■足場が外れて外観チェック～建築家の自邸第119話

このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。

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外壁の足場が外れました。
もうこうなると完成も時間の問題です。

の、ハズなんですが・・・
工事が遅れています。
いろいろ無理な注文をつけたり手直しをお願いしたりで工事が残ってしまっています(ノ゜ο゜)ノ



寝室の羽目板貼り。
勾配天井に張るのに二人掛りで行っています。
写真の右になんか浮かんでいる物体・・・



その正体はボンド。
壁に板を取り付け、簡易的な置き場所を作っていたのです。
コレだと、ボンドをイチイチ降ろさなくても施工できます。
ナイスアイデア！



リビングの壁にブリックタイルを施工しています。
目地の寸法が均一になるよう気をつけながら専用の接着材で貼り付けています。
今回採用したのはブリック調のタイルで、大きさが不ぞろいなので綺麗に割付けてもなんだか曲がったように見えてしまいます。
でも、それが本来の味。
後は目地を詰めて完成です。



外部では水道メーター等の取付けを行っています。



母の玄関部分の洗い出し仕上げを行っています。
モルタルの中に玉砂利を混ぜて施工し、最後に洗い出して仕上げるもの。
和の雰囲気の床仕上げの定番です。



そして、今回の工事の最大の無理。
それはビニルクロスの施工を私の弟に頼むという事。
マンションの施工がメインのため戸建の物件はほぼ始めての弟。
母としても息子がクロスを貼ったらやっぱ嬉しいだろうなぁと思い、工務店に頼んだんですよね。

いつも付き合いのある業者と違うので余計な調整作業が出て大変だったと思ういますが、対応してくれた工務店に感謝です。

弟は今年になってからはほぼ休みなく仕事をしていたのにも関わらず、竣工間際の我が家のために寝る間を惜しんで工事をしてもらう事に・・・
（徹夜覚悟です・・・）
いろいろな無理のしわ寄せが多少なりと出てしまうかもしれませんが、この家に住む母にとっては、ただ美しい完成形の家より、この過程も重要な要素なんですよね。
見えない価値。
今回はこちらを優先しました。

普通家が完成してしまうと誰が作ったかなんて気にもならないと思う（設計者と現場監督ぐらいは思い出してもらえるでしょうか？）のですが、息子（弟）が作ったと思うと嬉しくないはずがありません。

私はただ傍観するのみ。
ガンバレ弟！