PEACEFUL

黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

憲法改正をわかりやすく②

2017-10-15 21:56:23 | 日記
憲法改正といえば、まず9条(戦争の放棄)があげられ、多くの人がここを気にしているだろう。

現行憲法では、9条は(戦争の放棄)だが、自民党の改憲草案では(安全保障)と書き換えられている。
ま、内容的に戦争の放棄ではないので、他のネーミングが必要だが、安全保障とは、調べてみると…
「国外からの攻撃や侵略に対して国家の安全を保証すること。手段は他国との協調動作による場合が多い」
とある。
素直に読んで、武力衝突を前提とした国の守り方としか取れない。
しかし…
自民党の説明は、「外からの武力攻撃というのもあるが、どちらかと言うと伝染病や災害のことを指してる」とのこと。
無理がないか?
いいじゃん、外からの攻撃という説明で。
なぜそこを隠そうとするのか…
北朝鮮の脅威とか言いながら、外からの武力攻撃を否定するのは矛盾がある。

現行憲法の9条では、
◎ 武力の行使は永久にこれを放棄する。
◎ 戦力は保持しない
◎ 国の交戦権は認めない
となっている。

しかし、

戦力の保持は、現在自衛隊の存在を認めている状況で、既に保持していることになり、ここで矛盾が生じている。
ここが、「違憲」と言われる部分で、多くの人が自衛隊を9条に書き込むべきだ!と主張する理由となっている。

ただ、自衛隊の存在を憲法で認めたいだけが理由なら、
「ただし、自衛隊は自衛のみの戦力としてこれを保持することを妨げない」なんちゃら…
と付け加えれば済む話だ。

しかし、

自民党がそんな事で満足する訳がなく、改憲草案で
9条の2 (国防軍) をぶっ込んできた。

続く…



憲法改正をわかりやすく①

2017-10-15 18:47:00 | 日記
自民党、公明党、希望の党、維新の会、民進党などなど、憲法改正は必要だ!!との考え。
戦後70年も経ってるので、そろそろ変えてもいいかなぁ〜くらいに思ってる人も多々いる。
「押し付けられた憲法」などと、罰当たりな事をいう人もいる。
何故罰当たりか?

憲法の恩恵を受けてない人達も、この日本にいるから。

人権を踏みにじられてる人々がいて、憲法の下、守られている人達をとても羨ましく思ってる人たちがこの日本にいるから。

その人達は、憲法に守られている人々に憧れて日本復帰を望んだ。
日本に復帰できれば、生命、身体の自由、財産を守る権利、選挙権、裁判を受ける権利、言論の自由、そういうものに守られ、不当に拘束、逮捕、拘留されなくなる。不当に命を奪われることも無くなる。
そう信じて祖国復帰を望んだ。
でも、復帰を果たして40年余りたっても、何も変わらなかった。
その人達が、欲しくて欲しくて、それでも手に入らなかった憲法を、今、日本人はあっさり捨てようとしている。
それが無くなったあと、その重さに気づくのだろう…
だから、少し憲法のことを考えてみたい。
ホントに要らないのか…
それとも必要なのか…

ブログパーツ

<iframe frameborder="0" width="480" height="270" src="https://www.dailymotion.com/embed/video/x296o6h" allowfullscreen="" allow="autoplay"></iframe>