自転車男の判決

刑事と民事裁判は違うものの今回の判決は考えさせられる事が多い。
自転車を避けようと急ハンドルの結果二人の人間が死亡した。
よって原因を作ったものだけに有罪ねぇ・・・・。 んーーーーーーー。
まず遺族の気持ちを汲んでいない。
それでこの判決が判例となったら、例えば
何十台かの玉突き事故は最初の車が全部責任を持つ事になったり、飛び出した子供を避けようとして、急ハンドルを切ったら、通学中の生徒を跳ね飛ばしたとしても、飛び出した子供の責任、、と同じ事になる？ 車が動いていたら、過失が無くても保険で一割は引かれるのになぁ。
何よりも遺族が納得できないだろうし、刑事で確定したら交通制度そのものの根幹を揺るがすことになる。少なくとも運転手には、執行猶予付きの実刑判決を下すべきではなかったのか？？？一部の新聞によれば自転車男は控訴を断念とあるのでこの判決が確定する？？？としたらどえらいことになる。はねたのは車だから、因果関係を考慮しても一定の過失を認めていたのが通例、自転車男に賠償金を求めても支払い能力はないだろう。車の保険会社も過失責任がないとされれば当然支払う義務がなくなるのでは？。
遺族のの事を考えると心が痛む判決だ。また、急に高まった自転車規制へのスペープゴードの様なそしりは免れない。