■納得のいかない事業仕分け・・・でも頑張って欲しい

最近政治ニュースが面白いですね。
事業仕分け。
ドンドン進めて欲しいものです。

しかし、今日ニュースを見て驚いたのは天下りの構図がもっともっと根深いものだったということ。
役員の人数が限られているので、独立行政法人が合併する際に嘱託という形で役員報酬とほぼ同額を与えポストを維持していたということ。
厚生省管轄の雇用・能力開発機構を始めとする3つの独立行政法人でこういった天下りが行われていたという話です。
じつにケシカランですね。

職員ではないから、天下りの人数の頭数にも入ってこないので、先に審議された法案の中にもこんな構図で天下りが随分もぐりこんでいるのでしょうね。

きっと、天下り行政法人から丸投げされる会社にもいっぱい天下りが入り込んでいるんでしょうねぇ～。
あ～恐ろしい。

だから、麻生内閣の時に職業訓練等に補正予算どっさりつけたのでしょう。
嘱託の人を増やせるお金をプールしたかったんではないかと。
スキルがないから職業がないんじゃない。
スキルを活かせる仕事・自分のしたい職がないから満足して働けないという事実を飛び越して、どこに予算つけているんだろうって思ったんですよね。

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こういった報道がキチンとされるようになったのは事業仕分けのおかげだと思うんですけど・・・

やっぱりどこか出来レースというか・・・
官僚たちは削られるのをわかった上で膨大な予算をつけ、解り易い駄目事業を混ぜ込み、民主党が切り込み成果を挙げられるだけの材料をばら撒いているんではないかという疑念が産まれます。

建築業界でも、相手が値引くのが得意？と思うとふっかけた予算をつけ、大幅に値引いて誠意をアピールする業者もいますので。。。

やはり、事業仕分けで何兆円削減という報道だけを鵜呑みにするんじゃなくて・・・
本年度予算が他年度に比べてどうなのか？
ちゃんと借金返済に向けた運営を出来ているのか？
景気対策に向かってプラスなのか？という議論に早く持ち込むべきだと思って報道を見守っております。

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まぁ、全ての天下りが決して悪いとは思いません。
ちゃんと報酬相応の仕事をしているかが問題です。
その仕事内容もキチッと報道してもらいたいものです。
中にはちゃんと一般の会社の役員並に仕事をキチンとしている方もいるとも思いますので・・・

そして、事業仕分けで削られた予算が末端の国民へのサービスに影響するのではなく、ちゃんとその天下りの人件費を見直す形で削られる事。
そこまでちゃんと民主党は切り込んでメスを入れてもらいたいなぁ～と思っています。