演出の泥臭さ

北朝鮮の映像を見ているとあまりのわざとらしさに思わず笑ってしまうのだが、日本だって過去の戦争の時代には、やはり同じようなことをしていたのだ。憲兵が厳しく情報を見張り、ミッドウェー敗戦後敗戦色が確実となる現実を終戦まで知らされていなかったのと同じである。
しかし、インタビューに答える市民、を演じさせられているか、演技団が全てに関わっていそうな感じである。推測するには、末端普通の市民にとっては、そもそも金正日は遙か彼方の存在でそれが故に言葉を換えれば将軍様より今日の食料が切実で現実的な問題であってそういう世の中の国でしか過ごすものだと諦念が支配しているように思える。滑稽と悲惨と言う言葉が頭をかすめる。
それにしても、あの車は空ではないかと私は思う。 基本的にニュースもテレビも見ないので、勝手な推測ですが・・・。
それにしても、生中継しないのではなくて、生中継ができるほどの設備がなかったのかも？