☆京都国立博物館 サイト
開館120周年記念特別展覧会『国宝』
※11月26日(日)まで
とにかく、すごい盛況ぶり。
日曜美術館で取り上げられたら更に混雑するとはいうけれど、
そういう問題ではなく、そもそも大人気。
(でも、鳥獣戯画の時は最大2時間待ちだったそうで、今回は最大70分待ちだから、そうでもないの?)
展覧会そのものも本日から後半戦、第3期に入る。
今回は210点出ているけれど、入れ替わりが激しいので1回の入館で鑑賞できるのは約半分といったところ。
で、私は第2期に行った。
ちなみに、展示リストを数えたら210点中103点を観たらしい。
なんせ、龍光院の曜変天目だけが観たいっの一心だったので、、、その話はこちら
目的を果たした後は「他はどーでもいいわ~」と思った。
とはいうもののもったいないので、他も一応観た。
1階奥から反対側へ行って、それから2階に上がって、3階へ。
一般的な順路を逆流する形になったせいか、
1階の曜変天目以外は人が少ない中でじっくり拝見できたし、2階もわりとじっくり拝見できた。
1階は曜変天目以外は青磁花入「萬声」がよかった。
陶磁器はなぜか分散していて、第2期はこの他、志野茶碗「卯の花」と飛青磁花入が出ていた。
この2つは何度も、かなり頻繁にお目にかかるので有り難みが薄かった。←ゼータクな感想ではあるが。
今回は出ていない唐物・玳皮盞天目(1期のみ)も先月に承天閣美術館で観たしね。(しかもこれまでにも2~3度観てたし)
3期4期に登場する青磁下蕪花入、喜左衛門井戸、油滴天目も既に鑑賞済みなので、
茶道具的な興味としては、今回の展覧会への関心薄い。
1階の展示としては彫刻(ほとんど仏像)と絵巻物だけど、
仏像はこの前観た運慶展がすごかったから、ちょっと他はかすんだかなぁ。
絵巻物もやはり今年観たサントリー美術館の展示が面白かったから。
文化財的価値としては此方の方が高いのだろうけど、それだけにオカタイような気がして、やはり有り難みが薄かった。
染色はなぁ。天寿国繍帳が10月22日までだったので、会場自体が気抜けしたようで。私も空気を察してサラッと観たのみ。
2階はなんといっても雪舟の絵画。
6点すべてというわけにはいかなかったが、4点観た。
詳しいことはわからないけど、やはり迫力が違う気がした。
てか、けっこう長生きしていたということに驚いた。
(北斎といい、年寄りの絵描きはパワーが違う)
個人的には瓢鮎図が拝見できたのがウレシイ。(2度目だけど、教科書に掲載されていたものだしね)
六道と地獄絵は「日曜美術館」で観て、興味がわいた。病草紙はえぐい。
俵屋宗達の風神雷神図も何度か観てるしね。
(以前の「対決!」で光琳のと抱一のと其一のを4枚並べた時の迫力を思い出すと、一つだけでは物足りない気がした)
等伯の楓図屏風と松林図屏風なかったけれど、
楓図は何もここで観ずとも隣へ行けば復元品とともにほぼいつでも拝見できるし、
松林も正月にトーハクに行けば拝める。
むしろ息子の久蔵の桜図も「国宝」だったんだなぁ、、、と気がついた自分に呆れてた。
若くして亡くなっても、才能は「国宝級」だったのねぇ。
で、3階。
縄文のビーナスに火焔土器は教科書に載っていたから~という興味しかない。
人混みを押しのけ、がんばってみた。
で、見終わって隅っこの休憩スペースで一休み。
リストを広げて、鑑賞したものを改めてチェック。
そっか。
伝・源頼朝像も拝見できなかったし、薬師寺の吉祥天像も今回じゃあなかったのね。
予め把握はしていたものの、現地まで来ると改めて残念にも思った。
まぁ、しょうがないけど。
それにしても、外の行列すごかった~。
★京都国立博物館バックナンバーリスト
2017年10月 開館120周年記念特別展覧会『国宝』(龍光院所蔵の曜変天目を鑑賞)→こちら
2017年4月 開館120周年記念特別展覧会『海北友松』→こちら
2017年1月 トラりんに会う→こちら
2015年5月特別展『狩野派の系譜』『葵祭の美術』→こちら
2014年9月平成知新館オープン記念展『京へのいざない』→こちら
2012年5月『王朝文化の華-陽明文庫名宝展-』→こちら
2011年10月『細川家の至宝』→こちら
2011年2月『筆墨精神 中国書画の世界』→こちら
2010年11月『高僧と袈裟 ころもを伝え こころを繋ぐ』→こちら
開館120周年記念特別展覧会『国宝』
※11月26日(日)まで
とにかく、すごい盛況ぶり。
日曜美術館で取り上げられたら更に混雑するとはいうけれど、
そういう問題ではなく、そもそも大人気。
(でも、鳥獣戯画の時は最大2時間待ちだったそうで、今回は最大70分待ちだから、そうでもないの?)
展覧会そのものも本日から後半戦、第3期に入る。
今回は210点出ているけれど、入れ替わりが激しいので1回の入館で鑑賞できるのは約半分といったところ。
で、私は第2期に行った。
ちなみに、展示リストを数えたら210点中103点を観たらしい。
なんせ、龍光院の曜変天目だけが観たいっの一心だったので、、、その話はこちら
目的を果たした後は「他はどーでもいいわ~」と思った。
とはいうもののもったいないので、他も一応観た。
1階奥から反対側へ行って、それから2階に上がって、3階へ。
一般的な順路を逆流する形になったせいか、
1階の曜変天目以外は人が少ない中でじっくり拝見できたし、2階もわりとじっくり拝見できた。
1階は曜変天目以外は青磁花入「萬声」がよかった。
陶磁器はなぜか分散していて、第2期はこの他、志野茶碗「卯の花」と飛青磁花入が出ていた。
この2つは何度も、かなり頻繁にお目にかかるので有り難みが薄かった。←ゼータクな感想ではあるが。
今回は出ていない唐物・玳皮盞天目(1期のみ)も先月に承天閣美術館で観たしね。(しかもこれまでにも2~3度観てたし)
3期4期に登場する青磁下蕪花入、喜左衛門井戸、油滴天目も既に鑑賞済みなので、
茶道具的な興味としては、今回の展覧会への関心薄い。
1階の展示としては彫刻(ほとんど仏像)と絵巻物だけど、
仏像はこの前観た運慶展がすごかったから、ちょっと他はかすんだかなぁ。
絵巻物もやはり今年観たサントリー美術館の展示が面白かったから。
文化財的価値としては此方の方が高いのだろうけど、それだけにオカタイような気がして、やはり有り難みが薄かった。
染色はなぁ。天寿国繍帳が10月22日までだったので、会場自体が気抜けしたようで。私も空気を察してサラッと観たのみ。
2階はなんといっても雪舟の絵画。
6点すべてというわけにはいかなかったが、4点観た。
詳しいことはわからないけど、やはり迫力が違う気がした。
てか、けっこう長生きしていたということに驚いた。
(北斎といい、年寄りの絵描きはパワーが違う)
個人的には瓢鮎図が拝見できたのがウレシイ。(2度目だけど、教科書に掲載されていたものだしね)
六道と地獄絵は「日曜美術館」で観て、興味がわいた。病草紙はえぐい。
俵屋宗達の風神雷神図も何度か観てるしね。
(以前の「対決!」で光琳のと抱一のと其一のを4枚並べた時の迫力を思い出すと、一つだけでは物足りない気がした)
等伯の楓図屏風と松林図屏風なかったけれど、
楓図は何もここで観ずとも隣へ行けば復元品とともにほぼいつでも拝見できるし、
松林も正月にトーハクに行けば拝める。
むしろ息子の久蔵の桜図も「国宝」だったんだなぁ、、、と気がついた自分に呆れてた。
若くして亡くなっても、才能は「国宝級」だったのねぇ。
で、3階。
縄文のビーナスに火焔土器は教科書に載っていたから~という興味しかない。
人混みを押しのけ、がんばってみた。
で、見終わって隅っこの休憩スペースで一休み。
リストを広げて、鑑賞したものを改めてチェック。
そっか。
伝・源頼朝像も拝見できなかったし、薬師寺の吉祥天像も今回じゃあなかったのね。
予め把握はしていたものの、現地まで来ると改めて残念にも思った。
まぁ、しょうがないけど。
それにしても、外の行列すごかった~。
★京都国立博物館バックナンバーリスト
2017年10月 開館120周年記念特別展覧会『国宝』(龍光院所蔵の曜変天目を鑑賞)→こちら
2017年4月 開館120周年記念特別展覧会『海北友松』→こちら
2017年1月 トラりんに会う→こちら
2015年5月特別展『狩野派の系譜』『葵祭の美術』→こちら
2014年9月平成知新館オープン記念展『京へのいざない』→こちら
2012年5月『王朝文化の華-陽明文庫名宝展-』→こちら
2011年10月『細川家の至宝』→こちら
2011年2月『筆墨精神 中国書画の世界』→こちら
2010年11月『高僧と袈裟 ころもを伝え こころを繋ぐ』→こちら
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