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蛍の里日記

~蛍の里での農作業日記~

今年の暑さは異常です

2008年07月27日 | 農作業日記
まだ7月だと言うのに、毎日35度越えの日が続いてます。

外作業の農業者にとって、11時頃から3時頃までの暑さは殺人的ですね。飲み物を持たずに作業していたら、絶対熱中症で倒れてしまうでしょう。

例年なら、8月の5日頃から35度を超えてくるのに、今年はもう10日ほど前からこの暑さです。この分だとまだ20日以上は耐える日が続くんでしょうね・・・。

今年の天候だけが異常なのか?地球温暖化の影響で暑くなっているのか?わかりませんが、昔より確実に夏が暑くなっているのは事実ですね。

私が子供のころは、35度を超えたらニュースになってました。
今なら、40度近くにならないとニュースになりませんからね。

と言っても、暑さで作物達も枯れたり、病気になったりする恐れがあるのでバテている場合ではありません。気を抜かずにこの暑さを乗り切って行きます!!

ブルーベリー

2008年07月21日 | 農作業日記
昨日は、知り合いのブルーベリー園(ローザンベリー多和田)へ子供達と遊びに行ってきました。
もちろん、目的は今が旬のブルーベリーの摘み取りです。

かなり、日差しが強く暑い日でしたが、山間にあるため風が吹くと気持ちいいところです。

お目当てのブルーベリーは、今が旬で甘くて美味しい実がゴロゴロとあります。
この農園、規模はかなりなもので、ブルーベリーは30種類4000本も栽培されています。スタッフも30歳前後と若くて気さくな人たちばかり(ブルーベリーへのこだわりはすごいですが)、うちのチビ達も何回か遊びに行ってます。

もし、夏休み子供達を連れて行く場所に困っておられたら、是非訪れて下さい。必ず満足しますよ!!

感想文

2008年07月18日 | 農作業日記
昨日、小学校の先生から感想文を頂きました。

先日、授業をしたことについて、生徒一人一人が書いた自記筆感想文です。
少し難しい話しもしましたが、感想文を読んでいるとみんながしっかりと聞いてくれて、私の話しが伝わっているのが良くわかりました。

少しですが、農業と言う職業に興味を持ってくれて、日本の農業について考えてくれることは、本当に嬉しいことですね。

これを機会に、来年も話しをして少しでも多くの子供に農業について興味を持ってもらいたいし、将来の職業の選択しに入れてほしいですね。

話しは、脱線しますが、私たちが小学校のころ(昭和50年代)って教科書に農業のことは書かれてなかったような気が・・・。あのころの社会の教科書は、工場の機械化による大量生産とかがクローズアップされてましたね。
遠足も工場見学が多かったですしね。


トマトの研修

2008年07月14日 | 農作業日記
今日は、午後からトマトの研修に行ってました。

この研修は、滋賀県の湖北地域振興局の農産普及課が主催されて、猛暑となってきた夏のトマト栽培の注意点と栽培農家(私も含む)の見学です。

普通の路地(野外)で作るトマトは夏が旬なので、暑さはあまり関係ないのですが、私みたいにハウスで栽培すると、ハウスの中は40度近くになります。

そうなると、いくら夏が旬のトマトでも、暑過ぎて障害が出てきます。
今日の研修は、暑さを乗り切るトマト栽培方法がテーマでした。
見学させてもらった農家さんは、本当に上手にトマトを作っておられます。私も見習うことが沢山ありました。

今日習ったことを、明日から取り入れ美味しいトマトを出荷したいと思います。

小学校で授業をしてきました

2008年07月04日 | 農作業日記
先日書いたように、小学校5年生の社会の授業で話しをしてきました。

事前に先生から聞いていた話しでは、教科者には日本の農業現状は高齢者の割合が高く、米価も下がってきていると言うことが書いてあり、子供達と話し合いをしたら農業の将来は衰退してしまうのではないかという意見がたくさん出たそうです。

そこで、私に農業の未来について、明るい展望を話して下さいとの依頼でした。

実際授業をすると、子供達で話し合ったことが10個ほどの質問となって私の意見を聞くという感じでした。

質問内容はと言うと、「何歳ですか?」から始まり「どれくらいのお米を作っているのですか?」「高齢者が多いことをどう思うか?」「農業のどんなところが魅力ですか?」など聞かれました。

それに対して、簡単な返事から少し難しいかなとは思いましたが、今の日本の農業をもう少し詳しく知ってもらった上で、私の考えを話してあげました。

そのあと、学校を離れ 私の農舎とトマトハウス,まくわ畑を見学に。

今回の授業をしてみて、私が話した内容を真剣にプリントにメモっている姿は嬉しいものでしたし、子供達なりに日本の農業に対して危機感を持っているのだと感じさせられました。

今、大人は食品の価格が上昇していると言うことに敏感ですが、日本の農業があと数年でかなりヤバい状況になるということ全く知らないでしょうし、考えもしないでしょう。

本当にこのような授業を受けて考えるべきなのは大人達なのかもしれません。
マスコミも物価上昇を騒ぐだけで、農業の将来がヤバい状態になっていることには触れませんからね。枝を見て幹を見ずですね。

写真は、農舍に見学に来た子供達です。