精神科医という職業。少年Aも構成医療をしていたはずだが、結果的に
タイムアウトで 犯行当時からの思想・ゆがんだ信念を治せなかった。
と同じく措置入院２か月で 何をどう判断したの？と思った。
前に書いたように うつ病が脳の電気的な流れをはかればある程度は
嘘か本当か判断できるという報道があってから、うつ病の患者が減ったと
いうことは 日本の精神科医の限界をもあらわにしたことにもなる。
医者からは そんなことをいわれてもというこえがあがるかもしれないが
もどきの患者 或いは貧困ビジネスの一環として生活保護者が鬱を装い
投薬された薬を転売するのも日常茶飯事であり、キーワードをいえば
薬を出さずに 自死されても困るというのも現実だろう。
今の精神科医は アメリカ型の医療を行うらしい。それが近年のはやりらしい
一時期言われたのは「ゲーム型殺人」ゲームと現実が混同してしまうからだ
湾岸戦争を知っている人は 見たことがあるかもしれないが、戦闘機に
ついている熱感知型のモニターを見ていて 夜間人が白くモニターに浮かび上がる
それを見て 機銃掃射やミサイルを発射していく。銃弾は熱をもっているので
狙いを定めた人たちの手前から直線的に飛んでいき命中すれば白い影が消える
そこには「死」という悲壮感、罪悪感を感じ取るのは難しい。
「なのでゲーム型」と言われていた。
このたびの事件でも 好青年という話がでているが、心の闇を見抜くことの
難しさ、何の役にも立たなかった措置入院、一つ忘れてはならないのは
安倍政権の施策があると思う。格差を広げ、高齢者、障がい者、生活保護
などの社会的弱者に対して、つまり文句が出にくいところに対しては、
介護保険の負担をあげたり、年金の減額 保護費の減額などを行っている
こういう社会的な背景と事件を安易に結び付けられないが、改めて行くべき
課題の多さ しかしそれに辟易せずにリスク回避の方法と手段を考え、共有
しなければならないのである
