愛猫ダイオ物語

愛猫ダイオの猫生を綴った『ダイオ編』は終了し、現在は『ニャキエ編』を更新しています。

人間の真似をしたがる猫。

2013-02-26 12:46:18 | 日記
ダイオもニャキエも、どこか人間っぽい猫になった。
私たちがイチゴを食べているとニャキエがやってきて、外して置いてあったイチゴのへたを前足でつまもうとする。狩りをするときとはまた違う遊びをしているようであった。私たちのほうを見ては、イチゴのへたを手に持とうとしていた。肉球で握ろうとしても、ぽろりとへたは落ちてしまうのだが、私たちの真似をするかのようにニャキエは何度でもトライしていた。
ダイオはなんと、ロフトベッドのはしごを登った。
前足をはしごの上段に掛け、後足をそろえてはしごのバーの上に乗せていた。背筋はすらりと伸びている。前足を片方、上の段へと伸ばす。同時に後足も片方一段登る。そしてまた前足をそろえてバーを持ち、後ろ足もそろえてバーに置く。それからまた前足を上の段に伸ばして一段ずつ、そろりそろりとはしごを登って行った。それを見た時は私も夫も驚いたが、「わー、すごいねー」と、すぐに拍手してダイオの勇気を褒め称えた。



猫との挨拶。

2013-02-23 13:13:53 | 日記
猫との挨拶は、鼻と口とを近づけてお互いの臭いを嗅ぐ。私が炬燵に座っているとダイオがナーオ、と、鳴いてやって来る。そして、膝の上に来て私の口に鼻を近づけて、ふんふん、と臭いを嗅ぐ。私もダイオの鼻先のにおいを嗅ぐ。これで完了である。
夫はニャキエに、鼻つーん、という芸を仕込んでいた。ニャキエの鼻を人差し指で軽くつつくという挨拶である。普通、猫は鼻を触られるのを嫌がるはずだが、ニャキエは夫の仕込みのために、鼻をつーん、と触られても嫌がらない猫になった。
私が帰宅したときの猫たちへの挨拶は、1匹ずつ抱きしめて「ただいま」を言う。




子猫気分の猫。

2013-02-22 13:13:21 | 日記
ダイオもニャキエも子猫気分のままで大人になった。
歩く時は、2匹ともピンと尻尾を立てて歩く。子猫は母猫に発見してもらいやすいように尻尾を立てて歩くのだという。
ニャキエは毛布の上に前足を置いてモミモミをする。これはおっぱいを吸うときの仕草らしい。
ダイオは私の指をチュウチュウと吸う。そして、おしゃべりするかのようによく鳴く。
2匹とも背中を撫ぜると、お尻を高く突き出して前かがみになる。これは赤ちゃんの時、下の世話をしてもらっていたので、甘えてその時の姿勢をとるのだと何かで読んだ。
ダイオとニャキエは性格は違うけれど、2匹とも子猫気分のままなのである。




タオルが大好き。(2006年9月9日)

2013-02-21 14:37:18 | 日記
ダイオもニャキエも子猫の時、蒸しタオルで全身を拭いてあげた。箱の中にもタオルを敷いていた。タオルに包まれて育ったからか、2匹ともタオルが大好きな猫になった。洗いたての新しいタオルが特に大好きで、洗濯物を取り込んでおくと、タオルの上に寝転んだりしていた。
タオル地で出来ているベッドのシーツを取り替えると走ってやって来る。そして、歩き回った後に、シーツにおしりをこすりつけて前進するのである。Uの字型にターンしてザザザザッと、おしりを拭くこともあり、私は驚いた。はじめの頃、何か肛門の病気があるのでは……と心配していたが、お尻には何の別状もなく、これは一種の習性ではないかと思うようになった。ダイオもニャキエもこのお尻拭きをやる。よその家の猫はしないのだろうか? ダイオはウンチをした後、必ずシーツや毛布でお尻を拭く。ニャキエは気が向いたときにシーツでお尻を拭き、その後にころんと転がって、おなか撫ぜて、と、甘えてくる。