Eri's blog

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2021/03/31

2021-03-31 23:03:00 | 日記
「女帝 小池百合子」という本を読みました📗

結構分厚い本だったんですが、こういう本を読んだのは初めてかもしれません。

読んだ感想はまず父親がすごい人で本でも書いていましたが、「娘は父の被害者だった。だが、同時に父の創造物でもあった。時には父が娘の共犯者となって協力した。小池さんは蛇蝎のごとく嫌っていた。あの関係は、とてもひと言では説明できない」と小池事務所の関係者が言っていたそうです。

フェミニストの論客、田嶋陽子法政大学元教授は「小池さんは女の皮はかぶっているけれども、中身は男性だと思う。フェミニズムの世界では父の娘と言うらしく、父親に可愛がられて育った娘に多い。父親の持つ男性の価値観をそのまま受け入れてしまうので彼女たちは、女性だけれど女性蔑視の女性になる。男性の中で名誉白人的に紅一点でいることを好む。だから女性かといえば女性だけれど、内面は男性化されている」そうです。

同じような意見は福島瑞穂さんからも聞いたそうで、「女性議員が超党派で一緒に女性の問題を解決しようと集まることがあるんですが、小池さんはそういうところにはあまり参加しない。シスターフッド的な面があんまりない印象。自民党でも、たとえば野田聖子さんはシスターフッド的なんですが」と言っていたそうです。

田嶋陽子さんが大学の元教授だったことは初めて知りました。
3人名前が出てきましたが、濃い人が出てきたなと思いました😅

初めて知ったのは薬害エイズで名を挙げた厚生大臣の菅直人と鳩山由紀夫が新党さきがけを離党し、新たに民主党を結党したそうです。
最初から民主党だと思っていました🤭

あと小池さんは前からカタカナ言葉を使ってたんだなと思いました😅

最初は小池さんが可哀想と思うところもありましたが、その後は可哀想じゃなくなるくらいのことが書かれていました。

小池さんは本心で言っていたらの場合ですがいいことを言っているところもありましたが、協力する政治家によって考えが違っていて、日本を良くしたいというよりは自分が上に行ければそれでいいという感じでした。
すり寄っては、裏切って批判するという感じでした。

本では「彼女の発言や価値観は、その時々、誰に身を寄せているかで大きく変わる。彼女には国家観や理念はなかった」と書いていました。

あと本を読んでいる途中で思いましたが、結構騙されている人がいるなと思いました😅
前にどんなことがあったのか知らずに信じている人が多いなと思いました。


新型コロナ「正しく恐れる」2

2021-03-28 09:41:00 | 日記
新型コロナ「正しく恐れる」の続きです。

PCR検査は患者がほとんどいないような所でいくらやっても資源の無駄だそうで、検査は対象を絞ることが基本みたいです。

今考えられる有効な対策は3密回避、換気、屋内でのマスクです。

テレビに登場する専門家はだいたいいつも同じ顔触れで、いつも同じ人が同じことをしゃべっている。
それで日本国中のその意見だけに染まってしまう。
いつの間にかそれに抗えなくなっている。

過去の事例などを参照して考えると、コロナ禍と呼ばれる状態はおそらく2、3年は続くと考えられるます。ワクチンや何かの治療法が確立されるまで。
しかし、ここまで広がるような病気になってしまったからにはワクチンや薬ができても、それでこの病気をなくすことができません。インフルエンザを考えればわかります。

感染管理に関わることは一時的にはやらざるを得ないかもしれませんがこの先、社会的弱者を守るシステムは元に戻していくべきと書いていました。
感染を防ぐための新生活様式は必要だと思いますが、それは一時的なものであるべきです。
ずっとこれでいいの?と一つ一つ考えていかないと社会がおかしくなりますと書いていました。

コロナの影響もあるのかもしれませんが、日本だけでなく、他の国々もだんだんおかしくなっていると感じます。


新型コロナ「正しく恐れる」

2021-03-27 04:17:00 | 日記
新型コロナ「正しく恐れる」という本を読みました。 

質問に答えていたのは西村秀一という方でした。
国立病院機構仙台医療センターウィルスセンター長と書いていました。

まずは、PCR検査についてです。

PCRはポリメラーゼ・チェーン・リアクション(Polymerase Chain Reaction=ポリメラーゼ連鎖反応)の略です。

2009年の新型インフルエンザ流行の際もかなりPCR検査をやらされて大変だったそうです。
2009年の再現というか、もっとひどいことになるだろうなと。
感染が不安だから確かめたいというのまでPCR検査をやっていたら大変なことになるとは思っていたそうです。

PCR検査にはいろんな欠点があるし、検査キットの在庫もそんなにないんです。
本当に深刻な状況になったときに検査ができなくなる恐れがあります。
目詰まりだという批判がありますが、検査数を抑えたのは1つの賢い選択だったと思います。
ないものねだりをしてもしょうがないんです。
潤沢ではない検査キットを早急に使い切ってしまったらどういうことになるか。
将来のための備蓄を考えないといけない。
子供じゃあるまいし、隣の国がこうやっているから自分たちも同じにしなくちゃいけないとか、そういうロジックではダメだと思います。
自分たちの持っている資源を最大に活用するためには、どうしたらいいかを考えるのが大人の対応でしょう。
不安になる気持ちはわかります。でも日本全体のことを考えたときに、それで本当にいいのか。PCR検査のいろんな限界が分かっていて行うのと、全然理解せずにやみくもにやるのは違う話でしょう。
そこがわかっていない素人が検査をどんどんやれと、検査をしないのは悪であるかのようなことを言っている。
やみくもに検査をしなかったからこそ、軽症者で病院があふれかえって重傷者が手遅れになって亡くなっていくようなことが、結果的に避けられたのだと思いますと書いていました。

人的にも資材的にも余力があって、来院した患者を全部収容する能力があるのであれば、PCR検査をどんどんやればいいと思います。
病院は隔離目的ではなく、治療中心で動かさないといけません。
軽症者が重症になる場合もありますが問題は重症になったとき、あるいはその疑いが強くなったときのことです。

当初、政府はそういうことをきちんとわきまえていたのかなと思っていましたが、そのうち世論あるいはメディアの声に押されて、首相がPCR検査をどんどんやると宣言した。
PCR検査数が少ないのは政府の不作為のように野党もガンガン言い出し、政府批判の道具のように使われました。
資源と能力があるのならそういう戦略でよいと思いますが、そういう状況ではないのだから、それは戦略じゃないです。
先のことをまったく考えていないと書いていました。

PCR検査で感染の有無を全部診断できると考えるのは間違いで、偽陰性の問題があります。
実際は感染しているのに、発症する前の時期はなかなか検査で陽性にならないことがあります。
逆に、陽性の結果のように報告されても実は感染していない偽陽性だってあります。

PCR検査でウィルスが検出されたからといって、必ずしもそこに生きているウィルスがいるわけではありません。


2021/03/26

2021-03-26 09:31:00 | 日記
「武漢ウイルスと習近平帝国2020」の続きです。

最後は、尖閣諸島についてです。

中国のことを戦前の日本では一般に支那と呼んでいたそうです。

他国であれば強硬な態度で領海の外に出るよう警告するのですが、我が国は相手が国家であれば憲法により武力による威嚇すら禁じられているため限界があり、相手にそこを見透かされ、好き放題やられたというのが本当のところでしょう。
現状は、何とか現場の人間の努力で誤魔化しながら運用していますが、相手が本気でやってきたときには必ずボロが出ます。

そうなる前に一刻も早く法令を整備するべきなのですが、ここ最近の国会を見ると情けない限りで、日本国民の生命を蔑ろにする日本国憲法を何が何でも改正させまいと憲法審査会をサボっている国会議員はいったいどこの国の国会議員なのかと疑ってしまいます。
その国会議員を選んでいるのが我々国民なのですから、我々がまず反省しなければならないのですが、どうすれば法改正ができるのかを考えてみると、やはり我が国は民主主義国家ですから国民世論が盛り上がることが重要です。
この問題を取り上げるメディアは少数で取り上げ方が薄いため、多くの国民がこの事実を知らない、もしくは薄々感じていても認めたくないのか見て見ぬふりをしていますと書いていました。

1968年の国連アジア極東経済委員会(ECAFE)の海洋調査で尖閣諸島海域の豊富な海底資源の存在が明らかになったのだが、それ以来、中国は領有権を唱え始めたそうです。

日中友好外交の結果として、最近の中国国内における尖閣諸島をめぐる若者たちのデモは、単に尖閣諸島のみならず、かつての朝貢国・琉球を回収し、沖縄を解放せよとのスローガンが掲げられていることにも私たちは十全の注意を払わなければならなくなってきているのです。

当時は外務省もまたマスコミも、そして佐藤政権を引き継いだ田中政権下の内閣官房も、ほとんど聞く耳を持たずに日中国交を一挙に実現する方向に流れ込んでいったそうです。

その結果、ほぼ中国の意のままに操られて日中復交三原則を日中共同声明でも承認し、台湾を一方的に見捨ててしまったのです。
この拙速外交による台湾問題の大きなツケを今日まで残してしまっています。


尖閣諸島も土地の問題もそうですが、日本政府は特に自民党の親中派や公明党に遠慮していると思います。
最近、岸防衛大臣が尖閣諸島について「尖閣諸島は日本固有の領土。それ以外の答えは存在しません。」と素晴らしいツイートをしていました。
こういうことを言うのは当たり前だと思いますが、言う政治家の人たちが少なくて当たり前のことでもすごいと感じてしまいます。

中国に対して弱腰にならなければ評価が上がると思いますが、見て見ぬふりをして自分たちの都合のいいことだけをやろうとして日本のためにやっていない政治家の人たちが多いと思います。


2021/03/25

2021-03-25 09:10:00 | 日記
「武漢ウイルスと習近平帝国2020」の続きです。

次は、日中国交正常化についてです。

1972年9月29日、日中国交を一気呵成に果たした田中角栄首相は大平正芳外相とともに意気揚々と帰国しました。
息せききって訪中した田中首相や当時の外務省首脳がそんな合意を見抜く知識を持ち合わせるはずもなく、中国の意のままに操られて日中復交三原則を日中共同声明でも承認し、台湾を一方的に切り捨ててしまったそうです。

この拙速外交の大きなツケに、日本は今日も高い代価を支払わされているばかりか、それほどの代価を払ってきたのに中国側は日本に対する敬意や本物の友情を示すことは一切なかった。
日中国交樹立は、はたして正しい選択だったのだろうかと書いていました。

日中国交30周年では日中友好を称える一万三千人もの代表団が訪中したというのに、日本人の国民感情はすでに冷え切ってしまっていた。
中国毒餃子事件に見られたように、中国産の食品や漢方薬の危険が報じられたり滞日中国人犯罪の増加が重なったりしたことも大きな原因であったみたいです。

日中友好の美名に隠れた日中癒着の体質は、実は日中国交正常化以前から日本政府・外務省内に存在していたそうです。

対中国外交に関しては、どこの国の外交官なのかわからないような外務官僚が省内を跋扈し、いわゆるチャイナ・スクールと呼ばれるグループを形成してきていたそうです。

なぜこのような事態を招くことになったのかというと、まず外務省、とくにチャイナ・スクールの人々の歴史認識と思想性の欠如、そしてストラテジー(外交戦略)の欠如があげられます。
中国を刺激しないことが唯一の外交思想と考える人々に、中国に対して戦略的思考で当たる意識や気構えが生まれるはずがないと書いていました。

1977年に香港総領事に就任する前には内閣調査室次長でもあった野田英二郎氏は、やがて外務省推薦で文部省(現文部科学省)の教科書検定審議会委員となり、2000年10月には日本の教科書検定に中国寄りの歴史観を持ち込み、そのような歴史観を援用しようと様々に工作したことが報じられたそうです。

この歪んだチャイナ・スクールの伝統こそ、戦後日本外交における大きな過ちだったといえます。

チャイナ・スクールのピラミッド構造は、戦後日本外交に大きな害悪をもたらしたのみならず、政治家たちの日中癒着の構造をつくり上げた原因でもあるそうです。

彼らのバックアップによって田中、三木、大平、竹下、宮澤、橋本といった自民党政権の親中派の総理大臣の流れが綿々と引き継がれてきたそうです。


現在の日本の対中国外交に一貫して見られる「贖罪外交」「謝罪外交」「位負け外交」のルーツは、すでに1930年代に根を張りつつあったのであり、チャイナ・ロビーに誘導されやすい外務省の性癖としての対中国軟弱外交は、すでにこの時期にも始動していたそうです。

対中国低姿勢外交を主導してきたのは幣原喜重郎外相だったそうです。

文部省は1946年7月3日、文部大臣官房文書課長の支那の呼称を避けることについてと題する通知を省内各部局のみならず、公立私立大学、高等専門学校校長に宛て流布したのでした。
こうして我が国の新聞雑誌などのメディアのみならず、大学や専門学校などからも一斉に支那の呼称が消えていくのであるが、そのなかでも最も迅速に対応せざるを得なかったのが当時官立専門学校の一つであった東京外事専門学校でした。

なぜなら現東京外国語大学の前身である同校には明治初期の東京外国語学校(明治6年創立)以来の永い歴史と伝統を有する漢語学科、のちの支那科があり、当時も我が国の代表的な外国語専門学校として支那語を教えていたからでした。