正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

死刑確定囚と生活保護

2017年03月04日 20時00分32秒 | 批評 勘違いもあるかも

法律から言えば死刑が確定してから3か月以内に執行しなければならないと

定められている。なのに、100人以上の未執行囚がいる。

袴田事件のように死刑囚から逆転無罪となった例もあるので、99人取り逃がしても

ひとりの冤罪を生むことは避けるべきという概念がある。

彼らは国費で生活している。国費で生活といえば生活保護も同じだ。

何かというと生活保護を受給している事を悪く言う人がいる。実際に、タレントの母が

生活保護だったと話題になった。それと貧困ビジネスが多くなっていて、

居住スペースが畳一畳なんて場合もある。なのに生保の入金日等にこういうところで

生活している人は通帳をとられているので、自分のお金は使えない。

でも多少の自由があるしホームレスよりも良いという人もいる。線引きが難しい

のだ。毒入りカレーで死刑が確定している林ますみも、生活保護を受けていた。

個人的には 決定打がないまま死刑が確定している珍しい例だ。そして直感でいえば

限りなく黒に近い白だと思う。死刑囚で確定したら粛々と励行しなければ、犯罪の抑止

にはつながらないと覆う。なぜ3か月以内になのかと言えば犯罪者だとしても、

毎朝自分の執行が、つまり名前が呼ばれるのではないかという恐怖におびえて過ごす

状態は、人権違反だからだそうだ。

加賀乙彦という作家が書いているが、独房の中で毎日自分の死を考えていてそれが

数年にもなると、死から逃れたいという思いが高じて、実に緻密な冤罪論を作り

あげるそうだ。こういう状態が続くならば、アムスティインターナショナルからも

指摘されたように死刑を廃止するか 確定したら徹底的に執行するべきであると

思う次第だ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。