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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

内柴を例に

2013年02月01日 20時23分45秒 | 評論家風味
被害者は本当につらいことを察するにあまるが、実刑の5年はかなり重い判決であるので全面的に主張が認められたということになる。だからといって何かが良くなる訳でもないのだが。 ということをまず初めに述べておく。
ところで、マスコミの報道は主語抜けが多くて困る内柴がなんで合意の上だと言い張るのかの何でが抜けている為判然としない。
また、途中で他の部員が部屋を訪ねてきたという点はどうだったのか?曖昧模糊としたままだ。他方泥酔状態だったから内柴に送ってもらっているのだから、内柴の魂胆も見え隠れするが、その状態を知っていて合意と云うのも明らかに怪しい。いかし、内柴は控訴を口にしているので、恐らく最高裁までいく事案となる可能性が大きい。
ただ頭に浮かんだのは
「それでも僕はやっていない」という映画。もっともこれは冤罪を覆す事が痴漢=女性の敵という思いこみを覆すことの難しさを、つまり本当の痴漢も、痴漢と勘違いされた人も周囲は100対0で男性を疑い決めつけてかかる恐ろしさをメインテーマにいかに無実を立証するかの難しさが描かれている。痴漢だと云われて自殺した人もいる。
なにが言いたいかといえば、双方の主張が真逆の場合の法廷術は時には冤罪を生むので慎重に裁かれなくてはならないということだ もっとも内柴は性行為は認めているのである。しかも18歳であることも承知していたはずで、唯一の問題が合意の上かどうかだ。 僅かな情報からしても到底判断能力がなかった状態でのことだろうと推測できる。要するに日本語の曖昧さが事件の確信だと思うが恐らく何かしらのどちらにでも解釈できる言葉を内柴は自分の我に都合良く当てはめたのではないかという事だろう。金メダリストなのに自分の欲望に勝てなかったと生涯償いを背負って生きていくべきだ。
ただ、今回の判決について言えば裁判官の私情が多くみられたように思う。
人を殺しても極端な話し5年に満たない判決もある そういう意味では、良い前例になるのか、悪い前例になるのか微妙なところである。

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