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愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

東本願寺

2020年02月27日 | 聖地



今日は京都の錦市場へ
お茶事のための買い物に出かけたのですが
その帰りに
東本願寺に立ち寄りました


先日23日の深夜
夫の父が
満九十歳で永眠いたしました


入院する一日前まで
大好きなお酒を嗜み

「私がお酒を飲まなくなったらご臨終だ」と
いつも言っていたそうです


今月13日に入院し
病院のベッドで
「もう十分生きた いい人生だった」と
義母に語ったそうです


私がお見舞いに行った時には
目を閉じている義父の手をさすっていたら
「いい嫁さんだった ありがとう」と
何度も何度も言ってくれました

その後で
「私が結婚したわけではないが・・」と

病床にありながら
いつものジョークを忘れず
周りを和ませてくれる義父でした


亡くなる一週間前には

「おじいさんは日曜日まではもたん」と
自ら宣言し

その日曜日の深夜に
家族に見守られながら
静かに息をひきとりました



用意周到な義父は
自分の亡き後のことを
何から何までしっかりと記帳していました

お通夜と告別式のBGMには
義父の希望した
ベートーベンの「田園」と
ウィンナーワルツが
明るく軽やかに流れていました


告別式の最後のお別れは
音楽の好きだった義父のために
参列者全員で
「いい日旅立ち」を歌って

本当に明るく送り出すことができました


残された87歳の義母も
泣くどころか
笑顔で「いい葬式だった!よかった」と言って
喜んでいました


本当に寂しくなるのは
もう少し先かもしれませんが
今は義母が元気で前向きでいてくれることも
とてもありがたいことです


夫の家は
浄土真宗大谷派なので

錦市場からの帰りに
ふと思い立って
本山の東本願寺にお参りし

阿弥陀様と親鸞上人にご報告し
感謝すると共に
義父の冥福を祈りました





神恩感謝の旅

2020年02月17日 | 聖地

二泊三日で
お伊勢参りと熊野詣でに
行って来ました

ゆくりなくも
龍神様に導かれたような?
感謝の旅となりました


出発した日は
朝から霧がかかっていたのですが
車の窓から見える山々にたなびく雲が
なんだかまるで龍のように見えるなあと思いながら
ぼんやり眺めていました



高速道路は順調に流れていたのですが
運転中の夫が
うっかり伊勢道に入り損ねてしまい
鈴鹿ICで高速を一旦降りることになりました

するとその時

「椿大神社」(つばきおおかみやしろ)
の看板が突然目に飛び込んできました

私は急に
椿大神社に行きたくなり
全く予定外でしたが
立ち寄ることにしました



椿大神社に来るのは3回目でした



ところが今回初めて
ここで思いがけず「龍神様」に出会いました



庚龍神社

御祭神は
黄龍龍神 白龍龍神  黒龍龍神


昭和55年(庚申)5月に
この御社殿が奉献鎮座されたことに因んで
庚龍神と命名されたそうですが

偶然にも
私たち夫婦が結婚したのが
その昭和55年5月であり
今年もまた
庚の年なので不思議なご縁を感じました




今回の旅では
お伊勢さんか
熊野三山のどこかで御祈祷をしていただくことを
考えていたのですが

導きを感じて急きょ
この椿大神社で御祈祷をお願いすることにしました


御祈祷の受付では
これまでのどこの神社よりも
丁寧に話を聴いて下さり
じっくり考えた結果
「神恩感謝」を
特別な願意とさせていただきました


御祈祷の前には
これまた
他では経験したことのないほど
丁寧なお祓いをして下さり
驚くと共に
とても有り難く思いました




なんと
境内のここにも龍神様が。。。「椿立雲龍神社」


思いがけない龍神様との出会いに驚きながら
椿大神社でのひとときを過ごした後
お伊勢さんへと向かいました



早朝の外宮参拝

静けさの中に
御門が開くギギーッ・・・という
音が荘厳に響きました




内宮

雨の中参拝するのは初めてでした



雨の日は雨ならではの
神秘的な風情が感じられました

お伊勢参りをすませた後
熊野へと向かいました


その途中
再び予定外の場所へと
導かれました・・・


①最初に立ち寄った
「熊野古道センター」で
日本神話に出てくる伊弉冉尊(イザナミノミコト)が
亡くなった後
熊野に埋葬されたと伝えられていることを知る

②次に立ち寄った
「熊野市歴史民俗資料館」で
伊弉冉尊(イザナミノミコト)が亡くなった後
熊野の「有馬」に埋葬されたと
日本書紀に書かれていることを知る

そして
民俗資料館のある場所が
図らずもその有馬町で
そのすぐ近くの「花窟(はなのいわや)神社」に
伊弉冉尊の御陵があることを知る


というわけで。。。



花窟神社を訪れました



境内に入るとお稲荷さんがありました
一応ご挨拶をと思い
進んでいくと

なんとその奥に・・・






黄金龍神!


龍神様を意識していたからなのでしょうか?

本当に不思議です


そして
また驚いたのがこちらです↓



高さ45mというご神体の岩窟

下の方に豆粒のように
写っているのは私です



感謝と驚きの一日を過ごして
熊野山中の宿に着き
ほっとして窓の外を見ると

山間に左の方からたなびいてくる雲が
龍神様に見えてきましたよ。。。(^_^;)



三日目の朝は
まず
熊野速玉大社へ行きました


木漏れ日が美しいです




ご神体の磐座を拝んで・・・

次に向かったのは那智大社です




しかしその前に
今回は龍神様に導かれているような気がしたので

那智大社のご神体である
那智御瀧を間近に拝むことにしました




鳥居の前でカメラを取り出すと
ちょうど神主さんと巫女さんが。。。








前の日が雨だったので
特に今日は水量が多く
勢いがあるとのことで
何だか嬉しかったです



予期せぬことでしたが
私が瀧の前に設えられた祭壇に到着するや否や
さきほど鳥居の所で後ろ姿を見た
神主さんと巫女さんにより
厳かに神事が始まりました

春の耕作始めにあたり
五穀豊穣を祈る
祈年祭という大切なお祭りなのだそうです


お供え物が御瀧の前に供えられ
お祓いと祝詞奏上のあと
巫女さんの舞が奉納されました

その神事にぴったり遭遇したのも
うれしい偶然でした



那智大社



熊野本宮大社

今年の漢字として
宮司さんが揮毫されたのは
「咲」という字なのだそうです

「咲という漢字は
巫女が両手を上げて舞う様子を
神々が見てほほ笑んでいる姿が成り立ちとされる」
のだそうです


いいなあと思い
「咲」と書かれたステッカーを買いました


龍神様に導かれ
神代の世界に遊んだ三日間を過ごし
再び現世へと戻って参りました

今回の旅を通じて
いつもどこかで必ず
神様に見守られていることへの確信が
より深まったような気がしています






最後までお読み下さりありがとうございました

貴方様にも
神様のお導きとご加護がありますように・・・


感謝(ー人ー)




樟葉宮

2020年01月13日 | 聖地



松の内もそろそろ明けて
本日はどんど焼に間に合うように
しめ縄飾りを外して
交野天神社へ持っていきました

お正月の賑やかさは静まり
境内は落ち着きを取り戻していました




交野天神社の裏手に
貴船神社に続く小道があります



貴船神社

ここには
水の神様である「高龗神」(たかおかみのかみ)と
この地で即位された
第26代継体天皇がお祀りされています




昭和34年9月26日
という日付に
ちょっとびっくり!

この日は
私の3歳の誕生日なのでした





くもらじな
ますみの鏡 かげそふる
くずはの宮の
春の夜の月


関白左大臣一条実経
(続古今和歌集)






大神神社

2020年01月12日 | 聖地


三輪山

幸魂(さきみたま)
奇魂(くしみたま)
守給へ 幸給へ
(まもりたまへ さきはへたまへ)



今日は奈良桜井にある
大神神社へ行ってきました

大神神社のご神体は三輪山です

太古より神が鎮まる聖なる山と
仰がれてきました

大国主神が
自らの魂を大物主大神の名で
三輪山に鎮めたことが
記紀神話に記されています


今日は
拝殿でお参りした後
三輪の神様の荒魂(あらみたま)を祀る
狭井(さい)神社に初めて行ってみました


狭井神社でお参りをすませて
帰ろうとしたら
すぐ横に山辺の道がのびていて
「至・桧原神社」と看板がありました


そういえば
さっきお昼を食べた茶店に
桧原神社の写真が飾ってあって
何となく気になって眺めていたことを
思い出しました


ふと導かれているような気がして
矢印に従って
山辺の道を歩くことにしました




ほとんど行き交う人のない
なだらかな山道を歩くこと30分



桧原神社に着きました

大神神社の拝殿にあるのと同じ
三ツ鳥居です


ここまできて
はたと気づきました


そう言えばここ数日
夜寝る前に読んでいた
「伊勢神宮 知られざる杜のうち」(角川選書)と
いう本の中に
ここ桧原のことが書いてあったのです



「日本書記」によると
古代において
三種の神器は
歴代天皇のお側近くでおまつりされていたが

第十代崇神天皇の御代に
疫病が大流行した時

「皇居の外に出て最もよい所におまつりすべし」
との託宣があり

最初におまつりされたのが
この桧原の地だったのです

その後
第十一代垂仁天皇の皇女の倭姫命(やまとひめのみこと)が
さらにもっとよい宮地を捜し求めて旅をされ
菟田(うた)の佐々波多(ささはた)の宮
それから近江・美濃を経て
最後に伊勢国に入り
現在の内宮の地にたどり着いたということが
記されていました


来月は
お伊勢参りを計画しています

それに先だち
ゆくりなくも
元伊勢と言われる
桧原神社に詣でることができたのも
まるで導かれていたようで
本当に不思議です





大和路にて

2020年01月04日 | 聖地

大和路の霊場を訪れて
精気を養ってきました


天河大辨財天社


木漏れ日が神秘的



龍泉寺








散歩の道すがら立ち寄ったコーヒー屋さん



心地よいジャズが流れていました


大峯山のゴロゴロ水を使った
こだわりのコーヒー

とってもまろやかで
冷えた身体が温まりました





橿原神宮



橿原神宮の末社 長山稲荷社




ここの木漏れ日が
また何ともいえない美しさ



万葉の時代からあるというため池





寒桜でしょうか



木々の間の日だまりに何かいます。。。





気持ちよさそうcat3zzz2




石上神宮









風格ある楼門の後ろに
拝殿とその奥に本殿が見えます


今回の旅は
早くから計画していたわけでなく
洞川温泉を予約したのは
12月31日でした

何となくふと
このお正月に天河に呼ばれているような
気がしたのです

でも
なぜか天河大辨財天に行った時
今回御祈祷してもらうのは
ここではないかも・・・


という気がしました


そして
夜になり宿でおふとんに入った時
石上神宮のことがふと頭に浮かび
スマホで検索しました


その中で
石上神宮について誰かが書いている記事に
御利益は「除災招福」「百事達成」
あるのを見つけました


これだ!

と思いました


そして本日
石上神宮にて心を鎮め
御祈祷をしていただきました








石清水八幡宮

2019年09月07日 | 聖地

一日のピアノのレッスンが終わって
夕方
家に向かって車を走らせている時

なんだか急に
石清水八幡宮に行きたくなって

交差点で
右に出していたウィンカーを
左に変えました




ここに来るだけで
なんだか
ほっとします

身の回りに
色々な変化が
起こっているような気がして

自分の思いだけで
コントロールすることが

しんどくなってくる


こんな時は
いつも
流れにまかせよう・・と思う


その流れが
清らかな流れでありますように。。。


そんなことを
神様に祈っていたら


突然
カラスたちが反応した


数羽のカラスが
頭上を右から左に
飛んでいった


俺たちにまかせろ!

なんて
言われたような気がして


何となく心が軽くなりました




門を出たところで
またカラスの声が聞こえたので
振り返ってみると・・・



ありがとう!















諭鶴羽山に登りました

2019年08月26日 | 聖地



淡路島の最高峰
標高607.9mの諭鶴羽山に登りました


諭鶴羽山の山頂を経由して
諭鶴羽神社まで歩きます


夏の間は
表参道は閉鎖されているとのことで
裏参道を登りました
12:30出発



写真で
しばらくお付き合い下さいませ



いきなり結構きつい登りです



文政十二年と刻んでありました



神倉神社

神代の時代
諭鶴羽神(イザナギ イザナミの神)の
乗られた鶴が
羽を休められたという
由緒ある場所だそうです



少しなだらかな所もあり
ほっとします



14:15頃
山頂に着きました

赤とんぼがたくさん飛んでいました



14:30頃
諭鶴羽神社に到着




原生林の中
ミンミンゼミとツクツクボウシの声が
響いていました

姿は見えませんでしたが・・・



鹿に遭遇しました

鹿さん
驚かせてごめんね



16:50頃
無事に登山口まで帰ってきました


久しぶりの登山でしたが
足が痛くなることもなく
戻ってこれて
本当にほっとしました

.........................

最後までご覧いただき
ありがとうございましたniko

明日から・・・

2019年08月25日 | 聖地


今朝も
北山緑地を1時間半ほど散歩しました

いよいよ明日
淡路島の諭鶴羽山に登ります

淡路島には
2年前にも行きました→「淡路島のパワースポット」

今回は
たまさか夫が淡路島のレストランのランチの招待券を
いただいたのですが
始めはあまり行く気になりませんでした


ところが
「淡路島 聖地」と検索してみたところ
諭鶴羽山の存在を知り
行ってみたくなりました

頂上付近に
第9代開元天皇が創建したという
古い神社があるそうです


片道3キロの諭鶴羽古道を
歩いてきます





熊野詣で

2019年05月01日 | 聖地

今年のお正月
地元の神社に初詣に歩いて出かけた時から
妙に烏の存在が気になっていました

行く先々で
烏が頭の真上を飛んだり
目の前を横切ったり・・・

時には
車の運転中にも
烏がまるで私を待ち構えているかのように
フロントガラスの前を飛んで
近くの電信柱に止まるのです


その頻度があまりに多いので
今年は夏休みあたりに
八咫烏で知られる熊野大社に
何年かぶりに行ってみようと考えていました


それとは別に
ゴールデンウィークには
名古屋の実家に帰るついでに
滋賀県の温泉に行く予定にしていたのですが・・・


海外に住んでいる息子夫婦が
5月末に帰国すると連絡があったために
滋賀の温泉はその時に息子達と行くことにして

ゴールデンウィークの4月30日から5月1日には
急きょ予定を変更し
気になっていた熊野に行くことにしました


それが
はからずも
平成から令和に変わるという
特別な日の熊野詣でと
相成りました




八咫烏の導きで・・・


まずは
熊野那智大社に到着



大きなおみくじ!



那智山の信仰の始まりは
神倭磐余彦命(=神武天皇)が
那智の瀧を神として祀られたことに
始まるとありました



それが
この那智の瀧です




こちらは
熊野速玉大社

熊野権現御垂迹縁起などの諸書によると
熊野三所大神は
「神倉山」に
最初に降り立ったのだそうです



こちらが
神倉山のご神体の巨岩
「ゴトビキイワ」



泊まった温泉宿の売店で
こんなお菓子が売っていました

熊野の聖地で
令和元年の朝を迎えたのも
何かのお導きのように思えてなりません



そして迎えた
令和元年5月1日の朝




熊野本宮大社に到着



御祈祷の申し込みをして
待合室で待っていましたら
今日は結婚式があるので
御祈祷はいつもの拝殿ではなく
本殿でいたしますがよろしいでしょうか?

と聞かれて
よろしいも何も
本殿に入れていだだけるなんて・・・と
内心感激でした


大鳥居の向こうが「大斎原」(おおゆのはら)です



熊野本宮大社は
古くは熊野川・音無川・岩田川の合流点にある
この「大斎原」と呼ばれる中洲にあったのだそうです

しかし
明治22年に水害によって
大きな被害を受けたため
現在の場所に遷座したのだそうで

江戸時代までは
川をわたってこちらの場所へと
お参りする人々が列をなしていたようです


境内は写真をとることは
できませんでしたが
聖地として
今もなお大切に守られていました



さて
八咫烏は日本神話において
神武天皇を
大和の橿原まで案内したとされています


今回の熊野詣では
令和元年の御大典に因んで

神武東征の足跡をたどるべく

浪速から熊野そして
吉野を経て大和へ入るという行程にしました



こちらは
熊野から橿原へ向かう途中
吉野の山里で
偶然立ち寄った
「賀名生(あのう)皇居跡」

600年以上前の南北朝時代に
南朝の行宮(あんぐう)となったという
堀家の屋敷は
ひっそりとした場所に
静かにたたずんでいました

今年の3月より
この家の中で
カフェをオープンしたそうですが

内装も特に手を加えた様子もなく
古い歴史を感じさせる趣があり
品の良い老婦人が
コーヒーとケーキを運んで下さいました
 


この旅の最後は
神武天皇の即位された
橿原宮で締めくくり
一路枚方に帰って参りました



熊野は
「生きる力をもう一度いただく甦りの地」であり
「新たな出発の地」であると
いただいたパンフレットに書かれていました


烏に導かれて
ゆくりなくも
令和元年の1日に
熊野詣でをさせていただいたことに
あらためて感謝いたします

そして
今回の熊野詣でにより
授かったパワーを信じて

令和時代を
精魂込めて一途に頑張って
生きて参りたいと思います








多賀大社

2019年04月22日 | 聖地




滋賀県にある神社
「多賀大社」に行ってきました

多賀大社は
伊邪那岐命・伊邪那美命の2柱を祀っています

私は今回初めて訪れたのですが
偶然今日は
鎌倉時代から続いているという
年間の最重儀「古礼大祭」の日でした


このお祭りは「馬まつり」とも言われ
騎馬多数の供奉が行われるらしく
駐車場には沢山の馬達が待機していました





境内には朝から大勢の人が集まっていました




境内に
「寿命石」と言われる石があるというので
行ってみました

鎌倉時代
東大寺の再建を命ぜられた僧・重源が齢61の時
夢に天照大神が現れて
「多賀神いけば寿命を延ばせる」
と告げられ参詣したところ

二十年の寿命を授かり
ついに東大寺再建という大業を成し遂げたという由緒が
伝わっているそうです





私も
重源上人にあやかって
心願成就できますよう

授与所でいただいた白石に願い事を書き
寿命石の廻りに置きました



境内にある「寿命そば」というお蕎麦屋さん



「長寿のりそば」をいただきました!