金閣寺と銀閣寺の間違えじゃないの?と想われrかもしれないが、間違いではない。
今見ている金閣寺は金閣寺の僧侶の見習いによって放火された後に建てられたものなのである。
「さすが金閣寺、歴史を感じるわ」などと話すのは自由だが「私は歴史馬鹿ですー」といっているようなものである
ただし、再度建立されたので、金箔も朝やかになっているのは間違えない。
ところで題名だが 正確に書けば「金閣寺と金閣炎上」となるのだが、いつまでも前置きばかりが長いのは
いらいらして健康によくないし、書くのもたいへんなので本題にはいる。
「金閣寺」はなぜ放火されたのかについて、三島由紀夫と水上勉二人の作家書き上げているのである。
先に書いたのは三島由紀夫である。それに対して後から水上が書いているのだが、金閣寺という
キーワードをはずして読むとしたら全く別の事件を書いていると勘違いするにちがいないと想う。
それが小説の面白さなのだろう。是非機会があれば読み比べてみてはいかがでせう。