
こんばんは、工房長のぎっしーです。
オハネ14-303が出場いたしました。
~実車紹介~
オハネ14-300はJR西日本が運行していた寝台特急出雲2・3号用に改造された
B寝台1・2人用個室車です。
2人用個室のツイン7室と1or2人用個室のシングルツイン6室で構成されています
当初は寝台特急出雲2・3号に連結され活躍しましたが
サンライズ出雲が運行開始され、統合された結果2・3号は廃止され
同様に連結されていたオロネ14-300も寝台特急あかつきの方へ
2008年の寝台特急あかつき廃止まで活躍しました
当工房でプロトタイプしているのはオハネ14-303です。
この車両は元オロネ14-7で平成3年に鷹取工場で改造されました
~模型紹介~
主に室内を加工しています。
外観的にはドア上の寝台種別表示・方向幕取り付け(どちらもペンギンモデル製)
その他トイレ窓の色差し
内装は実車を元にツインの2段ベット取り付け
ソファーの色差、個室・通路の床塗装
またシングルツインには鏡も取り付けてあります
個室窓はカーテン、通路窓にはロールカーテンを取り付け
通路はのっぺらぼうだったので画用紙を使った個室ドアを取り付けてあります
室内灯はTOMIXの白色室内灯を使用しています
ちなみにこの後台車検査へ入る予定です
~製作者コメント~
今回晩年の寝台特急あかつきをモチーフに室内を製作していきました
平らな寝台ばかりの他の車両に比べて、入り組んだ形が多かった車両なので
なかなか色塗りに苦戦しました
実車の写真を見ても、少々疲れた感じの室内配色だったので
ソファーやカーテンをくたびれた様な色にしているのはそのためです
2段の窓が連なった姿も変化があってよいですが
かつての寝台車を思い起こさせるような窓配置の通路側も気に入っています
実車は既に吹田工場へ廃車回送されてしまいましたが
一度は乗ってみたかった車両として大事にしていきたいです

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