、大根がおいしい時期です。畑に残しておいたものを2,3本抜いてきて食べています。大根煮、大根サラダ、大根のきんぴら、大根おろしと料理の仕方は限られていますが、とてもおいしいです。自分の畑で採れたキャベツやタマネギ、長ネギもうまいです。サバの水煮を入れてカレーを作ったり、ひき肉と家のタマネギを使ってシュウマイを作り、フライパンにキャベツを敷き水を入れて蒸したりもします。刺身やステーキがなくても満足です。

 今日一日を家族が健康で過ごすことが何よりの幸せです。