こそだての扉 「涙~笑いの軌跡」

4人の子供を育てながら保育士として長年勤めています。その経験を涙と笑いで皆様に紹介していきたいと思います。

吃音

2016-08-20 15:08:47 | 育児

「吃音」とは“円滑に話せない状態”を言います。

「吃(きつ)」を広辞苑で引いてみると“耐えがたいほどにつらい”“窮屈である”などとあります。

先日「話すことがとても上手になっていた息子が、突然どもり始めたんです」と相談を受けました。

ママもパパもネットで原因を調べました結果、ストレスも一因だと言うことが分かったそうです。。

お家での様子をママがいろいろと話してくれました。

その話によると子どもに対するパパの対応を子ども自身が“窮屈である”と感じているようです。

「吃音」の症状を和らげる手段としてパパが対応を変えることも大切だとは思います。

しかし、それ以上に大切なことは両親が“二人揃って”子育ての方法を常に振り返ることです。

吃音に限らず乳幼児期にある子どもの後天的な問題行動は、ほぼ100%と言っていいほど両親の対応に原因があると私は思っています。

子どもを、いや「人」を育てるって本当に大変なことです。

だからこそママとパパが常に話し合うこと、力を合わせることをお勧めします。




日光浴

2016-08-03 03:15:57 | 育児

最近、乾物作り用のネットを購入し干し野菜作りに挑戦しています。

干し野菜の一番のメリットは「栄養価が高くなる」ことです。

干し野菜にすることで“ビタミンD”が高まります。

勿論、その他の栄養素も。

オクラは半日干して味噌汁に、椎茸はしっかりと干して密封容器などに入れ冷蔵庫に。

太陽の光は偉大です。

昨今、紫外線は、とかく悪者にされる傾向にありますが、子どもにも程良い日光浴は必要?

人は日光浴をすることででも、ビタミンDが体内に作られるそうです。

ビタミンDはカルシウムを吸収するのに必要な栄養素です。

ずっと長生きしてね

2016-08-01 00:38:18 | 育児

長男は今年社会人4年生。

只今、夏休み中で一人暮らしの日本海側より帰省中である。

タダ食いや!と私に言われ、それなら!と毎日の夕食作りは彼の役目となった。

それに加えて近所に一人暮らしのばあちゃんの様子も毎日見にいってくれている。

「お年寄りって、長生きしてねって言ったら元気に生きるねんて」と長男。

「小学校の運動会の日、水筒持って来て!とじいちゃんに頼んだのに忘れて来たから、腹が立って“死んでしまえ!”って言ってしまった。そしたら、ほんまに死んでん・・・」

今まで、そんな話聞いたことなかった。夫の父(じいちゃん)が亡くなったのは長男が小学校5年生の9月。

死因は大動脈破裂。でも、自分の言葉のせい・・・と胸を痛め続けていたのかと思うと・・・可愛いやら、可愛そうやら。

だから・・・ばあちゃん(夫の母)には、いつも「長生きしてな」と言い続けたい。自分だけ遠く離れて暮らしているので今は、その分も毎日ばあちゃんを見守り続けたい。

そう語る息子を見て、よくまあ、いろいろ考えて大きくなったものだと嬉しくなった。