愛猫ダイオ物語

愛猫ダイオの猫生を綴った『ダイオ編』は終了し、現在は『ニャキエ編』を更新しています。

ダイオ、生死の境からの復活。

2013-07-09 14:46:55 | 日記
ダイオが退院して1週間が過ぎた頃だった。

餌を食べている……!

その朝、ダイオは猫用の飯台に登って、餌を食べていた。
私はすぐに動物病院に電話した。
獣医師からは、「食べるだけ餌をどんどん食べさせるように」と言われた。
私たちはダイオの好きな鰹節をゴハンにまぶして、食が進むようにした。
獣医師の先生が言うには、腎臓に負担の少ない療法食を食べてくれるのが理想だが、
今はとにかく食べさせるほうが大切との事だった。

食べているということは、死なないのではないか。

私たちはダイオの復活を見守った。

数日間が過ぎ、ダイオを動物病院へ連れて行った。

血液検査の結果は、腎臓の値が下がっていた。

もう大丈夫。
腎不全の急性期は過ぎた。
皮下点滴を続けながら、経過を観察する事になった。
点滴の針を打つために、ダイオの背中を3センチ四方ほど毛刈りしてあったのだが、
針を打った痕がかさぶたになってしまっていた。
そのために、さらに毛刈りをしたところ、カミソリ負けになってしまい、
ダイオが傷口をなめて悪化させてしまうので、病院の先生が医療用品で服を作ってくれた。



横から見るとこんなふう。



丈の短いチョッキ・タイプも作っていただいた。
なかなか似合うでしょ。


2週間に一度の病院通いを続けながら、ダイオは少しずつゴハンを食べる量が増えていった。
私たちは四苦八苦しながら、朝60ミリリットル、夜60ミリリットルの皮下点滴を続けた。