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愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

淡路島のパワースポット

2016年11月03日 | 聖地

久しぶりの休日に
淡路島に出かけました


国産み神話の地
淡路島の
パワースポットを
巡ってきました

まずは
伊弉諾神宮








こちらは
岩上神社







神籠石(ひもろぎいし)



石の後ろにまわって
撮った写真です



辺りの
静かな農村





おのころ島神社の
大鳥居



おのころ島神社の
せきれい石




こちらは
石上神社への入り口
なんと
女人禁制!






女性は
鳥居をくぐらず
横の細い道から。。。



舟木石神座




播磨國石乃寶殿

2016年06月26日 | 聖地

日本三奇の一つと言われる
兵庫県生石神社の「石乃寶殿」












神代の昔
大穴牟遅(おおあなむち=大国主命)と
少毘古那(すくなひこな)の二神が
天津神(あまつかみ)の命を受け
国土経営のため
出雲の国より
此の地に座し給ひし時

国土を鎮めるに相応しい
石の宮殿を造営せんとして

一夜の内に工事を進めらるるも

工事半ばなる時

阿賀の神一行の反乱を受け

そのため
二神は山を下り

神々を集めてこの賊神を鎮圧したが

夜明けとなり
この宮殿を正面に起こすことができなかった


時に二神のたまはく

たとえ此の社が未完成なりとも
二神の霊はこの石に籠り
永劫に国土を鎮めんと
言明せられた


以来
この宮殿を石の寶殿
鎮の石室と言はれて居る所以である

(「生石神社略記」より抜粋)



城南宮の神苑

2016年06月12日 | 聖地

梅雨の晴れ間に
方除の大社として有名な
「城南宮」に行ってきました

神苑には
「源氏物語」に登場する
百種類以上の植物が
植栽されているそうです


今の季節は
お花は少なかったですが
新緑の美しさを愛でながら
散策しました

苑内の茶室では
巫女さんにより
お抹茶がふるまわれました

正に
「神の苑」に足を踏み入れたかのような
豊かさと美しさと清らかさに

心を洗われる気持ちがしました
























伊勢神宮の磐座

2016年01月24日 | 聖地


伊勢神宮へお参りにいってきました

出かける前日
本棚においてあった
『知られざる杜のうち 伊勢神宮』(矢野憲一著・角川選書)に
ふと目がとまり
鞄の中に入れました


行きの近鉄電車の中で
この本を読んでいた時

とても気になる箇所がありました


それは
伊勢神宮の磐座について書かれた文章です


「磐座」(いわくら)とは
古神道における信仰の対象となった
大きな岩のことです

伊勢神宮には
内宮に天照大御神
外宮に豊受大御神が
それぞれ祀られていますが

それらの神々が鎮座する以前に
太古の昔から
そこに信仰の対象としての
磐座が存在していたということに

私は
とても興味をひかれました


是非
その場所に行ってみたいと思いました


本に書かれた情報をもとに
その場所へと向かいました


そこは
初詣で大勢の人々が行きかう参道とは
うってかわって
人気のないひっそりとした場所でした

見上げると
本当に
はっとするような
大きな磐座がありました








その磐座の上まで
山道を歩いて上がってみると

そこには
少し開けた場所がありました




ここがきっと
本に書いてあった
「山口祭」が
行われた場所なのだと思いました


「山口祭」とは
20年に一度
御遷宮の折に
「その用材を伐る
御杣山(みそまやま)の入り口に坐す神に
木をいただく旨を申し上げ、安全を祈る祭り」
なのだそうです


本の著者は
「おそらくここで
縄文時代からの
原始の太陽信仰が
なされていたのではなかろうか」
と記しています



これまで
何度かお伊勢さんにお参りに訪れたけれども
初めてこの場所に導かれたことは

私にとって
何か特別な意味のあることのような気がして
有難い気持ちでいっぱいになりました




天河は不思議な所

2015年09月23日 | 聖地

私が
天河神社のことを知ったのは
今から16年前
1999年の9月でした

不思議な偶然に導かれて
初めてその地を訪れたのは
その翌月の10月5日


何の予備知識もなく
訪れたその日は

「火渡り」の神事が行われる日で
思いがけず
私も「火渡り」に参加したのでした


あれから16年が過ぎ
その間
私の人生にも
色々なできごとがありました


そして
この度
【北山茶露音】という
新たなステージを開くにあたり

今一度
天河弁財天に
お参りにいきたくなり
ふらりと出かけた天河に

またしても
有難い偶然が待っていました




今回は
何となく朝早くお参りしたくて
近くの洞川温泉に前泊していました


夕食時間に
宿の方に何気なく天河神社のことをお尋ねしたら

なんとその晩
龍村仁監督の映画「地球交響曲第八番」の
試写会が行われるとのこと


実は16年前
私は
映画「地球交響曲」を見た後

龍村監督との出会いをきっかけに
天河神社に導かれたのです


今回の試写会は
事前の申し込みが必要だったらしく
既に満席とのことでしたが

翌日には

監督のトークと
映画に出演された
ヴァイオリニスト中澤きみ子さんの
コンサートが開かれるとのこと


何という巡りあわせでしょうか!
 



翌日の朝
コンサートの始まる
1時間以上前に
天河神社に参りました

演奏会場は
前日映画の試写会が行われたという
能舞台でした


演奏された楽器は
東日本大震災の
瓦礫の中の木から
作られたヴァイオリン


きみ子さんのご主人で
ヴァイオリン製作者の
中澤宗幸さんが作られた楽器なのだそうです


ヴァイオリン演奏の後
舞台で
龍村監督と
映画の出演者の方々とのお話がありました



終わってから
「地球交響曲第八番」のパンフレットに
監督のサインをいただきました


新たな門出を
応援していただいているような気持ちに
なりました



お伊勢参り

2015年05月06日 | 聖地

今日は
お伊勢さんにお参りに行ってきました


一度乗ってみたいと思っていた
「特急しまかぜ」に
初めて乗りました



倣いに従って
お参りは「外宮」から


豊受大神宮(外宮)



直通バスで「内宮」へ

平成25年の式年遷宮の際に
たて替えられた
真新しい鳥居をくぐります



五十鈴川にかかる宇治橋

日常の世界から神聖な世界へのかけ橋といわれているそうです




皇大神宮(内宮)



篠島

2015年03月22日 | 聖地

昨日は”春分の日”

この土日は
正に新しい春の訪れを実感する
うららかな休日となりました


名古屋の実家に立ち寄った足で
知多半島の内海に一泊し

今日は師崎から船に乗って
篠島に行ってきました




夏には海水浴客でにぎわうという砂浜

潮風を受けながら
砂浜を散歩しました


向こうの方で
十数人の若者が集まって
何やら一人ずつ
海に向かって叫んでいました



同じ学校の卒業生なのか
4月からの新しい職場の仲間なのか
わからないけれど

「がんばるぞ~!」みたいなことを
海に向かって叫んで
お互いにエールを送っているようでした



その一団が立ち去った後
砂浜を歩きながら
私も海に向かって叫びたくなりました



「私は○○○○○になりま~す!」


と太平洋に向かって
大声で宣言したら
とても良い気持ちになりましたwink




神明神社  

伊勢神宮の御用材で
二十年毎に建て替えられているのだそうです



八王子社

神明神社の古材でもって
やはり二十年毎に建て替えられるのだそうです






赤目四十八滝

2015年01月26日 | 聖地

週末に
三重県に出かけ
赤目四十八滝に行きました


この場所を訪れたのは
3回目です


1回目は
両親に連れられていった
小学校低学年の頃



「赤目四十八たきに行って」
という作文を書いたことを
覚えています



どんな作文だったのかは
はっきり覚えていませんが
「たきがたくさんありました」
「かぞくでおべんとうをたべました」
みたいなことを
書いたのでしょう


正直に言って
子供の頃は
滝そのものに
何か特別な感動を覚えるということは
なかったように思います



2回目は
結婚後に
やはり両親と共に
妹の家族も一緒に出かけました


当時
まだ幼かった息子たちや姪っ子たちが
元気に走り回っていたのを
思い出します


その時は
滝を見て何か感じたか・・・

自然の美しさを楽しみつつも
にぎやかな幼子たちが
はしゃぎ回ってころびはしないかと
そんなことばかりに
注意を払っていたような気がします


そして3回目

昨日は
昨年結婚した息子夫婦と共にでかけました


前を行く息子たちの後ろ姿を見ながら
若い二人が
これからも幸多かれと祈りつつ
夫のあとをついて歩いていくと

やがて
ゴーッと音が聞こえ

真っ白なしぶきをあげて
流れ込む滝が
目の前に現れました




「ゆく川の流れは絶えずして
しかも
もとの水にあらず」



水しぶきの一つひとつに
目の焦点を合わせると

それは思いのほか
ゆっくりとスローモーションで
滝つぼに向かって落ちてゆきます


それはあたかも

これまでの人生で
絶え間なく起こってきた
数々のできごとのように感じられました



一つひとつの水しぶきは
二度と元には戻らず
川となって容赦なく
下流へと押し流されてゆきます


すべては
過ぎ去ってゆく・・・・


しかし
その一方で

滝そのものは
力強い音をたてて

厳然と存在し
絶えることなく
流れ続けている!


その滝の姿に

私は深いやすらぎを感じました


すべては移りゆく


しかし
すべての出来事は
泡沫(うたかた)である一方で


「私」という存在は

昔も今も
確かにここに在る



私の60年近い人生は
この滝のごとくに存在し


そして
今もまだ
音をたてて流れ続けている


まさに

「動中静あり」



そんなことを思っていると

心の底から
言葉にできないほどの
深い感謝の思いが
沸きあがってくるのを
感じずにはいられませんでした


   






近江の安養寺と金勝寺

2014年06月09日 | 聖地

週末に
近江に出かけ
二つのお寺を訪ねました

東方山安養寺

もう一つは

金勝寺

いずれも
白洲正子さんが
この一帯を好んで
巡られたお寺だそうで
その足跡をたどってみることにしました


東方山安養寺


東方山安養寺は
栗東市にあります

開創は聖武天皇の時代 天平12年で
開基は東大寺初代別当の良弁僧正

中興開基は弘法大師だそうです

京都や奈良のお寺と違って
参道を歩いていても人っ子ひとりおらず
境内は雨に濡れた新緑に囲まれて
静かなたたずまいでした



庭の拝観を希望の方は
インターホーンでお知らせくださいと
書かれていましたので
ピンポーンと鳴らして少し待っていましたら
ご住職が現れました

少しお待ちくださいとおっしゃるので
待っていますと

庭の掃除をなさっていたと思われる恰好の
女性が出て来られました

庭の結界をはずして
中に通してくださり
後をついていきますと
本堂と観音堂の鍵も開けて
その中まで入らせて下さいました


思いがけないことと
感謝しつつ

御本尊の薬師如来や
観音菩薩などの仏様を
ありがたく拝ませていただきました


帰り際に
ご案内の女性が
突然

「あなたは良いお顔をしていますね 
観音様です」と
おっしゃって下さり
びっくりしました

私が
胸に手をあてながら

「いやいや ここ(心)には
色々あるんです・・」

と申しますと

「いいえ 何もありませんよ」

と優しくおっしゃっていただき
思わず涙がでそうになりました


その女性こそ
観音様の現れではないかと
ふと思いました





こちらは金勝寺(きんしょうじ)

栗東市金勝山(こんぜやま)山中にある天台宗のお寺です

こちらも
天平5年 聖武天皇の勅願によって
良弁僧正が開基したのだそうです



深い山中の境内を
仁王門から本堂
そして
虚空蔵菩薩堂へと歩いて回っていますと

山の精気によって
身も心も
清められるような気がして参りました







唐古・鍵遺跡

2013年08月26日 | 聖地


「出雲と大和  古代国家の原像をたずねて」
(村井康彦 岩波新書)

この本の著者が
邪馬台国の卑弥呼が住んでいたのではないかと
考えている 
「唐古・鍵遺跡」(奈良県磯城郡田原本町)に
行ってきました



「唐古・鍵遺跡」は
稲作農耕の始まった弥生時代を代表する
環濠集落の跡と言われています

この場所で
約600年間継続したムラは
近畿地方の中核集落と考えられているそうです


村井氏が述べておられるように
ここが卑弥呼王宮があったかどうかは
断定することはできないようなのですが
この場所に2000年ほど前に
人々が住んで生活していたことは確実です


楼閣を描いた土器片
(看板にあった土器の写真を
雨の中撮ったので濡れています)

2層の屋根
渦巻状の棟飾りや
3羽の鳥(逆S状の線)が
描かれています




楼閣を描いた絵画土器に基づいて
復元された楼閣です


東西の欄干にそれぞれ
土器に描かれた3羽の鳥が見られます


実は
ここへ出かけた昨日の朝のことですが

家の玄関の前の電線に
3羽の鳩が

まるで”おしくらまんじゅう”でも
しているかのように
互いによりそってとまっていました


鳩を見かけることは
別段珍しいことではないのですが
三羽がぴたりとよりそって
とまっている様子が
あまり見慣れない光景だったので
夫と二人で
あの鳩たち何をしているんだろうね・・・と
しばらく見ていたのです


そんなことがあったので
土器に描かれた三羽の鳥を見た時には
なんだか不思議な気持ちになりました


この土器の実物は
唐古・鍵考古学ミュージアム↓に
展示してありました