まわれよ時空(タイトルだけはこれで我慢して)第一話
A男は、すべての点において普通過ぎでその特徴を見出すことは難しい
中堅の大学をでて中堅の企業に入りもう10年経つのだが係長というこれまた
平社員に限りなく近いものだった。そんな彼でも、両親が何かとかけまわり
数年前にお見合いで結婚したようである。
何のとりえもないというのが 彼の最大の特徴であるようだ。
そんな彼でも、場末の飲み屋で週一回だけ一人酒を飲むのが唯一の楽しみ
のようだ。空気のような存在、或いは影のような、少なくとも太陽とは
ほど遠い事はまちがいなかった。 そんな或る日何時ものように行きつけの
飲み屋へ曲がろうとしたとき、甲高いヒールの音がしたと思ったら、出合頭に
ぶつかってしまった。この場所にはあまりにも不釣り合いな太陽のような
女性でこれがB子である。「ねぇ私を助けて刑事だと言って」B子がいった。
大体こういう場合は強面の兄さんが追いかけてくるんだよなぁ。そういう
設定のテレビが多いので・・と思ったら実際その通りになった。
「おいてめぇ悪いがその女渡してもらおうか」えらいこっちゃ彼はの中で
そう思ったが、女が小声で「台詞せりふ早くいってよ」なにこれどうする
「カットー。何やってんだエキストラ。台詞早くいえよ」
次にバトンタッチ
誰か続きを書いてください
誰も書かないので 自分で書く ふん