PEACEFUL

黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

安倍総理のイラン訪問とタンカー攻撃

2019-06-15 19:28:03 | 日記


安倍首相がイラン訪問中、イランとオマーンに挟まれたホルムズ海峡付近で日本のタンカーなど2隻が攻撃された。

これに関し日本のメディアは、日本に対する警告などと一斉に報じている。


イランとトランプ米政権の仲介を図る日本に対する何らかの警告のメッセージだった可能性もある。
(時事通信)



中東地域の緊張や駆け引きに、日本もいや応なく巻き込まれ得ることを改めて示した。
(産経新聞)





アメリカのポンペオ国務長官は、

『イランに責任がある』

と、発言した。

その根拠は

『米情報機関の分析』で、


使用された武器や作戦規模が国家の軍隊レベルであり、

それが可能で、

しかも、動機があるのはイランだけ!



ということらしいが、


証拠はない!



\_(・ω・`)ココ重要!




『証拠はない!』


だそうです。



アメリカさん、


こういうのお得意ですよね。





『証拠がないのに決めつける!!』

ってやつ。



( ´ ᐞ ` ).。o



イラク戦争も『大量破壊兵器がある!』と言いながら、実際はありませんでした。



シリア攻撃も、『シリアによる化学兵器の使用』で、子供たちが殺されていると写真をばらまいて世界中を騙し、空爆しましたね。

しかし、実際には、化学兵器が使用された証拠はどこにもありませんでした。




アメリカさん、



こういうの、お得意ですよね。





世間では、


安倍総理が、年金問題で追及され、自民党が選挙に影響するのでは?と、気を揉んでるこの時期に、意味もなく突然イランへ……

かと思ったら、そのタイミングでタンカー攻撃。

その事態を、『やらせなのでは?』と囁かれてますが、実際のところ、どうなんでしょう??

あながち、見当はずれでもない気がします。











こんな感じでね。


ま、今までが今までだから、疑われても仕方ないってこと。


日米ともに現在のトップはオオカミ少年ですから。



『ヤラセ』は言い過ぎだとしても、今回、安倍がイランに行く意味は?

なんの役に立つというのか?


金ばらまくしか脳がないのに。



BBCは以下の通り報じている。
↓↓↓↓↓↓





安倍晋三首相は12日からイランを訪問する。14日まで3日間の滞在中、最高指導者のアリ・ハメネイ師やハッサン・ロウハニ大統領と会談する。

日本の首相がイランを訪問するのは約40年ぶり。今回の訪問には、核合意をめぐってアメリカとイランの間で高まっている緊張を和らげる目的がある一方、安倍首相にとっては今後の選挙に向けたイメージアップの機会となる可能性もあると、専門家は指摘する。

ただ、アメリカとイランの関係改善のために、日本が実際に何をできるのか、疑問視する声もある。

なぜ今イランに?
日本とイランは今年、外交関係樹立90周年を迎える。

だがそれよりも重要なのは、今回の訪問がドナルド・トランプ米大統領の訪日直後に行われる点だ。

トランプ大統領が昨年5月にイラン核合意からの離脱を発表して以降、米・イラン関係は急速に悪化している。

アメリカはその後、中東地域に航空母艦を送っており、戦闘の懸念も高まっている。

こうした中、安倍首相には、2国の間で往復外交を行い、緊張を和らげて交渉の席に着くよう促すことが期待されている。

イランへ出発する前日の11日、安倍氏はトランプ氏と電話会談を行い、イランについての意見を交わしている。

イランの核合意とは?
包括的共同作業計画(JCPOA)と呼ばれるこの合意は2015年に結ばれ、イランが核計画を制限することと引き換えに、国連とアメリカ、欧州連合(EU)が同国に科していた経済制裁の解除を定めた。

アメリカは当時バラク・オバマ政権だったが、トランプ大統領は就任後の2018年に離脱を表明し、イランへの経済制裁を再開した。

EUやロシア、中国などの締結国は合意の存続を望んでいるものの、イランはアメリカへの報復措置として合意に定められたいくつかの措置の履行を停止した。

国際原子力機関(IAEA)は11日、イランが濃縮ウランの生産を拡大しているとの報告を発表したが、核合意で定められた上限を超えたかは不明だとしている。

日本と核合意の関わり
日本政府はイランとの核合意に関わっていないが、全く影響を受けていないわけではない。

日本はかつてイランから石油を輸入していたが、アメリカの新たな経済制裁に従う形で輸入を停止している。

テンプル大学アジア研究学科ディレクターのジェフ・キングストン教授は、「日本は2015年の核合意を支持しており、アメリカの離脱を良く思っていない。大きな間違いだと考えている」と説明した。

「しかし実際には何も主張していない。アメリカが制裁を再開した時、日本が追随したことには驚かなかった」
今のところ日本はイランからの石油がなくても問題がないが、中東で何らかの摩擦が起きれば石油価格は上昇し、日本にも大きな影響が出るだろう。

第2次世界大戦後、日本はいわゆる無指向性の外交政策を貫いてきた。つまり、中東に対しては全ての国と交渉し友好関係を結ぶことで、石油を確保してきたのだ。

イランは安倍首相に懐疑的?
専門家は、安倍首相にアメリカとイランの関係を変える力があるかは疑問だとしている。

テンプル大学現代アジア研究所のロバート・デュジャリック所長はBBCの取材に対し、「米・イラン間の『合意』を仲介できる可能性はゼロに近いと思っている」と話した。

キングストン教授も、日本は西側諸国とは違いイランに対する歴史的・宗教的な問題がないにも関わらず、「イラン政府は安倍首相を誠実な仲介役とは見ていない」と指摘している。

良い仲介役の条件は、双方への偏りがないことがだが、安倍首相はつい最近トランプ氏と会ったばかりで、その友情を誇っている。

「アメリカ政府との緊密さを見れば、イランが安倍氏を客観的と認めるわけがない」とキングストン教授は説明した。

「イランは、日本には明らかにトランプ大統領やアメリカの同盟国とつながりがあると見るだろう」
そのため、多くの専門家は今回の訪問での成果はあまり期待していない。外務省関係者も、イラン訪問で重要な役割を果たすことへの期待をトーンダウンさせている。

日本メディアは外務省筋の話として、安倍首相は仲介役としてイランに行くのではなく、米・イラン関係の危機を早急に終わらせる計画もないと報じている。

イラン訪問で安倍首相の支持率は上がるのか
多くのアナリストは、イラン訪問の本当の目的は国内政治にあるとみている。

米・イラン関係では大きく実を結ばないかもしれないが、それでも「安倍氏には好材料だ」とデュジャリック所長は説明する。

「有権者に、世界的な政治家だと印象付けられる」
それが安倍首相にとって重要なのだ。7月には参議院選挙が行われる予定で、勝利を確信すれば衆議院でも解散総選挙を求めるのではとの憶測が出ている。

「安倍氏にとって国際外交は政治劇場の一環で、彼はそれがうまい」とキングストン教授は話す。

安倍首相は、日本経済が低迷し最高の時代が終わってしまったという雰囲気の中、日本を復興させるという約束を掲げて政権に就いた。

それからは自身を、経済を復興させ、国際社会での地位を向上させる首相と形容している。

しかし専門家は、国際外交での成果はほとんど上がっていないと指摘する。

日本は北朝鮮との交渉には関わっておらず、北方領土をめぐるロシアとの協議もこう着している。

一方、中東の緊張を含むこれらの外交問題はどれも非常に複雑だが、安倍首相にとってはリスクが少なく、否定的な側面も少ないという。

「安倍氏は(今回のイラン訪問後)外交問題の解決に失敗したとは見られず、代わりに何か頑張ろうとしたと見られるだろう」とキングストン教授は説明する。

「外交政策では選挙に勝てないが、安倍氏を実際より影響力のある人物に見せることはできる」
(取材:アンドレアス・イルマー、BBC)


―――――――――――――――――――――

「安倍首相にとっては今後の選挙に向けたイメージアップの機会」

「専門家は、安倍首相にアメリカとイランの関係を変える力があるかは疑問だとしている」

「テンプル大学現代アジア研究所のロバート・デュジャリック所長は『米・イラン間の合意を仲介できる可能性はゼロに近い』と言っている」

「キングストン教授も『イラン政府は安倍首相を誠実な仲介役とは見ていない』と言っている」





そりゃそうだ。


日本がアメリカにベッタリなのは世界中が知るところであり、アメリカ寄りになる事はイランも重々承知の事だろう。

アメリカにNOと言えない日本が、アメリカに意見することも無理だ。

となると、イランにアメリカの要求を伝える仕事以外にはできることは無い。


あ、後は金をばらまくことだけか?


『本当の目的は国内政治にある……』とまで言われている。


『外交ではほとんど成果を上げていない』とまでも……



(・ε・`)ナーンダ

全てお見通しってことか(笑)




で、

タンカーの話に戻りますが、




アメリカさん、



変な写真まで出して、イランのせいにする事に必死ですね。



これ ↓↓↓↓↓↓






アメリカは、革命防衛隊が証拠隠滅のために機雷除去する瞬間を録画したと言って映像を流した。


Σ(・ω・ノ)ノ! エー!


こんなに堂々と、事件後のタンカーに近づいて証拠隠滅するの〜??


と思ってたら……






元海上自衛隊海将で、金沢工業大学・虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授は「アメリカが主張しているリムペット・マインとは、出港前に密かに取り付け、遠隔操作で爆発させることができる機雷だ。いわゆる正規軍は使わない、特殊部隊やテロリストが使う武器だ。5月に起きた同じような事件もリムペット・マインによるものだと皆が認識し、国連にも上げていた。ただ、証拠がなかった。今回、船に不発だったものが残っていたので、それを取りに来るはずだとアメリカの第五艦隊が空から超望遠で監視していた。そこにのこのこと取りに来たところを捉えたのが公開された映像だ。向こうは撮られているとは思わず、コソッと証拠隠滅を図りに来た。アメリカが罠にはめているということだ」と話す。

―――――――――――――――――――――



・・・(・c_・`)フーン

『取りに来るはずだ……』


なんとも……

ハイテクな武器や監視システムが使われる時代にしては、原始的な行動ですね〜

あまりにも無防備なのでは?



おまけに、この人も……





『夜中ですからね〜、暗視カメラで撮影されてる事に相手は気づかないでノコノコやってきたんですよ〜……』


だって。


なんか、鎖国ばっかりしてて世間知らずだった某国が、アメリカの技術を知らずに戦争に突入し、暗号まで読み解かれていたというチャンチャン🎶 な話を聞かされてるようで気持ち悪い。



それに対し異論を唱える意見も……






一方、現代イスラム研究センター理事長の宮田律氏は伊藤氏の見立てに対し、「米軍の受け売りだなという感じ。私はどうもそうは思えない。そもそもポンペオ氏はイランとアルカイダが関係あるとか、これまでも嘘をつき続けてきた。アルカイダというのはスンニ派の武装集団だが、イランはシーア派。アメリカはベトナム戦争の時もトンキン湾で米軍の艦艇が攻撃を受けたことを理由に北爆を開始した。9.11テロのときもイラクとアルカイダが関係ある、イラクに大量破壊兵器があると主張してイラク戦争を正当化した。どうもアメリカ政府の言うことは信用できないというふうに考えている」とした上で、次のような見方を示した。

 「サウジアラビアやUAEはアメリカにイラン戦争をやらせることを画策してきた。例えばサウジアラビアのアブドラ国王がオバマ大統領にイラン攻撃を促したとウィキリークスが明らかにしている。サウジアラビアという国は、イスラム世界の覇権争いでイランと対立していて、1980年代あたりからアメリカ製の武器を大量に買い付けてきた。また、アメリカのトランプ大統領としては、イスラエルのファクターもある。イラン革命の主導者ホメイニ師は、イスラムの聖地であるエルサレムを軍事占領するイスラエルは消滅しなければならないとして、体制転換を主張していた。そのイランが大量破壊兵器を開発しているとすれば、イスラエルの安全保障にとって非常に警戒すべきこと。アメリカ国内の親イスラエルロビーも反イラン政策をとるよう政府・議会に働きかけてきた。さらにアメリカにはイスラエルの国益を守ることが、キリストの復活を早めることになると考えているキリスト教福音派の人たち全人口の4分の1くらいいると見積もられるほど大勢いる。来年の総選挙を考えると、トランプ大統領としてはそういう勢力の意向を汲まざるを得ない。さらにトランプ政権の中のボルトン補佐官やポンペオ氏は対イラン強硬派で知られている。ボルトン氏などはイラク戦争中から次はイランだということを唱えていた。アメリカは先月、空母打撃群をペルシャ湾に派遣したり、B-52爆撃機をカタールに派遣したりしている。そうやってイランに対する軍事的な圧力を強めていることは間違いないし、この強硬な姿勢を考えると、やはりアメリカが緊張を高めているのかなという気がするやはり戦争の口実をなんとか作りたいというふうに思っている人たちがいて、イランが非常に好戦的な国であるというイメージを国際社会に植え付けようとしているのではないか。あくまで推論に過ぎないが、安倍総理がイランに行ってイランとアメリカとの仲介をしようとする。そうした動きに対して、イランというのは悪辣なことをするんだからやめとけみたいな、そういうメッセージがあったのかもしれない」。


―――――――――――――――――――――


( ・ω・)フムフム

こちらの説明の方が胸にストンと落ちる。


前者、『アメリカの受け売り』でもの言う二人の稚拙な説明より、後者宮田氏の具体的事例を前提に説明している内容の方が信ぴょう性がある。


そして、


おなじみこの人も……




『安倍首相のイラン訪問は、イラン側も高く評価している』


と答えてます。


( ˙꒳​˙ )???


はて?

イラン側の話と違いますね。



・イラン沖でのタンカー攻撃を巡り、イラン政府は米国の主張を強く批判した

・ザリフ外相はTwitterで、米国が「根拠なくイランを非難」していると主張

・米国の妨害工作に安倍首相も加担していると述べている



イランの最高指導者・ハメネイ師が、安倍首相との会談後、Twitterにこんな投稿を連投した。


『我々は、安倍晋三の善意と真剣さは疑いません。

しかし、あなたが米大統領から伝えられたことについて言えば、私はトランプをメッセージのやり取りをするに相応しい相手とは思っていない。

トランプへの返答はありませんし、彼に答えるつもりもありません。

安倍晋三よ、アメリカ大統領は数日前にあなたと会って、イランについても話した。

しかし、日本から帰国した後、彼はすぐにイランの石油化学産業に制裁を科しました。

これが誠実なメッセージですか?

これで彼が嘘偽りのない交渉をする気があるということが示されると?

安倍晋三よ、あなたは、トランプは米国との交渉がイランの進歩につながるだろうと話していたと、そう言いましたね。

我々の進歩は、交渉や制裁解除がなくとも、神の恵みによってなされゆくのです。』




どうやら、ハメネイ師の怒りを買い、信用をなくしたようですね。

この状況で、先の菅官房長官のコメントですよ。

ε-(´-`*)

とんでもないホラ吹きジジイですわ。











「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜ー令和元年5月17日 講師:経世論研究所 所長 三橋 貴明氏

2019-06-15 12:59:56 | 日記

「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜ー令和元年5月17日 講師:経世論研究所 所長 三橋 貴明氏


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